月別アーカイブ: 3月 2021

3月31日　水曜日　快晴 リハーサルをする。 音楽はいつだって暗闇を照らすヘッドライトだった。 ヴィジョン。聞きたくないのに入ってくる意味不明のニュースを凌駕するだけの力があるはずだ。 目先のことではなく、遠くを見据えた、循環する、確かなもの。    

音楽は、多くの人々が理解していない他の次元におまえを連れて行く。 魂の信念だけが、本当の意味で生き続ける。 ボブ・マーリーの言葉。 30代でこの境地に到達してたなんて。 むっちゃ響いた。 力が湧いてくる。

3月29日　月曜日　晴れ NYからメール。 自分の魂がどこを向き、どこに向かっているか。 ただ、それだけ。あらためて。人の人生を見て、自分の襟元を正す。   禁じられているはずの旅をして、気高い人間に会った。覚悟とユーモアを兼ね備え、なににも依存していなかった。   昔、亡くなった長谷川さんがオレにコピーを考えてくれた。 高潔、それにも増してフール。 あれから30年経過して、その言葉の意味がほんとうに理解できる。 4/3はそんな姿を見せられたらと思う。      

3月28日　日曜日　曇り　 　わたくす、締め切りを守る人です。（自己弁護） 　でも、ずっと原稿書けずにいます。そんな世の中に暮らしているからだと思います。 　この本、5人の素晴らしい人物と取り組んでいます。バンドみたいで楽しいです。ダルマに目を入れるように、オレが原稿を書かなきゃなのです。 　もうすぐ取りかかれそうな気がしています。インスタライヴから4/3のライヴ。違うことだけど、繋がってるのです。その先にこの本もあります。

3月27日　土曜日　曇り エレクトリックギターだと、いつもの直感が言ったのね。 そしたら、3ヶ月入院していたグレッチが戻ってきた。プロフェッショナルによる完璧な調整を施されて。 固着していたネジまで、嘘のように整備されていて、かつてない完璧なバランス。プロの仕事はほんとうにすごい。ひとことで書くなら愛、でしかない。 普段、家でエレクトリックギターは弾かない。でもいろんな愛が循環していて、今日は午前中からアンプに繋いでグレッチを弾いてみる。 すごいインスピレーションを与えてくれるギターなんだよ。4/3は久しぶりにソロでも弾いてみようと思ってる。 18歳で手に入れて39年。こいつと共に歩いてきた。増えていく疵さえも愛おしく感じる。 夕方。いつものハーレー屋さん（さいきん、ここにいるときがいちばんこころが穏やか）でキャブ車のハーレーの魅力を知ってしまう。う、これギターと同じやん。笑。こうやってさらなる沼にはまっていくのであった。アーメン。  

3月25日　木曜日　曇り　 　常設でリハーサルできるスペースを作りました。年末から預けていたグレッチも入院から戻ってきそうです。 　ふだん、ソロのライヴはリハーサルはほとんどしないんだけど、今回は気分が違う、というか。 　音楽をソリッドに、でも優しく進化させたいというか。 　音楽は取り繕ったところで、その人すべてが表れるのです。ある意味、ほんとうに恐ろしい。だから、音楽にウソをついてはいけなくて、そんなことをしたらいつか音楽に滅ぼされるのです。 　この頃、音、そのものになりたいと。あ、なれそうな予感がしてるというか、たまにそうなっているというか。 　こころ、たましいを空っぽにして演奏していると、そういう瞬間がときどきあるのです。 　コになってから、ずっと。求められている曲をリクエストを募って演奏してきました。でも、今回は存分に、自分が伝えたいことを受け取ってほしいと思います。 　てなわけで、4/3の配信ライヴ。音楽を愛する人はぜひ見てください。3枚組の胸焼けDVD（スタッフ談 – それだけ濃密ということです）も来週あたりプレス工場から届いて、スタッフ総出でパッキング作業が始まりそうです。 　先日、弘前からの配信ライヴで共演したCREEPS。彼らの音をプロデュースして、世界に送り出したいとずっと思っています。今日、見かけたヴォーカルの竹内くんのインタビュー、とってもよかった。彼には歌う理由があるのです。

3月24日　水曜日　晴れ　 　行動がぶっ飛んでる、と人によく言われるけど。 　そうかな？と思う。単純に自分の直感に従ってるだけで。 　それをつないでいけば、失敗もよくやるけど、道はできる。だって、道がないから行くんであって、誰かが作った道を行くなら、一回きりの人生を歩く意味がない（あ、俺にとって、の話ね）。 　今までに影響を受けた人たちの音楽からは「決してオレの後をついてくるな！」ってメッセージを受け取ってたからね。笑。 　数日前、800キロ運転して弘前から帰ってきた。1ミリの後悔もなく、ビール飲んで爆死。 　でもね。くっきりと見えてきたことがあるんだ。くっきりとね。 　多少の無茶をしなきゃ、見れなかったと思う。浮かんできたことここに書いたら「お前はアホか」と言われるのは目に見えてるから黙っとく。でも、本気だぜ。 　インスタライヴはもう終わり。あれはね。おかしな世の中だったから、単純に楽しんでほしくてやってた。アホなレジンタンス。でもオレはいい人なんかじゃない。 　4/3のライヴは本業に戻るよ。音楽に全力でintoする。いい人オーラなんてたぶん皆無。くだらない話もしない。本気で音楽を奏でる。化身になるよ。オレは次のチャプターに行く。だから、見て。 　帰って、2年半かけて作ってた作品のマスタリングを終えたところ。この作品も無軌道極まりなかったけど、いろんな奇跡が起きたよ。必然だけどね。 　いままでたくさんの作品を作ってきたけど、ひときわ愛おしい。もうすぐ届けられると思う。ほとんど会うこともなく、2000キロ以上の距離の中、ほぼリモートで会話もなく作りあげた。すごい、と思う。 　それに呼応してくれたアーティストが複数いて、ほんとうに志だけで、力を貸してくれた。情熱は岩を動かす。それがほんとうに嬉しかった。 　え？マスタリングもやるんですかって。それはね、確かに専門職。でも、予算がないなら、情熱でマスタリングエンジニアの何十倍も時間をかければ、オレだって、そのレベルを超えられる。そうやってスキルを上げてきたんだよ。 　優しくて、あったかくて、いい音。 　嬉しかった。 　さぁ、次行こう。

3月21日　日曜日　雨　 　なにはともあれ。 　にゃんと青森県弘前市にやってきました。 　詳細を記す体力はもう残っていましぇん。でも、来てほんとうによかった。 　配信中、オレが親友ヒロシに「弘前の良さを伝えて」と話したら「は？来れば、わかる」って。それがオレにとってはハイライトだったかな。いろんな意味で。 　20回。いろいろあったけど、ほんとうにありがとう。 　津軽のみんな、ほんとうにありがとう。 　おやすみなさい！ 　　再開したレコード店にひっきりなしにやってきてくれる人たち。それは希望の光景でした。

3月21日　土曜日　曇り　 　弘前です。 　地震、みんな大丈夫だったかなぁ。 　明日のインスタライヴ最終回ですが、19時20分くらいからオンラインにする予定です。 　エンジョイ！

3月19日　金曜日　晴れ このサブスクの時代にさ。 終活と称して、2004年に締めたレコード屋を復活させたマブダチを祝いに、オレは青森県弘前市まで自走することにしたぜー。往復1600キロ、でも大好きな東北を北上する、その過程が好きなんだよ。むっちゃ遠いし、むっちゃきれいなんだぜー。 緊急事態宣言の間やってたインスタライブの最終回は21日、日曜日にその店から地元の素晴らしいミュージシャンたちとお届けするよ。 ただ、行ってみないとわかんないこと多すぎて不確定要素多いんだけど、おそらく19時半くらいからになりそう。詳細はまた追って。 そのイカれた店の記事はこちら。音楽にウソつかないってとこにグッときたよ。 じゃ、行ってきまーす。