OFFICIAL BOOTLEGのCDについて

6月3日 金曜日 大雨

まずは映像から。映像もほぼ1日おきに更新します。お楽しみに!

01.雨の後、路は輝く

 

今年のOFFICIAL BOOTLEG、昨日の18時から予約の受付を開始しています。たくさんのオーダーをいただいているとスタッフより報告がありました。とっても嬉しいでござります。まだすべての商品がNO REGRETS社に到着していないのですが、到着し次第、ネコの手を借りてアッセンブリー作業を開始します。

昨日はDVDの説明をしましたが、今日はCDっす。

昨年12/26に渋谷のduoで行われたツアー最終日を一枚にまとめたものです。「作品」と考えるなら、もう少し短くするのですが、DVDが磔磔の老舗の空気とミュージシャンの一挙手一投足を感じてほしいものだとするなら、このCDは音の世界の中で一本のライヴを見ているような、想像力が拡がる、そんな仕上がりを意識して、わたくすがひとつきかけてミキシングを施しました。

キッチンが、通勤通学途中が、ランニング中が、仕事場が、ライヴ会場になることを目指しておりますです。

コの間は年にたった一本のライヴしかできなかったのですが、今回は仙台→弘前→福岡→磔磔→磔磔→東京とライヴを積み重ねることができたので「奇跡の精度」が上がっていったのです。磔磔のDVDは目を開いて、このCDは目を閉じて、頭蓋の裏のスクリーンに映る風景を楽しんでもらえたら、嬉しいっす。

前半、落ち着いたとってもいい演奏をしています。でも、後半盛り上がりすぎてほころびる。そこも敢えて残してあります。だって、バンドだもん。

というのも。僕が高校生のときから聞き込んでいるストーンズの「LOVE YOU LIVE」。特にアナログでいうところのC面、エルモカンボ・サイドというカナダの小さなクラブで行われたライヴの演奏がとっても好きだったのです。これはストーンズの奇蹟と言っていいくらいバンドがスウィングしていて素晴らしい。ロックンロール・バンドの最高の形です。

昨年、その完全版がリリースされたのです。でも、あのC面に収録された奇蹟を超えるものはなかった。つまりストーンズはたっくさんのテイクの中から奇蹟だけを選んでいたわけです。

HWは素晴らしい演奏もしますが、稀にほころびます。そん大人気のなさもまたロックンロールだと。存分に愉しんでくださいまし!

なんと言っても。このジャケットがね!最高です。各人の特徴を絶妙に捉えてくれていると思います。

 

最高death!

発売日(19日)までクドめに宣伝しますが、悪しからず。今年のHWの浮沈がかかっておりますので、よろしくお願いします。ドシドシ買ってくださいまし!

――――――

【DVD+CD】OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 #010 発売決定!

2022年に開催されたHEATWAVEのツアーより、京都公演のDVDと、東京公演のCDをセットでパッケージした『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 #010』の発売が決定!
HEATWAVE3大アニバーサリーストア(通販)とライブ会場のみでの販売となります。
アートワークはナカキカクさんによる描き下ろし。DVD+CDに加え、そのアートワークをあしらったポストカード3枚とオリジナル封筒も付録します。

さらに、2023年6月19日(月)の発売日に先駆けて、早期予約の受付もスタートしました!
2023年6月18日(日)23:59までに通販サイトでご予約いただいたお客さまと、2023年6月17日、18日開催の横浜サムズアップ公演にて実施する先行販売にてご購入いただいたお客様には、早期特典として「カモネギシャチョーのカラオケCD-R」をプレゼント!
「雨の後、路は輝く」「荒野の風」「CARRY ON」「STARLIGHT」はヴォーカルレスバージョンとして、
さらに「明日のために靴を磨こう」「荒野の風」はギターレスバージョンとして収録。
音源に合わせて、ご自宅ライブをお楽しみいただけます。

特典は数に限りがありますので、早めのご予約と先行販売のご利用をお待ちしております!

==

HEATWAVE / OFFICIAL BOOTLEG SERIES
#009 #010 20221218 20221226
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS”

[商品概要]
・品番:HWNR-031/032
・価格:5,500円(税込)※送料無料
・発売:2023年06月19日(月)
・セット:DVD+CD+ポストカード3種+オリジナル封筒

[早期特典概要]
・特典:カモネギシャチョーのカラオケCD-R
・対象期間:2023年6月18日(日)23:59までに通販サイトでご予約いただいた方、または6月17日18日開催の横浜サムズアップ公演にて実施する先行販売でご購入頂いた方にプレゼント。
・収録内容:
01. 雨の後、路は輝く(VOX less)
02. 荒野の風(VOX less)
03. CARRY ON(VOX less)
04. STARLIGHT(VOX less)
05. 明日のために靴を磨こう(GTR less)
06. 荒野の風(GTR less)
※音源はすべて「TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT KYOTO 磔磔」より。

[ご購入方法]
HEATWAVE3大アニバーサリーストア(通販) ▶https://heatwave1979.stores.jp/
ライブ会場
▶2023年6月17日、18日開催の横浜サムズアップ公演以降

[通販概要]
・予約受付:2023年06月01日(木)18:00開始
・予約商品の発送:2023年06月19日(月)
※2023年6月19日(月)以降のご購入は順次発送

■DVD
OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 20221218
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT KYOTO 磔磔
01. 雨の後、路は輝く
02. PRAYER ON THE HILL
03. BLINK
04. ガーディアンエンジェル
05. INTERNATIONAL HOLIDAY
06. 安里屋ユンタ
07. CARRY ON
08. 千の夜
09. 私がこの世から消える日
10. コンプライアンス
11. FREEDOM
12. BOHEMIAN BLUE
13. 明日のために靴を磨こう
14. 荒野の風
15. STARLIGHT
16. ツアースタッフ密着ドキュメント”over the thousand days”(約20分)

■CD
OFFICIAL BOOTLEG SERIES #010 20221226
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT TOKYO DUO MUSIC EXCHANGE
01. 雨の後、路は輝く
02. フリージア
03. PRAYER ON THE HILL
04. BLINK
05. 安里屋ユンタ
06. CARRY ON
07. 千の夜
08. FREEDOM
09. BOHEMIAN BLUE
10. 明日のために靴を磨こう
11. 荒野の風
12. STARLIGHT

HEATWAVE are
Ikehata Junzi (Drums)
Hosomi Sakana (Keyboards)
Yamaguchi Hiroshi (Vocal, Guitar)

All Songs Written by Yamaguchi Hiroshi
PRODUCED BY HEATWAVE

<商品の発送について>
定形外郵便では発送日より2日から4日程度でお客様のポストへ配達される予定となっておりますが、土日祝日を挟む場合(土日祝日は定形外郵便の配達が無い為)や天候、交通状況により追加で1日から2日程かかる場合があります。

また、ご購入頂きました商品が郵便受けに投函できない場合やご不在の際は不在票が投函され最寄りの郵便局へ保管されますので、再配達のご依頼をお願い致します。

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

今年のOFFICIAL BOOTLEGシリーズ、予約受付開始!!!!!!

6月1日 木曜日 晴れ

ぱんぱかぱーん!まずはこれを見てください!

01.雨の後、路は輝く

それと、これも!わたすはこの絵がナカキカクさんから送られてきたとき、椅子から転げ落ちました。最高!これ元気出る。笑。

 

 

 

今年のOFFICIAL BOOTLEGシリーズ、ようやく予約を受付開始です。ほぼ、半年もお待たせしてすいません。そのかわり、例年になく楽しめるものを根性入れて作りました。物価高の折り、価格もにゃんとかギリギリまで抑えました。ぜひ、ゲットしてくださいまし。

オフィシャルな発売日(発送日)は6/19ですが、本日、この時間から予約できます。詳細はこちらを。送料もほぼ実費のみに設定しました。6/17,18の友部正人さんとの横浜でのライヴでもフラゲ可能です。その場合も「早期特典」つきですので、ご心配なく。

えっと。むっちゃ内容が濃いので、数日に渡って、中身をわたすがご説明いたします。

まず、内容です。

1. 昨年12/18に行われたHW「京都磔磔」公演のカヴァー曲を除くすべての曲の映像を記録したDVD(スタッフによるツアー密着ドキュメントつき)。

2. 12/26に渋谷duoで行われたHW公演を記録したCD。

3. 今回、カヴァーアートをお願いしたナカキカクさんによるすんばらしい絵葉書(3枚組)。

4. それらが透かしのジャケットに収められています。(わかりにくいけど、かっこいい)。

5. さらに早期予約特典として、「カモネギシャチョーのカラオケCD-R」。歌とギターでHWに参加してストレス発散してください。かなりの数を作ってますが、数に限りがあるので、なるはやでゲットしてください。

6. それから発売されたら、ひっさしぶりぶりにインスタライヴもやろうと思ってます!

って感じです。詳細はサイトか、このblogの文末のオフィシャルなアナウンスを参照してください。えっと、詳細を書くとクドすぎるので、今日はまずはDVDのことを僕の言葉でお伝えします。

———————

 

正直、あんまり映像に興味はないのです。でも、時代はそうじゃない。youtubeには映像が溢れてるし、HWも映像作品を出してほしいという声がたくさん届いてました。昨年のツアーはコロナを乗り越え、音楽を奏で、楽しむ、本来の歓びに満ちたものでした。これは記録しておいた方がいいと思ったのです。

京都の磔磔は、同じく京都の拾得と並んで、日本一の歴史を誇ります。そこには音楽の神様が棲んでます。名前は聞いたことがあるけれど、行ったことがない、行ってみたい、という人もたくさんいると思います。

磔磔もコを生き延びるために、ものすごい努力をしていたのです。これはテレビのドキュメンタリーにもなっていたので、観た人もいるか、と。観客を入れられない間、彼らはド素人から映像の勉強を始め、ついにはものすごい数のマルチカメラで配信できるようになって、コをやりすごし、老舗を守ったのです。

その音楽愛(磔磔愛かな)にとてもこころを動かされました。

彼らがHWを撮りたい、と。とっても嬉しかったです。LIVE AT 磔磔って特別じゃないすか。しかも磔磔のスタッフが撮影してるんす。

で、その映像を見て、ビビりました。フツー、俯瞰の映像ってものがあるんです。全体を捉えたものが。それがほぼない。笑。全部のカメラがメンバーを舐め回すように超至近距離から撮影しています。メンバーの鼻毛の数(じょうだん)までわかるんじゃないか、的な。撮影されてるときも思ったんすよ、これ近すぎないかって。笑。

最初はこれはお蔵入りにしようか、と思ったんす。なにせ、近すぎる。イメージを喚起するにも近すぎる。笑。でも、見ているうちに気持ちが変わっていったのです。これはいわゆるプロのカメラマンには撮れない、と。磔磔愛、HW愛、音楽愛に満ちてるなぁ、と。

HWファンには普段見ることのできない至近距離で魚ちゃんが何をやっているのか、どうしてベースの音が聞こえるのか、池畑さんの細かいスティックさばきまで、見ることができます。これはリリースしなきゃバチが当たる。笑。

長年のファンも喜んでくれるんじゃないか、と。愛しかないんだもん。クドイけど、それがいい。笑。

みんなの家が磔磔になります。ぜひ爆音で楽しんでください。興味を持ったら、いつか磔磔に行ってみてください。そんな作品です。

音はもちろんマルチトラックで磔磔のスタッフによって録音され、わたくすがほぼひとつきかけてミックスしました。いい音です。

明日はCDのことを書こうかな。

透かしのジャケットに入ってる感じはこんなイメージです。

 

今年のHWの浮沈がかかってるんdeath!根性入れて作ったんで受け取ってね。よろしくたのんます!

——————

【DVD+CD】OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 #010 発売決定!

2022年に開催されたHEATWAVEのツアーより、京都公演のDVDと、東京公演のCDをセットでパッケージした『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 #010』の発売が決定!
HEATWAVE3大アニバーサリーストア(通販)とライブ会場のみでの販売となります。
アートワークはナカキカクさんによる描き下ろし。DVD+CDに加え、そのアートワークをあしらったポストカード3枚とオリジナル封筒も付録します。

さらに、2023年6月19日(月)の発売日に先駆けて、早期予約の受付もスタートしました!
2023年6月18日(日)23:59までに通販サイトでご予約いただいたお客さまと、2023年6月17日、18日開催の横浜サムズアップ公演にて実施する先行販売にてご購入いただいたお客様には、早期特典として「カモネギシャチョーのカラオケCD-R」をプレゼント!
「雨の後、路は輝く」「荒野の風」「CARRY ON」「STARLIGHT」はヴォーカルレスバージョンとして、
さらに「明日のために靴を磨こう」「荒野の風」はギターレスバージョンとして収録。
音源に合わせて、ご自宅ライブをお楽しみいただけます。

特典は数に限りがありますので、早めのご予約と先行販売のご利用をお待ちしております!

==

HEATWAVE / OFFICIAL BOOTLEG SERIES
#009 #010 20221218 20221226
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS”

[商品概要]
・品番:HWNR-031/032
・価格:5,500円(税込)※送料無料
・発売:2023年06月19日(月)
・セット:DVD+CD+ポストカード3種+オリジナル封筒

[早期特典概要]
・特典:カモネギシャチョーのカラオケCD-R
・対象期間:2023年6月18日(日)23:59までに通販サイトでご予約いただいた方、または6月17日18日開催の横浜サムズアップ公演にて実施する先行販売でご購入頂いた方にプレゼント。
・収録内容:
01. 雨の後、路は輝く(VOX less)
02. 荒野の風(VOX less)
03. CARRY ON(VOX less)
04. STARLIGHT(VOX less)
05. 明日のために靴を磨こう(GTR less)
06. 荒野の風(GTR less)
※音源はすべて「TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT KYOTO 磔磔」より。

[ご購入方法]
HEATWAVE3大アニバーサリーストア(通販) ▶https://heatwave1979.stores.jp/
ライブ会場
▶2023年6月17日、18日開催の横浜サムズアップ公演以降

[通販概要]
・予約受付:2023年06月01日(木)18:00開始
・予約商品の発送:2023年06月19日(月)
※2023年6月19日(月)以降のご購入は順次発送

■DVD
OFFICIAL BOOTLEG SERIES #009 20221218
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT KYOTO 磔磔
01. 雨の後、路は輝く
02. PRAYER ON THE HILL
03. BLINK
04. ガーディアンエンジェル
05. INTERNATIONAL HOLIDAY
06. 安里屋ユンタ
07. CARRY ON
08. 千の夜
09. 私がこの世から消える日
10. コンプライアンス
11. FREEDOM
12. BOHEMIAN BLUE
13. 明日のために靴を磨こう
14. 荒野の風
15. STARLIGHT
16. ツアースタッフ密着ドキュメント”over the thousand days”(約20分)

■CD
OFFICIAL BOOTLEG SERIES #010 20221226
TOUR 2022 “OVER THE THOUSAND DAYS” / LIVE AT TOKYO DUO MUSIC EXCHANGE
01. 雨の後、路は輝く
02. フリージア
03. PRAYER ON THE HILL
04. BLINK
05. 安里屋ユンタ
06. CARRY ON
07. 千の夜
08. FREEDOM
09. BOHEMIAN BLUE
10. 明日のために靴を磨こう
11. 荒野の風
12. STARLIGHT

HEATWAVE are
Ikehata Junzi (Drums)
Hosomi Sakana (Keyboards)
Yamaguchi Hiroshi (Vocal, Guitar)

All Songs Written by Yamaguchi Hiroshi
PRODUCED BY HEATWAVE

<商品の発送について>
定形外郵便では発送日より2日から4日程度でお客様のポストへ配達される予定となっておりますが、土日祝日を挟む場合(土日祝日は定形外郵便の配達が無い為)や天候、交通状況により追加で1日から2日程かかる場合があります。

また、ご購入頂きました商品が郵便受けに投函できない場合やご不在の際は不在票が投函され最寄りの郵便局へ保管されますので、再配達のご依頼をお願い致します。

カテゴリー: 未分類 | 10件のコメント

31years !

5月31日 水曜日 曇り

本日2度目の投稿!笑。

1992年にリリースした「陽はまた昇る」のアナログ化のために、ソニーの乃木坂スタジオにてマスタリングと編集作業。

まず、とっても嬉しかったのは。

アナログのマスターテープが現存していたこと。それをマスタリング・エンジニアの酒井くん(HW作品を数々手がけてくれている素晴らしいマスタリング・エンジニア)が静岡の倉庫から取り寄せて、オーブンで焼いて(古いテープは焼くのです)状態を確かめておいてくれたこと。

32年も経つと、管理が悪いとテープは思いきり劣化します。デジタルものはもっとヒドいことになります。でも、素晴らしい状態で残っていました。それゆえ、密度の濃い素晴らしい音だったのです。

スピーカーの間にくっきりと音が立ち上る。素晴らしい音、素晴らしい演奏、そんでもって若い声(苦笑)。でも音楽に込めた情熱が飛び出してくる。骨密度が濃い音です。思わず当時のエンジニアに電話しました。「素晴らしい仕事だよ、聞きにきなよ!」。でも、彼はちょうどロンドンに行くところでした。残念。

とにもかくにも。とてもこころを動かされました。歩んできた道は間違ってなかったと、32年前の自分達に教えられた気分です。

酒井くん、素晴らしい仕事をありがとう。カッティングの際に、エンジニアと聴きにいくつもりです。

一枚の盤に収めるために合計3分削りましたが、穴があくほど聞いてくれた人たちも違和感なく楽しめるエディットが奇跡的にできたと思っています。リリースは初冬かな。楽しみにしていてください。

 

「明日18時、お待ちかねの発表があります」

 

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

お知らせ

5月31日 水曜日 雨 

 5月も終わっちゃうね。トホホ。

 このblogはほぼ午前中に書いているのですが、6月は夕方(18時ごろかな)更新、あるいは不定期な時間に更新することになるかもです。つーのも、「明日、ようやくお待たせしてたことを発表」できるのですが、スタッフと話し合って、18時ごろにお伝えするのがいちばん効果的ではないか、と。この作品、HWの2023年の浮沈が関わっているので、大いに宣伝しなきゃなのです。NO REGRETS社、宣伝媒体はこのblogとわずかなSNSなので、ちょいとがんばって宣伝します。

 この作品は新しいファンに聞いてもらうというよりは、今までサポートしてくれたコアなファンが楽しんでくれるよう作られています。いろいろと根性入れて作りました。なので、楽しみにしていてくださいまし。

 今日はこれからアナログ盤のマスタリングでソニーのスタジオに行ってきます。その進捗もお伝えしなきゃなんで、今日は夜までにもう一度更新するかもです。

 てなわけで、応援よろしゅう!

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

梅雨と命

5月30日 火曜日 雨

こりゃ、梅雨っすね。

個人的に好きな季節じゃないし、海のそばに住んでると楽器の管理がたいへんです。湿気でやられてしまうので、除湿器とドライがフル稼働。でも、梅雨がないと育たない作物もたくさんあるしね。このあたりはなんと言っても、道ばたの野生の紫陽花の生命力がすさまじい。ランニングで毎日見かけてると、あっという間に成長して、あっという間に枯れていきます。圧巻です。

バイクに最適な時期って、実は一年のうちにわずかしかなくて、春と秋の「一瞬」だけなんす。今年の春はもう過ぎてしまいました。首のおかげであまり乗れなくてとっても残念。まぁ、仕方ないか。

ぜんぜん話は変わるんだけど、「自分で殺せないものは食ってはいけない」って考えはとっても理にかなっていて、オレは魚ですら怖くて触れないので、まったくもってヘタレで矛盾だらけだとつくづく。先日、マタギの方と話す機会があって、なんちゅーか、その口から語られるストーリーが凄すぎて、なにかを食するたびにその話が脳裏にひっかかってます。

すべての命は他の命の尸の上に成り立ってるってことすね。殺めることができないまでも、これは忘れないようにしなきゃと思うのです。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

JBの一拍目

5月29日 月曜日 雨

ジェイムス・ブラウン(以下JB)のドキュメントを見ました。あらためて、とんでもない人物だったんだなぁ、と。

生い立ちも凄まじいけど、バンドをひとつの方向にまとめあげる神がかり的な力、それにスピリットと時代との擦り合わせと軋轢とがあの「ファンク」を生み出したんだ、と。

若きブーツィー・コリンズへの「一拍目に気をつけろ、あとは好きにしていい」ってアドヴァイスがミュージシャンとしてはむっちゃ刺さりました。彼の音楽は猛烈なバックビートを内包してるし、ミュージシャン全員がそのノリを深く体現できるにも関わらず、敢えて「一拍目」に固執しているところがさすがのゴイスー。ファンキーであることとは、生き方、時代も含めて、こういうバックグラウンドから生まれてくるのか、と。

わたすが「一拍目」を意識していたのは10代までで、どうしてって、メンバーの力量がそこまでしかなく、いちばん簡単にまとまる方法で、デビューするにはコンテストで優勝するしかなかったんだけど、そこで考えたのです。「メリハリ、気合い、頭(一拍目のこと)」って。HW1982。笑。それで優勝をかっさらいましたが、音楽そのものはこけおどしで、お世辞にもディープとはいえなかった。以降、リズムはバックビートを豊かにたたえつつ、いかにシンプルに演奏するかってこと目標に。「一拍目」ががっつり合ってると、とりあえずインパクトはあるんです。例えはどうかと思うけど、軍隊の一糸乱れぬ行進みたいに。

そんな意味でJBが発する「一拍目」ってのは象徴的だったんすね。時代を生き抜くタフな力、とでも言い換えればいいのかな。音楽経験のない者も勢いで巻き込む力、というか。

これ、ブーツィーが一拍目を強力に意識しながらも、すでに絶妙なバックビートでベースを弾き始めてる映像。ギターはたぶん、彼の兄ちゃんかな。第二期JBバンドと言ってもいいのかな。グルーヴが出来はじめてる頃の演奏で、完成されてるのよりものすごく興味深い。

 

YouTube Preview Image

 

 

カテゴリー: 未分類 | 5件のコメント

お助けサイト

5月28日 日曜日 晴れ

身の回りのちょっとしたことで困ってること、ないすか?

わたすの場合、家のちょっとしたことなんだけど、素人の領域を超えていて、プロに頼もうにもどこで頼んだらいいのか、わからない、みたいな。トイレや水回りの不具合。あるいは玄関のインターフォンが壊れた、とか。電球が設置されているところが高過ぎて交換できない、とか。その電球が特殊すぎる、とか。庭木が大変なことになってる、とか。網戸が壊れた、とか。窓のパッキンが壊れた、とか、エトセトラ。

以前は自力で業者を探していて「うーん、そういうことはやってませんね」的な返答が返ってくることが多かったんすね。どうしてって、単価が安いからに他ならない。そこで信頼関係ができれば、きっと大きな仕事も頼んだと思うけれど、まぁ向こうの言い分もわからないわけじゃない。

で、そのようなことを解決するサイトを見つけたんす。決してわたくす回し者じゃありません。笑。「ゼヒトモ」ってサイトなんだけど、困っていることを入力すると、状況にフィットする近所のプロフェッショナルを複数提案してくれます。「依頼」を決定するまではサイト上でのやりとりなので、「営業」を受けることもありません。(ここ大事)信頼できそうな人(業者)を選んで、サイトでやりとりし(見積もりも含む)依頼して、作業してもらうことになります。

信頼できるかどうかはだいたいやりとりの中の誠実さでわかります。

いままで何度もお願いしましたが、みなさん独立したプロフェッショナルで、天晴れな仕事をしてくれました。そこで付き合いができると、今度はサイトを通さずダイレクトにお願いすることができます。

利用する方に料金はかからず、業者の方にわずかな手数料が発生することによって成り立ってる(たぶん)ので、なかなかに良心的かつ、ネットを善き方向に使ってると思います。独立して仕事をこれから増やしたいって人も登録するといいんじゃないかな。おおおよ、考えられるほとんどの仕事があるようです。たとえば、犬を散歩させてほしい、とか、習い事とか。

って、なんのblogだよって。わたすが実際困ってたんで。やってみると、やっぱり家のものがきちんとファンクションしてるのって気分がいいです。

 

ついしん

あらためて、穴があくほど聞いてみたら「陽はまた昇る」はいいアルバムです。亡くなった長谷川博一さんに「あのアルバムは世界にまだ目を向けてないもんなぁ」って言われたことがあるんだけど、事実その通りで、永福町にあった陽が当たらない小さなマンションですべての曲は書かれました。いわば「6畳ロックンロール」。でも、そこで自分をつきつめたからこそ、国内でやることがなくなって、外国に出ていくことになるわけです。

 

まぁ、売れなかったのは仕方ないとして、歌はへったクソっすね。笑っちゃうくらい。でも、このくらい前のものになると、なんだか味わいがあって嫌いになれないというか。笑。どうしてかわかんないけど、当時のガールフレンドに借りたテレキャスターをたくさん弾いてますが(このアルバムの後、取り上げられたので次のアルバムで、買い直した)、これが良い音してます。

 

てなわけで、なんとかアナログに収めるポイントをようやく見つけました。穴があくほど聞いてくれてた人は「ん?」と思うこともあると思いますが、すぐに慣れると思います。そんな意味では「別の作品」にならない範囲で、良さを失うことになしに奇跡の編集ポイントを見つけたと思っております。でも、はっきり言っておくけど、この作業はあんまりやるべきじゃないっすね。

 

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント

マルチタスク

5月27日 土曜日 晴れ

この時代にミュージシャンとして好きなことをやっていられるのは、もっと言えば、HWを存続させられるのは、ひとえにわたくすがマルチタスクをこなせるからでして、ここまでくると音楽そのものに関わっていられる時間をヒドく愛おしく感じるものです。というか、こうやりたかったのではなく、こうするしかなかったら、いつの間にか、なんでもできるようになっていたってことに過ぎないんだけど。一抹のもの悲しさもついてきます。どう考えたって、オレはギターしか弾けないって嘯いてる方が格好いいんだもん。前時代的だけど。

ただ、年齢を重ねると、なかなかに無理が効かなくなってきて、積み残しや忘却と言う事態も発生します。それゆえ、マルチタスク用のデスクの前には付箋があちこちに貼ってあって、朝起きたら片っ端から片付ける。片付け終えて、ようやく音楽に向き合う、みたいな。そこにメールが来て、また中断、みたいな。

なので、今年の夏は強制的に隠居して、ネットの繋がらないところで作曲に勤しむつもりです。いつまでも、この状態を保てるとは思っていないし、第一義的にはこの時代に新しいものを生み出すことが目的だから。その時間を創れないのは本末転倒なのです。

加齢を嘆くのではなく、うまく共生する方法を探しています。それを実験して伝えていきたいと思うのです。

昨日、たいせつなともだちが大病を患っているのを聞いて、でも早期発見ってやつで、元気に再会できることをこころから願っているのですが、彼は人間ドックで自覚症状がないまま発見することができたんだそうで、オレも本当に良かったなぁ、と思っているのです。

じゃ、オレみたいなタイプの人間がそれをやった方がいいかってのは、熟考の末、応えは否でして。音楽事務所を離脱して軽く20年は一切の検査をしていません。嘯くことではないけど、その方が合ってると思うのです。自分の感覚に鋭敏でいて、それで気づかないのなら仕方ない。いつかの網膜剥離もそうなんだけど、これはおかしいと3軒眼科を訪ねて、応えはすべて「老化」。で、決定的な事象が起きて「一刻もあらそう即手術」。そのあたりの覚悟は決めておきたいのです。信頼できるドクターが近くにいてくれるってのがベストかなぁ。赤ひげ先生って、もうそういう時代じゃないんだろうけど、たいせつなことだと思うのです。失われし昭和。嗚呼。

叔父がその赤ひげ先生のような人で。母も最期は叔父の病院にお世話になりました。叔父が母の見舞いにやってきてくれるとき、病院にたくさんいるジジババの目の色が変わるんですね。叔父は「あー、久しぶり。元気そうだね。大丈夫だよ!」みたいなことを伝えると、ジジババは目をキラキラさせる。ああ、これはたいせつな医療のひとつの形なんだ、と。

仕方がないことなんだけど、最近のドクターはコンピュータでカルテを書きながら診療してる(時間もないんだと思う)ので、患者の目を見る時間が減ったなーと。なので、僕のドクター選びは、まずは「きちんと患者の目を見つめる人」です。

ドクターとて、一人一人の病になるまでの状況まで考察していたら、身が持たないのはわかる。でも、そうなるには「原因」があるわけで、そこを改善しなければ再発の危険は増す。治療と修理は違うと思うのです。

閑話休題。

なにはともあれ。昨日は急に依頼のあった音楽をマッハで仕上げました。敢えて映像にミスマッチなものを創ったんだけど、これはなかなか受け入れてもらえないだろうなぁってのは最初からわかってたので、今日はちゃんとハマりそうなものをウルトラマッハで仕上げます。

映像って一瞬で訴えかけてくるものがすべてなんです。2度見ると、もうインスピレーションは消えてしまう。シェフが鉄のフライパンでオムレツを焼く感じに似てるかな。

頚椎症、心配してくれて、ありがとう。ありとあらゆること試してます。前回効いたものも、今回は通用しないところが手強いっす。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

湯治

5月26日 金曜日 晴れ

東洋のハワイで湯治中。

雪山の後、温泉に入るようになって気づいたのです。これはオレに合ってると。地球のパワーで身体を温めることで、抵抗力や免疫力が上がってるのがわかる。お湯が合うものと合わないものがあるけれど(たとえば草津はオレには強すぎる)、仮に大病することがあったらこれで治そうとするだろうな、と。

頸椎症が再発しておるのです。なったことがある人はわかると思うけど、神経系の痛みって、なかなかに耐え難いものです。前回はブロック注射を打ってたけど、それは避けたい。

原因ははっきりとわかっていて、ランニングのしすぎ。とはいえ、自分がパフォーマンスするために維持しなきゃいけない体力や適した体重もしっかりわかっていて、そのために距離を4ヶ月かけて少しづつ伸ばしてきて、200キロに到達したところで頸椎症。距離はちょうどいいけど、首が衝撃に耐えられない。苦笑。なかなかにアイロニック。

かつては360キロくらい走っていたので、ほぼ半分っすね。これが老化ってやつの正体です。

なわけで、ストレッチ、お灸、湯治を組み合わせて、ベストのコンディションにもっていけないか実験中。面倒臭いけど仕方ないすね。それから、コンピュータやスマホ、残念だけどバイクも良くない。でも乗りたいから、なんとかします。

読者のみなさんも加齢とともにあちこちにガタが来てると思いますが、残存してるポテンシャルを使い切る方法はそれぞれにあると思うのですよ。なので、人体実験の結果を参考にしてくれたら嬉しいです。

昨日の痛みはなかなかなものだったので、お灸のマスターに聞いてみました。いわく、患部のお灸のあと、氷や保冷剤で芯まで冷やす。これを三回繰りかえす。耳たぶをもって、グリグリと回す。顎と肩甲骨のストレッチをする。これがね、効きました。おかげで熟睡。

実験は今日も続くのです。アーメン。

 

ついしん

昨日は「陽はまた昇る」の編集ポイントを探る作業を1日やってましたが、呆れるくらいいい音だった。特にギター。作品を聞いてくださった矢野顕子さんにギターを褒めてもらったの、思い出したっす。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント

ソロツアー追加しました!

5月25日 木曜日 晴れ

えっと。ソロツアーを追加しました。仙台といわきです。ぜひぜひぜひー!

わたすのツアーのペース、とっても遅いと思うんですが、一本一本、全力でやりたいんです。当たり前だけど。この前の四国もそうだけど、全力で二本やってきたら、二日くらいダメ男になります。でも、当たり前だと思うんすよね。そのくらいの気持ちでやりたいんです。オーディエンスの数じゃないんです。そりゃ入ってくれた方がいいに決まってるんだけど。でも、それが第一義じゃない。

見てくれた人はわかると思います。

1回のテレビ出演より300回のライヴを選んだって、そういうことでやんす。

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント