月別アーカイブ: 1月 2022

オレ、MVP

1月31日 月曜日 晴れ 普段blogを更新できないほど集中してるってとこまではなかなか行かないんだけど。笑。 この週末、ミキシングに集中しておりました。ええ、去年の12/26のミックスです。 ライヴに行けない人がライヴを愉しめるように。クルマでしか音楽を聞けない人がまるでライヴを見ているように。キッチンでしか音楽を聞けない人がまるでライヴに参加しているように。 CDの収録分数ギリギリまで入れて、一本のライヴを愉しめるように。 HWという稀有なバンドの魅力を存分に愉しめるように。 スポンテニアスに有機的にドライヴして、静けさの中に強さがあって、アホさもあって。 コの世界に生きているからこそ創れたと誇りを持っていえるようなもの。 完成しました! 儀式として、散歩しながら愛用のヘッドフォンで爆音チェックをします。 いや。素晴らしい!!!!!!!!我ながら、素晴らしい。 まず、こんなトリオのバンドは世界に存在しない。そしてコの状況下だからこその「抑圧」とか「解放」とか「緊張感」とかすべてがコンパイルされていること。 オレ、MVP。笑。ウソ。参加してくれたみなさん。スタッフ、メンバー。コの状況。すべてのことが創りだしたミラクルか、と。ありがとう! なるはやで、リリースします。 これ、散歩しながらミラクルなライヴ、楽しめます。会場にいてくれた人も、配信で参加してくれた人も、どちらも叶わなかった人も。楽しめます。 本気で頑張ったので、ちょいと逃亡して、どこかの雪山で次のプロジェクトに取りかかります。   ギターアルバム、40thアニヴァーサリーストア(NO REGRETS社直営)での販売が終わるとオフィシャルストア(ややこしくてすまん!委託業社)からの発送になり、送料、手数料などがどうしても上がってしまうので、お早めにどうぞ。

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季節のワルツ

11月29日 土曜日 晴れ 雪山のおかげか、自分が立っているべき場所が明確に見えたのか。 スタジオにこもって猛然と仕事をしております。いつもの数倍も仕事がはかどる。集中していられる。不思議なもんだなぁ。 オミクロンって、もはやミュージシャンにはどうしようもないわけで、自分の役目に集中するしかないのです。 昨年の12/26のライヴのミックス、佳境です。何が収録されてるのか不明なライヴ盤ってライヴみたいに愉しめるんじゃないかなぁ、とか。今までと違うことを考えています。クルマで聞いてライヴを見てるように運転できる、とか。キッチンで聞いてるのにライヴ感がある、とか。 ギターアルバム、Apple Musicで出てこないと苦情がありましたが、あったりまえじゃん!!!!!!!出してないもん。HEATWAVEのニューアルバムなんかは仕方ないからサブスクにも出しますけどね。ああいうのにミュージシャンは一方的にやられてるわけです。音楽定額聴き放題って誰が儲かって、誰がしわ寄せを喰ってるのか。考えてみてくれると嬉しいです。 こっちにも意地ってもんがあるわけで。だからギターアルバムのような特殊なものは、野菜の産地直送のような届け方しかしないのです。いやできないのです。そんな中、アルバムを買ってくれる人にはこの野菜、なるだけ安い送料で、なるだけ早くお届けしますとも。あったりまえじゃん! 老体のミュージシャンたちが自分たちの楽曲を続々と巨額で売り抜けてるのは、ほんとうにいかがなものか、とがっくりしたりします。死後50年経過すると、それは公共財になるのです。あんたたち、それロックンロールなの?と。オレだったらどうするかなぁ? ギターアルバムは実験でした。著作権を放棄して、いろんな人に使ってもらう。今のところ成功したとは言えないけど、そんなミュージシャンは今までいなかったわけで。まぁ、言いたいことはいろいろあるけど、今日はこのくらいにしておきます。やっと精神衛生がよくなったところだしね。   先日の配信ライヴ。今日までかな?ギターアルバムと合わせて、ぜひどうぞ。ギターアルバム、40thアニヴァーサリーストア(NO REGRETS社直営)での販売が終わるとオフィシャルストア(ややこしくてすまん!委託業社)からの発送になり、送料、手数料などがどうしても上がってしまうので、お早めにどうぞ。   今日はこの曲をミックスしてました。31年前に27歳の若造が書いたんだけど、なんだか歌ってみたくなったんです。悪くなかった。他人みたいにじーんとしたな。 これ聞いて、週末ゆっくりしてください。それじゃ、去年の12/26、渋谷のライヴから。 季節のワルツを。 季節のワルツ

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インスピレーション

1月28日 金曜日 晴れ 厳しい冬を生き抜く野生動物にコなんてまったく関係ないわけで。 インスピレーションをもらいました。ほんとに、人類謙虚じゃなきゃいけないというか。彼らひたむきに生きてるもん。 ティーンの頃大好きだってMちゃんは「人間が一番じゃないところで、誰かの力になりたい」と言ってサードワールドに飛んで行きました。未だに忘れられません。笑 ほんとに、人間が一番だなんて、大きな思い上がりで。 僕がスノーボードの帰りに入ってる温泉のすぐ側にお猿チームが温泉に入りに来るんすね。やってること同じだし。オレ、たぶんともだちになれる。 雪山行ってだいぶ自分を取り戻したっす。何がどう狂ってるのか構図が見えた。 そうそう。先日の配信ライヴ。もう数日視聴可能です。あれは作品化したいなぁ。思案中です。ギターアルバムと合わせて、ぜひどうぞ。  

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何に振り回されているのか

1月27日 木曜日 曇り   いったいなにに振り回されてるのか?  オミクロンか、それとも人間か?  マンボウの中、なんの補助金も受けとることもなく、裏通りの人々と町のために、今日もひっそりと自分のペースで店を開ける男を知っている。  彼はオレにこう言ったんだよね。  「ただの風邪、騒ぎすぎ」。  いろんな人間がいて、いろんな考えがあっていいはずなのに、コンプライアンスだ、同調圧力だ、エトセトラ。ほんとうに生きづらい。  彼は彼のイズムを貫いてるだけ。それは彼の自由。胸がすくほど爽快じゃん。  山にいる間、SNSから意識的に離れてみたり、意図的にテレビを観たりしてみた。いろんなことがくっきりと見えてきた。  それとね。blogの重要性にも気づいた。だって、ここに来てくれる人は自分の意思で来て読んでくれるんだもんね。決してfacebookやインスタから流れてきたんじゃない。「いいね」はここには存在しない。  いろいろ思う。  そして自然はほんとうに偉大だった。

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VIVA JAPAN !

1月26日 水曜日 曇り   某国で毎日スノーボードに明け暮れていたころ。たしか3週間くらいぶっ続けでやってたような。  筋肉痛を上書きして、1週間くらいで完全無欠な身体になる、みたいな。  本日3日目ですが、もう無理っすね。笑。身体がギシギシです。誰か油さして!これも確かな老化だね。  でもJAPANの素晴らしいところは温泉!!!!!!これはとてつもなく素晴らしい。普段、そんなに温泉好きでもないんだけど、スノーボードの後の温泉はね、もう言葉になりまっしぇん。至福です。帰って宿でビール飲んだら即死death。  この山にもスキーの先生が教えてくれた地元の人が行くであろう温泉があってね。番頭さんも誰もいないんで、500円機械に入れて入るんだけど、溶けます。泉質がね、素晴らしいんです。ありがとう地球。  はてさて。明日から降るみたいです。一度もパウダーには出会えないままでしたが、毎日違う山に行って、いろんなシチュエーションを愉しんで、全身の筋肉痛とともにだいぶ元気になりました。

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命の洗濯中に思うこと

1月25日 火曜日 晴れ   雪山でひとり、命の洗濯中です。  なのに、こんなことをを書くのはどうかと思ったんだけど。善き方に動いていくことを願って。  昨日、宿でテレビを観たんすね。オレ、普段はまったく観ません。ほとんど音量を出さずに観てたんだけど、垂れ流されるコに関するネガティヴキャンペーンにほんとうに驚いたんすよ。あれは影響力でかいだろうな。潜在的に恐怖が刷り込まれていく。  今の時代、必要なニュースは自分でソースを選んで知ることができます。なんだか違和感を感じてる人はしばらくテレビの電源を抜いてみたらどうか、と思った次第です。  雪山で暮らす動物たちはコもなにも関係なく、ただひたすら生きてます。とっても胸を打たれる光景です。

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シーズンイン

1月24日 月曜日 晴れ   陽が昇らないうちに家を出て、一路雪山へ。  リフトが一基しかない(しかも一人乗り)人生でいちばん小さい山に行く。売店はないし、リフトは止まってるし。  客はおじいさんスキーヤーとオレだけ。リフトを使わないときは電気代を節約している模様。11回券2000円あまり。乗るたびに昔の改札よろしく切符を切ってくれる。11回券ってとこが最高。  コースがあまりにも短くて、すぐにリフトのおじさんと再会するので、ちょっと恥ずかしい。  にしても。  こんなんじゃスキー場潰れちゃうよ、、、。ここじゃ密になりようがないのになぁ。  シーズンインの肩慣らしとしては最高だった。明日は全身筋肉痛だと思われ。去年より身体が動かなくなっているのを如実に感じる。スノーボードは生涯スポーツだと思うけど、いよいよこのボロい身体はプロの指導が必要かなと思う。残存してる力で音楽も運動ももっといいパフォーマンスを目指したし。  ただし、もう危険なことはしない方がいいね。ゆっくりパウダーをクルージングしてるだけでじゅうぶん愉しいと思われ。  なんにせよ、生きてるなぁ、と。

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野生の呼び声

1月23日 日曜日 晴れ 山に一人でいると、どうしてあんなにほっとするんだろう。 一人ってことは何かが起きたとき誰も助けてくれないってことだから、じゅうぶんに気をつけなきゃだけど、寂しさなんて一度も感じたことがない。 キーンと澄んだ空気の中で、山に遊んでもらってると、空っぽになって、やがてこころの声が聞こえてくる。吹雪いたら、前後左右なにもわからなくなるから、舐めてはいけない。100%勝ち目なし。謙虚さだいじ。過信は危険なだけ。 関東にしては海があって、空が広くて、目覚めた瞬間にその日のヴァイブスが理解できて、環境のいいところに暮らしていると思う。でもね。コの間、ずっとポジティヴなエネルギーを放出するのにも限界があることを知った。当たり前、か。 ジャック・ロンドンの名著、「野生の呼び声」。まさにそんな感じ。この状況じゃ以前みたいに外国の雪山にひと月なんて無理だけど、クルマにスノーボード2枚とギターとミックス用と文章用のコンピュータ2台を積んで、久しぶりに胸がときめいてる。 山には主がいるところがいい。ちゃんと挨拶して謙虚にしてれば、そんなにひどいことにはならない。主は善き存在とは限らないのが面白いところで、だいたいわかるよ。ここに近づいちゃいかんって。 なんにせよ、野生を取りもどしたい。ちょいと行ってきます。   先日の配信ライヴはあと6日間視聴できます。ギターアルバムと合わせて、ぜひどうぞ。

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その男、山本。

1月22日 土曜日 晴れ ちょいと前向きに頑張りすぎて、充電が必要なようで。そろそろ山に消えようかな。 オレの三代前のマネージャー。20年くらい前だったか、白神山地の麓、秋田に帰って、家業の造り酒屋を継いだんす。 あいつに社長が務まるのか、との心配をよそに、オレと音楽を創っていたときは1ミリもヒットを飛ばせなかったくせに、水を得た魚のように羽ばたいて、傾きかけていた会社を立て直した。想像するに、初めて本気で努力したんだと思うけど。 その酒は今や入手困難。オレも何度か飲んだけれど、ほんとうに美味い。製造工程も見せてもらったけど、白神の水、その水でできた酒米。酒にビートルズ聞かせてたし。笑。 音楽業界でなにを学んだのか、学ばなかったのか知らないけど、こうやって第一線で活躍してくれてるのは嬉しい。 今日、youtubeのおすすめに出てきたのがなんと「山本」。しかもけいちょんとコラボ。やるなぁ、お前。オレもがんばるぜ。       先日の配信ライヴはあと一週間視聴できます。ギターアルバムと合わせて、ぜひどうぞ。    

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ロックンロール・マナー / MONA

1月21日 金曜日 晴れ 引き続きミキシングの日々。スノーボードのチューンも終わりました。雪山、逃亡間近か、、。笑。 ロックンロール・マナーってものがありまして。これを継承していくのも僕らの役目だと思うのですよ。いや、マジで。J-POPって根本的にそういうものを破壊したのです。なかなかにクソです。ルーツが見えない音楽に未来はないのですよ。今はあっても。永遠には残らない。なんでその音楽が産まれたかって、必ず背景があるんです。 HWにはもちろんルーツがあります。できれば、僕らを通じて源流をたどってくれたら嬉しいです。NY居候時代を通して、僕はロックンロールの源流であるアイルランドとアフリカに行ってみようと思った。アフリカは諸事情で叶わなかったけれど、アイルランドの最深部にたどり着いたとき、なんで、この音楽に惹かれたのかわかったのです。 彼らは自分たちがされたことを「目には目を」ではなく、豊かな音楽や文学や風刺や笑いに変換した。そのことがものすごく好きなんだってことに気づいた。それはとっても大きなことだったのです。僕にとってはね。 50年代にボ・ディドレーが発明したビートがあって、60年代初頭にストーンズが彼らの解釈でカヴァー。80年代にルースターズがそれを受け継いで、HWが2021年コの時代にそのビートを演奏。 池畑潤二のそのビートはワールドクラス。聞けばわかるさ。じゃ、今日はMONAを。 MONA   ディズニープラスで「Get Back」を見て、ビリー・プレストンがどれだけあの時代のビートルズにいいエネルギーを与えたかってこと再確認したんだけど、彼のオルガンのルーツはやっぱりここだよなぁ、と。ちなみに小学生のときLet It Beの次に買ってもらったアルバムはビリーのオルガンのアルバム。それはオレが持ってるより適切な人がいると思って、魚さんにもらって頂きました。       先日の配信ライヴはあと8日は視聴できます。ギターアルバムと合わせて、ぜひどうぞ。

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