曖昧

1月15日 火曜日 曇り

ミキシングがうまくいかず、「んー、なんだろう?」と思ったときは使い慣れた、どうしても処分できなかったアナログのアウトボードに信号を通すと一発で解決することがある。それって、非論理的な話なんだけどね。何がちがうって「曖昧さ」が違う。

アナログのコンソールはチャンネルのモジュールは全部同じように見えるけれど、実のところ、音はひとつひとつ違う。マスターフェーダーに近い方がいい音だったりする。

結局、こういうことが好きなジェネレーション。多感なときに作られた70年代の音楽、70年代の機材にはひときわ愛着がある。それらの武器を使って、いかに2019年に響く音を作るか。それが僕らの役目なんだと思うな。

にしても、うっとりするくらいいい音だった。

フェアチャイルドって有名なコンプレッサーがあるんだけど。それをキックにかけるのが好きでね。いつまでも聞いていたかったよ。もうホンモノには10年くらい会ってないなぁ。恋しい。笑。あとね、TANNOYのゴールデンモニターってスピーカーがあって。ミックスが終わったら、その大好きなスピーカーで聞いて、自分への褒美にしてた。そのスピーカーにももう20年は会ってなくて、生きてる間にやっぱりあれは自分のモノにすべきだから、世界的に探してるよ。

 

 

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三ヶ月

1月14日 月曜日 晴れ

ある日、朝起きたら首がどうにもならなかったのは3ヶ月前のこと。すんごい昔のような気がするけど。

あれから、たくさんの友達の助言をもらって、ありとあらゆることを試して、ようやく人並み以下まで戻ったけれど、一進一退。この年になると焦りは禁物で、特に俺みたいなタイプは鍛えすぎて壊すみたいな。

たった3キロだけど、走れて嬉しかった。まだまだ遠いな。焦らずいこう。

成人の日に太陽と海。

ガレージのサイン。

 

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the boy 40 tour、およびHW SESSIONS

1月12日 土曜日 曇り

お知らせです。旅にでます。

まずはソロツアー。冬の創作期間が終わったら、ツアーに出ます。新しい曲を届けにいきます。the boy 40 tour。ともだちのアンディー・ホワイトが40歳になったときに「the boy 40」ってアルバムを出したんす。それ、いいなぁとずっと思っていて。なのでHW40年目のソロツアーは「the boy 40 tour」にしました。アンディーに許可もらわなきゃ。笑。

まずは3〜4月のスケジュール。

 

山口洋(HEATWAVE) the boy 40 tour

3月25日(月) 名古屋 TOKUZO

今年は名古屋から始めます。

3月26日(火) 京都 coffee house 拾得

大好きな拾得です。

3月28日(木) 高松 Music&Live RUFFHOUSE

今年は四国にHWで上陸したいので、タネを蒔きにいきます。

3月30日(土) 広島 音楽喫茶ヲルガン座

盟友ゴトウイズミの情熱を祝いにいきます。

4月1日(月) 大坂 南堀江 knave(ネイブ)

Knaveはゆったり音楽、楽しめると思います。

4月3日(水) 静岡 LIVEHOUSE UHU(ウーフー)

静岡のなかなかの魔界でございます。笑

 

ソロツアーの詳細はこちら

 

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それからHW SESSIONS。昨年観てくれた人はわかるだろうけど、ここで実験を繰り返して、ツアーで結実させます。でもって、今年はセッションのあと、そのまま録音スタジオに入ります。初めて関西でも企画しました。磔磔です。なんと45周年。横浜や吉祥寺と同じく、歴史の染み込んだハコで、ゆったりとセッションを愉しんでください。

HEATWAVE SESSIONS 2019 決定!

4月18日(木) 横浜 THUMBS UP(サムズアップ)


4月20日(土) 京都 磔磔 (takutaku)
磔磔45周年記念 HEATWAVE SESSIONS 2019 in 磔磔

詳細はこちら

 

 

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太陽の塔

1月11日 金曜日 晴れ

これは観たいな。

YouTube Preview Image

 

 

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教え

1月10日 木曜日 晴れ

尊敬するネイティヴ・アメリカンから教えられたこと。

”病には意味があるのだから、自分は他人の役に立つ人間になるために、元気になりたいと願うこと”。これだよなぁ、と思う。

痛みにも意味があって、それは体の声なのだから、ほんとうはペインコントロールなんてするべきじゃないんだろうけど、なんにせよ、原因を取り除かなければ、間違いなく再発するわけだから。それも面白がりながら、やらないとね。病を得たというか、これをきっかけに運命を変えるというか、自分の力で工夫して、自分を育てることができればと思う。

閑話休題

昔、歌詞を書かせてもらった先輩ミュージシャン。わざわざ電話をくれて、「ヒロシも歌えよ」って。「いやいや、僕の曲じゃないんで、遠慮して歌わなかったんですよ」。「いろんな人にいい曲ですねって言われてさ、よくよく聞いてみたら、これはヒロシの曲だよ。だから、歌って」。コワモテで知られている人の優しさはとってもしみたなぁ。おでんの大根みたいな優しさだった。「首、治るよ」って。

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2019年のルーティーン

1月9日 水曜日 晴れ

過日、絵描きの親友の展覧会に行きました。何度も書いてきたけど、奴が僕の14歳の誕生日にギターを教えてくれたのです。それまだ僕は絵を描いていた。お互いの才能が交錯して、彼は絵描きに、僕はミュージシャンになった、と。

 

どっちがエロ本を買いにいくか揉めていた2人の41年後。

それから互いにひたすら、まっすぐ41年間。走ってきたという訳です。あのとき、あいつがギターを教えてくれなかったら、と思うと背筋に寒いものが走ります。人生はほんとうに面白いっす。そういうこと、4月の国立のイベントで話すので是非、来てください。

会わなかった時間のことはひたすら作品が語りかけてくるのです。許可をもらって、作品の写真を撮ったけど、写らないです。彼の静かな情熱。写るわけがないんだけどね。今週いっぱいやってるみたいです。興味のある方は是非。言い換えれば、another side of HWなのです。あいつに失礼かもしれないけど。

アムステルダムまで行ってゴッホの絵を見たとき。涙が止まらなかった。あの感じです。

何も写らないのです。写真には。

 

実物を見てもらえれば、僕が言ってることわかると思います。

 

閑話休題。

首の状態を相談しながら、2019年のルーティーンを模索中です。今は表に出ない、創作の時間。自由業は無収入になります。笑。それが怖かったら、この稼業はやってられない。てか、ライヴというoutputの作業とモノを創る作業は僕は同時にできないのです。

コンピュータが一番首に悪いとわかっていても、締め切りは待ってはくれない。ミックスもしなきゃいけない。締め切りと体の状態を見ながら、作業を進めます。今日も耐えられなくなって、注射を打ってもらったけど、嫌いな薬とはいえ、痛みをかなりコントロールできるようになったのは救いです。

朝は6時過ぎに目覚めます。屋上にのぼって、ドローインして空と話す。コーヒーを飲んで、ストレッチ、筋トレ、体幹トレ。それから掃除と洗濯。午前中はミキシング。そうそう昨日レポートしていただいた12/22のライヴ、ミックスしてますが、すばらしーです。期待しててね。2時間以上はコンピュータに向かわないようにして、ようやく人参リンゴジュースとヨーグルトのご飯?それから病院に行って、注射やリハビリ。帰ってきて、原稿を書く。それから作曲。新年になって、4つの新しいアイデアが湧いてきました。いい感じっす。歌詞は1行も書けないけど。それから昨年ミックスし終えた「YOUR SONGS」のソロツアーの音源、約100曲分(驚愕)を聴きながら、10キロ歩く(まだ走れないのです)。どんなアルバムにするのか考える。帰って、ゆっくり風呂でからだを温めて、晩御飯。それから更に作曲。すべてを終えたら、飲んで寝る。

みたいな色気のないルーティーン。これを繰り返して、どんどん思考が深くなっていきます。自分の井戸に潜ります。最初は音楽の井戸、次に言葉の井戸。昔はほんとうに苦しかったけれど、今はこんなことに集中できて、ほんとうに幸福だな、思います。たとえ無収入でも。笑。

2019年の光。

 

 

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TOUR 2018 “Heavenly” 渾身のライヴレポート

1月8日 火曜日 晴れ

ミュージシャンってね。ライヴで全力を尽くすのが当たり前。最後の一滴までエネルギーを絞り切る。ステージを降りて、みんなの視界から消えた瞬間、ただのクズになります。

ときどき終演後にズカズカ勝手に楽屋に入ってくる無礼者がいて、開口一番「疲れてますねー」みたいなことをいうんだけど、んなもん全力出したんだから、疲れてるに決まってるじゃん。そういう人、ほんとうに苦手です。二度と聖域に入ってこないでほしいす。てか、ここで笑顔振りまく余裕があるなら、ステージで全部出し切るのがプロだと思うんだよね。

尊敬してる先輩に、最後の曲が終わった瞬間に会場を出ていく「即出のプロ」がいらっしゃるんだけど、その気持ち、ほんとうにわかるよ。

閑話休題。

とはいえ。伝えたいことが伝わったのか。ミュージシャンはいつも不安なのです。誤解も理解のうちなんだけどね。HW、3人になってって、ネガティヴなイメージが先行してたゆえ、それを巻き返すためのエネルギーはなかなかのものでした。

ツアー最終日。12月22日の渋谷での公演の模様。村崎文香さんが渾身でレポートしてくださいました。読んでください。わたくす、プロのミュージシャンになって29年。いろんなレビューを書いてもらってきたけど、断言します。最高です。ツアーに来てくれた人も、来れなかった人もぜひ、読んでください。でもって、これ無料で読めるんです。ぐっと来た人は、3人になったHW、この素晴らしい記事、誰かに伝えてくれると嬉しいです。

わたし、原稿を読んで、ほんとうにぐっと来ました。

三浦麻旅子さんの写真もあわせて、どうぞ。

 

写真はすべて三浦麻旅子さんです。

この瞬間、いつも好きだ。ステージに上がる直前。

 

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原稿を書くこと

1月5日 土曜日 晴れ

痛みが減るってことは、これほど前向きになれるもんなんだね。病気の人の見方が変わるなぁ。ペイン・コントロール。

さて、原稿の話です。一年かけて、こつこつとこの原稿を書きました。連載が始まったときから編集部から「ミスチルを書いてください」って熱烈なリクエストがあったんだけど、俺が書かなくても、ってか、荷が重かったってのもあるし、、、。でも、ケンちゃんとのbrotherboodは確実に自分の掌の中にあって、オレはCHABOさんから手渡されてるだけでいいのかって、自問自答してたんす。

この歳になると、自分がっていうより、育ててくれた音楽を、素晴らしいものをちゃんと伝えたいっていう責任感みたいなものが芽生えてくるのです。そういう意味で原稿を書くことは伝えることであり、自分が受け取ったものを整理することでもあるのです。たいせつな作業。

最後に客観的な視座を加えたくて、わざわざ飛行機に乗って、遠いところまで行って、海からの風に吹かれながら仕上げました。てなわけで、読んでください。四半世紀に渡るbrotherhood。

はてさて。この連載。実質的には編集部の二人(女性)とやらせてもらっています。ほんとうにバンドをやってる感覚です。書いてるのと写真は僕だけど、毎回の見事なキャプション、人選、写真選び、プロフィールの更新、宣伝、エトセトラ。このお二方も含めての「Seize the Day」なのです。

で、昨年好評だった、「Seize the Day/今を生きる」番外編トーク&ライブ。今年も開催します。国立ならではの美味しいご飯やお酒も用意しておきます。原稿で紹介した音楽も聴いてもらうし、編集部の頭脳ムラサキ女史との噛み合わないトーク(これ、かなり好評)、食事、お酒、もちろんライヴもやります。ぜひぜひー!

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「Seize the Day/今を生きる」番外編トーク&ライブ

エンタメステーションの好評連載「Seize the Day」のライブイベント第2弾。
WEBとは違う角度で、より音楽をリアルに体感できるよう、トークとライブの2部構成で開催します。
連載で書き下ろしたアーティストの楽曲紹介をはじめ、各日それぞれのテーマで、HEATWAVE結成40年に関する秘話や、カバー曲、新曲も披露されるレアな2日間。
両日見逃せません!

Long Way For Freedom
2019年4月6日(土)国立 地球屋
開場/開演=17:00/18:00
チケット料金:¥4,000+ワンドリンク

Long Way For 40th
2019年4月7日(日)国立 地球屋
開場/開演=15:30/16:30
チケット料金:¥4,000+ワンドリンク

*高校生半額 *中学生以下無料(ドリンク代別途)

予約:chikyuya_info@yahoo.co.jp
お問合わせ:042-572-5851(地球屋)
東京都国立市東1-16-13 B1

JR中央線「国立駅」南口より大学通りを直進。左手にモスバーガーのある交差点をわたり、左側のビルのB1

主催:山口洋LIVE@国立 実行委員会

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ペインクリニック

1月4日 金曜日 晴れ 

 痛みに関するたくさんの情報を伝えてくれて、ありがとう。僕がこういうことを書くのも、この逡巡が誰かの役に立ってほしいと思うからで、人体実験のひとつだと思ってくれれば嬉しい。このblogもblogなんて言葉がないころからか書いてるから、20年以上だよ、笑。膨大なデータベースみたいなもんだもんね。痛みに困った人が検索して使ってくれたらって思う。

 整体師の方のヘルニアは治るって言葉は力強かったっす。オレも親類に医者が多くてね。特に叔父はじじばばに大人気だった。彼はどんな治療してるんだろうって、観察してたら、笑顔でじじばばに「だいじょうぶだよーーーー」って言うのがメイン。じじばばはその言葉を聞きに来てる感じだった。安心するんだね。これはひとつのプロのあり方だなぁって関心したよ。治療は決して修理じゃないもんね。

 結局、朝になってもどうにもならず。ともだちが教えてくれたペインクリニックに行くことにした。末期の疼痛も含め、痛みのプロ。ともだちの意見はこうだった。普段、僕らはできるだけ西洋医学から遠いところにいるけれど、こういうときはあの魔法の力(笑)を借りた方がいい。まずは痛みをとって、そこから考えた方がいい、と。

 状況から言って、西洋と東洋のいいとこ取り。それがいちばん効果的だと思った。なによりも、この痛みから解放されたい。1秒でも早く。

 ペインクリニックはオレみたいな人が山のように。みんな痛みとともに正月を過ごしたんだね。3時間待ち。とてもじゃないけど、それを待つ気力もない。レントゲンなんかを撮ったあと、家に帰してもらった。でも繁盛してるだけあって、痛みのプロはすごかった。とにかく痛みを抑えることが第一。この痛みのデフレスパイラルから抜け出すこと。この痛みに普通の痛み止めは効かないこと。恐怖で自分がさらなる痛みをつくりだしていること。椎間板は飛び出しているけれど、体の状態から言って、痛みをコントロールすれば手術しなくても治る可能性が高いこと。おおっ!光が見えてきた。

 ドクターはそういってブロック注射をしてくれた。耐えられない痛みのときは、いつでも来てください、と。ロックってクイーンみたいな音楽ですか?笑。神経を麻痺させる薬をだんだん増やしていって、どこで痛みがなくなるか、ポイントを見つけたら、それを服用している間にストレッチや運動やリハビリで、血行を回復させれば、手術をせずに回復する可能性が高いって診断。

 今は注射が効いていて、ひさしぶりに平穏な時間。はぁ。。。。辛かった。みんな、ありがとう。ようやく正月な気分。遅すぎ。

 今後もトピックスあったら、伝えます。ほんとうに役立ててくださいまし。痛みの中で、原因を考えてた。それを直さなきゃ、またこうなる。もちろん演奏はある。ツアーも短かったけど、日程は過酷だった。仕事も多すぎた。それも修正しよう。運転もある。もう一日400キロを限度にしよう。ストレスもある。自分が悪かったことは電話して謝った。たいせつな仲間だから。で、今よりへたっぴーだった頃のスノーボードの逆エッジだな。あれはほぼ交通事故級の衝撃だもんな。まぁ、もう逆エッジになることはないけど、今年は自粛。ゆるやかなウォーキングから始めて、みんなの前に立つ頃にはしゃきっとしてたいdeath。

 雪国のともだちが車窓に「遠い声」が合うんだって、動画を送ってくれた。ほんとうに似合ってて、嬉しかった。こういうとき思うよ。音楽創ってよかったって。報われる。誰かの日々で力強く鳴ってるなんて、最高だよ。

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pain

1月3日 木曜日 晴れ

重力から解放されたい。

尋常じゃない痛みにさらされながら、これを取ってくれるなら1億円キャッシュで払う(持ってないけど 笑)って思う。たまらず我慢してた痛み止めを飲んだけど、効かない。なんなんだろうなぁ。やれること、考えられることはすべてやってきたから、万策尽きたのが正直なところ。

でもまぁ、これもまた人生。受け止める以外にできることはない。正月から何の仕打ちだよと思いながら、無駄な経験なんかなにひとつないって、自分を励ます一日。

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