月別アーカイブ: 12月 2022

Flag Day

12月31日 土曜日 曇り 一年の終わりに何をするか? 自分への褒美として、敬愛するショーン・ペンの映画を観に行くことにする。 その映画館はオレが個人的に本屋として認めていない本屋と、コーヒー屋として認めていないコーヒー屋の2階にあった。どうでもいいけど、意外とどうでも良くない。映画だって、好きな映画館で観たい。 ショーンの初監督作品を観たのは忘れもしない高田馬場にある早稲田松竹で。91年だったかな。当時SWITCHにいた編集者の佐々木くんが「ヒロシさんの好きそうな映画なんでぜったい観てください」って。インディアン・ランナーを。 しばらく立ち上がれないくらいの感銘を受けた。オレは一人だけれど、独りではないんだと。この映画がどれだけオレを励ましたことか。ショーンが創る映画はいつだって「魂の救済」についてのものだ。自分も音楽でこんな風に人の役に立ちたい、と。いつかショーンのために音楽を創ろうと。 ところで。それからしばらくして、ガールフレンドに好きな映画の話をしたら、彼女はレンタルビデオで借りて、この映画を観て、オレにこう言った。「主人公の生き方は間違ってる」と。書くことを生業としている人だったので、ご丁寧に感想文までいただいたのだった。 あの。その。間違ってることなんて百も承知なんだってば。自分が正しいなんて、1ミリも思ってない。でも、どうしても虚構だらけの世界に馴染めない人間は、いったいどこに行けば、その魂が救済されるのか、教えてほしい。 ショーンの映画が素晴らしいことは言うまでもないから、内容をここに書くような野暮はしない。胸のつかえを洗い流してくれるような映画で、終演後の空は違って見えて、冒頭の本屋とコーヒー屋は変わらず虚構のままだった。 それでもこの世が生きるに値すると思えるのは、こんな美しい魂に出会うからだ。自分になにができるか奮い立たせてくれる魂がこうやって世界のどこかに存在しているからだ。 それらはほんとうの意味でいつかuniteする。それはオレが生涯かけて証明するよ。 配給会社も弱っているんだと思う。最後に流れる素晴らしい歌に字幕をつけなくて、どれだけのスポイルされた日本人がその歌が伝えんとせんことを理解できるのか?そして邦題も、宣伝コメントも薄っぺらくて酷い。オレが本気でその役目を引き受けたい。 この映画がヒットすることはないだろう。でも、「数の論理」が重要なのではない。その気高い魂がオレに来年も生きていく力を与えてくれたことは間違いないから。 あとは自分がどう生きるか、問題なのはそれだけだ。     今年もたくさん読んでくれて、ありがとう。力が残されている限り、書き続けるつもりです。 どうぞ、良いお年を。    

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風習

12月30日 金曜日 晴れ   暮れ。  郵便局に向かって歩いてたら、玄関先にしめ縄を飾ってる人たちに複数出会った。何気ないけど、とってもいいね。  願わくば、自分の家庭だけじゃなくて、世界じゅうの家庭のこと、思いやれる人が増えるようになったらいいね。  みんなも、どうぞ良いお年を。オレは静かに暮らしています。

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経験と感謝

12月29日 木曜日 晴れ うちの隣で半年かけて、残忍極まりない開発が行われている。ここに住んでいるのは高台で富士山や駿河湾や江ノ島が見渡せるからで、なおかつ隣に里山があって、リスや鳥たちが暮らしていたから。鳥たちのおかげで季節が豊かになったから。 コになって、この町は移住したい街No.1になった。いや、待てよ。あのクソ・オリンピックの1競技が開催されることになったくらいから、なんだかおかしくなってきた。土地や不動産の値段は上がり続け、そして半年前から隣の里山にメスが入った。 ずっと観察していたけれど、恐ろしかった。山を跡形もないほど切り崩し、巨大な土止めを建設し、そこに運び出した土を戻して、土地を捏造した。なかった土地を造り出したのだ。オレは思うのだけれど、地形が形成されるのには意味がある。理由があって、川は蛇行する。数億年かけて形成されたものを欲にまみれたニンゲンがいとも簡単に破壊していく。 映画「杜人」、ほんとうに観てほしい。人があるべき姿がそこにあるから。 オレはようやく植物を枯らすことがなくなった。彼らの声が聞こえるようになったから。彼らはこうしてほしい、といつも語りかけてくる。だから、そのようにしてあげればいいだけ。若い頃は聞く耳がなかった。自分の都合で水をあげていただけ。今年ビワの種たちが100%発芽したとき、ようやくオレも人として半人前くらいになったと思った。 話を里山に戻す。 アホだと言われようとも。土地は人間のものではない。それを売ったり買ったりすることが嫌いだ。若い頃、ネイティヴな人たちの生き方から学んだ。我らはそこで生活させてもらっているだけで、それを好き勝手に切り刻んだりする資格はない。もっと謙虚に、敬意をもって接しなければ。 故長谷川博一さんが書いた曲がある。1995年だったかな。あまりに素晴らしかったので、オレがプロデュースした。「私は土地を買わないだろう」。 誰のものでもない。私は土地を買わないだろう。 名曲だ。 現場の作業員に罪はない。生きるための仕事だから。だから、その無慈悲な業者に何度も抗議した。なにも通じなかった。話している言語が違うのだった。虚しかった。 人としてのステージってものがあって、それは収入や社会的地位とはなんの関係もない。それは気高さと品格に由来するもの。残念ながら、それは顔に書いてある。特に目の中にね。 では、どのように生きるのか。 それは「当たり前」ってことに屈しないことだ。今日の「当たり前」は明日は当たり前でなくなることがある。自分の直感を信じなくて何を信じるのだ。自ら道を切り拓くことだ。そうすれば、Lifeにはやりがいしかない。 今年は自分も含めて「残念な人たち」にたくさん会った。 他人に対して、自分がなにかをできる、なんてことは1ミリもないけど。でも、できればよりよいLifeを送ってほしいとは思う。 責任転嫁、自己憐憫、 今起きていることは、すべて自分が生み出したもので、その経験に感謝できるかどうかにかかっている。 自分の手を汚しながらいこう。今朝も目覚めたことに感謝しながら。

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アナログプレイヤー

12月28日 水曜日 晴れ 心地よい、疲労の中にいます。もう喉に気を遣うことなく思いっきり笑えるのがいいネ!まずは三浦麻旅子さんによる12/26の写真をどうぞ!ロックンロール!!みんな楽しんでくれたみたいで嬉しいっす。てか、まだバリバリの現役でいるつもりだし、更なる最高到達点も目指すし、ロックンロールの伝道師でもあるつもりですたい! とってもいいバイブスだったね。撮影、三浦麻旅子   ———————-   昨日はツアーで縦横無尽に頑張ってくれたスタッフの慰労会でした。町のアホちんたちも集まってくれて、僕の誕生日も祝ってもらいました。美味しいもの食べて、思いっきり笑いました。こういうの大事。 町ってさ。いろんな職種の人が住んでいて、たいていの用事は町で事足りる。そんな暮らしが好きです。それぞれの専門の仕事、つまりプロと関わって生きていきたいんすよね。いつか佐藤タイジのyoutubeで話したけど、オレの三台の乗り物、それぞれ独特なものなんだけど、クルマもハーレーもヴェスパも。それぞれ小さなガレージ、町のプロたちが面倒みてくれてます。そういうのがいいよね! 昨日、飲んでたらエンジニアのともだちが先に家に帰ったんす。しばらくしてまた店に戻ってきて、誕生日プレゼントのアナログレコードを持ってきてくれたんすね。嬉しかったなぁ。オレは若いスタッフに48年前親父に初めて買ってもらったビートルズのLET IT BEのリイシュー盤をプレゼントしました。この飲み屋はトレーディング・ポストか!笑 そんなこんなで来年の話もしましたよ。年末年始はちょいと体を休めますが、来年はまた全力で走ります。   そうそう。足元が冷えて困ってる後同輩。アイルランド製の100%ウールの靴下勧めます。むっちゃ高いけど、それだけの価値はあります。あの国の風雪に耐えてる羊さんの毛、半端ないです。デスクワークも楽しくなるよ。オレはバイクに乗るときも履いてます。薄いやつじゃなくて、ここは値が張るけど、3000円以上する分厚いやつ買ってください。 あ、あとね。グッズもたくさんの人が手にしてくれて嬉しかったです。ツアーに来れなかった人のために「売り切れ御免!カモネギシャチョーの秘密のお年玉つきびっくり新春SALE !」てのをやると思います。なんか、格好いい文字じゃなくて、思い切り長くてダサい日本語でやろうぜって。 そんでもって、山口洋のアナログ盤、民謡深掘りシングルなのですが、びっくりするくらい売れてません。オレ、みんなの年末にと思ったんだけど、こりゃいかん。笑。高いのか?って、国外(チェコ)の信用のあるプレス工場で製造したら、あの値段でもじぇんじぇん商売にはならないのです。実際のところ。でも、オレ、サブスクを認めつつも、猛然と反撃したいのです。あれは音楽制作を殺すのでね。なので、敢えて、今、アナログなんです。 で、スタッフといったいどういうこと?って話し合ったなら、みんなプレイヤーを持ってないんじゃないか、と。だって、スタッフだって持ってないわけだから(買ってくれたけど)。 んー。そうか。じゃ、グッズで作るか。(在庫抱えるとたいへんそうだな)関係ないけど、NO REGRETS社。増え続けるアイテムと在庫で、新倉庫を借りることになりました。これでもうちょっと円滑に発送できそうです。 閑話休題。 どれを買っていいかわからないという人のためにちょー簡単、おすすめアナログプレイヤーのご紹介。でも、その前に。実家の箪笥に眠ってませんか?昔のものは構造がアナログなので、たぶん使えますよ。 まずは簡単で安価にアナログを体験したい人。スピーカー、USB、bluetooth、これ単体でもアナログ感楽しめます。いくつか僕も若い世代にプレゼントしたけど、音はそれなりだけど、でも楽しいっすよ。お年玉でぜひ。 もうちょっとお金に余裕がある人はこのクラスでどうすか? 最後に僕が使ってるやつを。これはDJ御用達のもので、僕も30年使ってるけど、一回も壊れたことないです。タフです。 中古でもぜんぜん問題ないです。ヤフオク(嫌いなので、みなさん自分で検索してください)3万くらいで買えるんじゃないかな。 正月、アナログで楽しい時間を過ごしてくださいまし! てなわけで、とっても売れていない民謡深掘りシングル、ぜひ買ってください。(発送は正月明けになると思いますが、時間の都合がつけばシャチョー、自ら早めに発送します)    

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ツアー最終日@渋谷にて

12月26日 月曜日 曇り   年を重ねるほど、ステージに立つことができる喜びをひしひしと感じています。これはバンドのというより、チームHWが全員で、みんなに伝えたかったメッセージです。この世は、、、大変だけど、、、、でも生きるに値する場所だってことです。  来年はある意味恐怖のメンバー全員60代という未知の領域に。笑。でも、行けるところまで行きます。帰りの燃料は?積んでません。  とりあえず、家に帰りました。師走の忙しいときに来てくれたみんなにお礼を伝えたくて。それからちょっと照れるけど、うちのチームは最高だぜ!スタッフのみんな、ほんとうにありがとう!来年はテキーラの飲み過ぎに注意しようぜ。笑。  来てくれてほんとうにありがとう!チームHW、全力出しました!みんな良いお年をね!午前1時前、これからビールです。笑  もろもろ、明日(元気があれば)あらためて!  あ、オレ59歳になりました!たくさんメッセージ、ありがとう!!

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明日

12月25日 日曜日 晴れ   ひとつきかけてバンドとスタッフとツアーを回ってきました。ドキドキさせられる要素は音楽以外にもたくさんあったのですが、仲間たちとひとつの目標に向けて力を合わせていくのはかけがえのない経験でした。  ひとことでいうなら、控えめに言って最高です。  幸福そうな表情で家路に着くオーディエンスを見て、僕らはとても力をもらいました。明日は渋谷で最終日です。みんなに会えるのを楽しみにしています。

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生身の楽器

12月24日 土曜日 晴れ 歌う人はたぶん、どんなときも、どこにいたとしても。目覚めた瞬間に声のチェックをすると思います。なにぶん生身の楽器なのでね、湿度や環境の影響を受けやすいのです。かくいうわたすもツアー中は嫌いなマスクをして、酔って大声を出さないように(これがいちばん良くない)、喉にコーティングするお茶を持ち歩いてます。あ、プロポリスは素晴らしく効きます。ハチに感謝、だね。笑。 喉がダメージを受けているときはどんなにがんばってもダメなのです。出ないものは出ない。残念かつ残酷。生身の楽器なのでね。それゆえ、矢沢さんが150回の武道館のライヴを当日の朝中止にした想いは察するにあまりあります。英断だし、さぞ無念だったろうなぁ、と。 かくいうわたすもこの一週間、無駄に喉を使わないように人に会わず、隠遁生活をしてきました。空気が乾燥してるし、できるだけいいコンディションで最終日を迎えたかったのでね。 高齢の方が足を骨折して寝たきりになるじゃないですか。その意味が今回の腰の一件でよーくわかりました。普段運動はかなりする方だし、体脂肪率も自分でコントロールできてたし。でも、それって結局若かったのですよ。 今回夏の終わりに腰をやってしまってから、少し良くなっては悪化する悪循環に対応できず、演奏するためにバランスよくついていた筋肉も随分失ってしまいました。現在、ようやく軽めの散歩ができる感じです。苦笑。残念だけど、これも無理できない。 こうなると、もはやプロの出番かな。トレーナーがいないと、自分で管理する限界は超えてるなぁ、と。な、わけで同輩諸君。来年は今一度肉体改造をして、ベストの身体を取り戻す実験をしてみようと思います。その模様はblogでお伝えするので、参考にしてくださいまし。 てなわけで、クリスマスには何の縁もなく過ごしておりますよ。12/26のライヴに照準を合わせておりまする。ぜひ! あ、格好つけてる場合じゃない、と。グレッチにあり得ないくらいぶっといストラップ買いました。若い頃に軽蔑してたやつ。だって、重さ我慢するより、いい演奏した方がいいじゃん!   ついしん ジャズブッチャーに在籍していたデヴィットJが亡くなったパット・フィッシュを偲んでこの曲をリリース。なんつーか、この人たちの年の重ね方がとっても素敵。若い頃は二人ともちょー格好つけてたけど、加齢を受け入れて自分の感情をそのままに表現しているところが素敵。       エディー・ベーターの娘ちゃんショーンの映画の主題歌を歌う。初々しくて素晴らしい。歌詞もね。父と娘、いいなぁ。        

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カモネギシャチョー発動!

12月23日 金曜日 風の強い日 ひっさしぶりにカモネギシャチョーを発動させて、シングルの第一弾を発送しました!週明けには届くと思うので、楽しみにしていてください。 今回シャチョーを発動させたのはコもあるし、スタッフを呼ぶまでもなく、シャチョー一人でなんとかなるくらいの量だったからなのですが、やっぱりみんなアナログプレイヤー持ってないのかなぁ、とか、サブスクと共生していく意味での実験として(なんであれ、HWだと実験は難しいのですが、ソロの場合は冒険ができるのです)アナログのシングルをリリースしてみたのですが、世界的なアナログ需要とコのおかげで、プレスのタイミングが見極められず、なかなかに苦戦しております。 僕らの音楽を愛してくれる人たちは子育てが少しだけ楽になって、かつて好きだった音楽にもう一度耳を傾ける余裕ができた人も多いと思うんです。なんでぜひ、アナログを今一度手にしてほしくて、こういう実験をやっています。 うちのいちばん若いスタッフが「アナログプレイヤー欲しくなった」と言ってたのがとっても嬉しかったっすね。 ウイスキーちびちび飲みながら、針を落として音楽を聴く。とっても贅沢だと思うのです。回路がアナログゆえ、押入れに格納されてるプレイヤーは壊れていない可能性が高いです。ぜひぜひ引っ張り出してみてください。若い人にはbluetoothや内蔵スピーカーを搭載したものを薦めてます。僕もいくつか若い世代にプレゼントしたけれど、入門編としてはとっても楽しめるレベルのものです。 豊かな時間、かな。 年末は発送しない予定でしたが、需要があればシャチョー、また発動させるので、ぜひよろしくお願いしマックス。   さて。12/26のHWライヴですが。こんなご時世にバンドのツアーができるなんて、ほんとうに奇跡的なことなんです。あり得ない。コで開催できなくなる可能性は多いにあったわけで。そうなるとバンドは致命的な傷を負うことになります。主に経済的な意味でね。でも、決して若くはない我々にとっての「thousand days」はプレシャスなものなんです。もう時間を無駄にしたくない。コに負け続けるわけにはいかない。で、たくさんの人たちの協力を得て、ツアーを敢行しているわけです。 ステージに立てることが当たり前だなんて、1ミリも思ってません。メンバーもスタッフもこの一瞬に賭けてます。で、オーディエンスの嬉しそうな表情を見て、すべてが報われるのです。 12/26、月曜日です。でも、迷わず来てください。43年間中空に放ってきたロックンロールの真髄を楽しんでくれたら嬉しいです。     さて。 首をながーーーーーーーーーーくして待っていたショーン・ペン監督の新作が昨日封切られました。ほんとうは今すぐ映画館に行きたいのだけれど、12/26のHWのライヴが終わるまでお預けってことで。 まずはね。サントラからして素晴らしいのですよ。     映画はこんな感じ。一貫して「魂の救済」を描いてきた彼をわたすはこころから尊敬してますし、彼の映画の音楽を創りたいって夢は1ミリも諦めてません。       映画、観に行ったらblogで紹介するつもりです。

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宣伝

12月22日 木曜日 雨のち晴れ 寒さが一段と厳しくなると、届く訃報が増えます。切ないけど、こればっかりは受け入れるしかないもんね。 コに加えて、インフルだのノロだの。苦笑。あと一本ライヴを控えたわたくす、ここは誰にも会わず、極力じっとしているんでごわす。 今日は真正面から宣伝です。笑。 今年最後のライヴ、結成43年目のHWのライヴが12/26渋谷にて行われます。このバンドのいいところは常に最高到達点を更新しようとしているところです。元気になる、ってひとことで言うのは簡単だけれど、その姿と中空に浮かんだ風景を楽しんでいただきつつ、暮らしにそれを持ち帰っていただきたいと思うのです。2022年の音は今しか出ないんです。そんなつもりはないけど、今年が最高到達点かもしれないし、ここから落下あるのみなのかも(そう感じたら、即引退するけど。)しれないし。 なんにせよ、「over the thousand days」。コにまつわる1000日の集大成として、ぜひ体験しにきてください。 それから民謡深掘りシングル。会場でも手にしてもらえますが、遠方の方は今日いっぱいのオーダーには明日発送でお応えします。おそらく来週頭には到着すると思います。ぜひ、よろしゅうです! 最後にライヴ会場では、みんなのアイデアを取り入れたグッズ、たくさんあります。わたすもキャップとTシャツをずっと愛用してます。ステッカーは実験としてわたすのバイクとメットにも貼ってみましたよ。nakakikakuさんのイラスト入り更年期てぬぐい、トートバックもどうぞよろしく!    

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タイミング

12月21日 水曜日 曇り 作品をリリースするにはタイミングってやつが重要なのだが、このアナログ7inchシングル。国外(チェコ)のプレスでも昨今のアナログ需要の高まりで、ほぼ一ヶ月遅れ。ツアーに合わせてみんなに手にしてもらおうっつーアイデアは見事に崩壊。苦笑。 でもね、民謡を深掘りするってのは長い目で見れば、とってもイケてるアイデアだと思うんですよ。そんなことする人いないしね。この国、最近はロクなことないけど、生き残った民謡って、ほんとにそれぞれに素晴らしさがあるんです。 なんで、山口洋からの季節の便りって感じで楽しんで欲しいんすよね。次に取り組む曲、地方、すでに決まっておりまする。 サブスクってやつはどうにも好きになれないので、このシリーズはアナログでのリリースにこだわってみます。とはいえ、一作目でコケると次はなかなか困難になってくるので、応援よろしく頼んます! 明日22日までのオーダーは23日に発送します。それ以降は年明けになる可能性が大きいので、早めによろしくね。     閑話休題。 お世話になった人の訃報が次々に届くとさすがにこたえます。でも、彼らが僕に注いでくれたものを次のジェネレーションに循環させるのがオレの役目だと思っています。 えっと、昨日インスタにアップしたけど、若い頃大好きだったジャズブッチャー、パット・フィッシュさんの遺作をともだちが送ってくれました。「Never Give Up」ぐっときます。昨日はパットさんの誕生日だったそうです。     もうひとつ。オレ、ヒグマが好きなんです。動物園にいるやつじゃなくて、野生のヒグマね。で、ライヴでも話しましたが、「ヒグマと老漁師」、この大瀬さんって方、まじ尊敬してます。今はデニス・ホッパーより、こんな人になりたい。クマの話ははじめたら止まらないんで、時間のあるときに。笑。    

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