月別アーカイブ: 7月 2019

Mixing days #032

7月31日 水曜日 晴れ 何年かかったんだろう?ようやく、風呂に入って、食事をして、音楽を創る。山の家をそこまで復活させることができた。 自治体の認定は「半壊」だったけれど、家が15~20センチ傾いてる時点でほぼ「全壊」だったから、道のりはたやすくはなかった。 でも、諦めなくてよかったと思う。 創っている音楽に山のヴァイブスが入りますように。 敢えてここにはネットを引いていない。そこまでケーブルは来ているけれど、そういうことから離れていたいから。でも、この時代、躊躇なんてなく、何も待ってはくれず、ひっきりなしに連絡が来る。まぁ、仕事だから仕方ないけど。音源を麓でダウンロードして、歌詞をコピーして、どりゃーっと仕事して、また山に戻る。こんなんだったら、ネット引いた方がいいかもな。アーメン。

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ハートランド Mixing days #031

7月30日 火曜日 晴れ とっても簡易ではあるけれど、ミックスできる環境を作った。もちろんフィニッシュまではいけないけれど、80%はここでも仕上げられると思う。山のヴァイブス、アルバムに詰められるといいな。 朝4時台に目が覚める。じいさんか。筋トレ、ストレッチ、峰へ往復10キロ歩いて、草刈り、掃除、労働しながら音楽を創る。悪くないと思う。 山に独りでいると、思う存分、空と話ができる。

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ハートランドに還る

7月29日 月曜日 曇り むっちゃタイトなスケジュールではあるけれど、ハートランド阿蘇に還る。 数年前の地震で半壊した家。ようやく去年、寝食ができるところまで復活させた。のだけれど、忙しくてまたしても一年間放置。新しいアルバムにハートランドのヴァイブスを入れたくて。いつもはうちから70キロくらいのところにある「勝手に実家」にお邪魔して、上げ膳据え膳で過ごさせてもらうのだけれど、それも自粛。オレにそんな時間はないのである。アーメン。 最後の角を曲がったらかろうじて、草に埋もれた家が見えた。地下水を引いてる量水器の場所ももはやわからない。水を出すのも宝探し。 さてと。覚悟を決めよう。闘いだ。道を作るところからのスタート。草刈機のエンジンをかけるまで30分、そして3時間かけて道を作った。もうクタクタ。 でも、明日には音楽できるかな?俺の布団は麓で1980円で買った安物の寝袋。布団も何もかも地震でやられてしまったから。 blogの更新は麓のコンビニにて。明日は食事も作れるかな。一歩づつ。一歩づづ。    

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福岡にて

7月28日 日曜日 晴れ ホテルにイベンターが迎えにきてくれる。建物から車へのわずか15メートルで思った。夏だ。博多の夏だ。しかも天神の。これ、わかる人にはわかるはず。酷暑なんてものじゃない。南の島の方がよっぽど楽なやつだよ。焦げる。 故郷のステージに立つと、いろんな想いが押し寄せてくる。ちょっと言語化不能。 ひとつの音がゆっくりと減衰していくこと。音と音の隙間が感情と未来を描くこと。そんなことを考えながら、ステージに立っていた。愉しんでくれたかな? 来てくれて、ほんとうにありがとう。  

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故郷にて

7月27日 土曜日 晴れ すっかり勝手知らぬ街になってしまった故郷にて。 早起きして、墓参りに行く。彼らに線香をあげるのは俺だけだろうと思っていたら、変わらずずっとお参りしてくれる人がいて、ほんとうにありがたく思う。 同級生が久保田スラッガーにいる。野球が好きでもなかなか敷居をまたげない名店。ともだちに人生最後のグローブを選んでもらった。名手、辻さんのもの、我らがライオンズ、基選手のグローブ。もはや博物館入りの逸品を触らせてもらった。こりゃ、楽器だね。 なんにせよ、小学校のときお互いピッチャーだったけれど、俺は体が細くで早々と中学でドロップアウト。彼はそれをプロフェッショナルとしてやっているのだから、まじリスペクト。愉しい時間だった。 故郷に体をなじませようと、よく食ってた、わずかに生き残る当時のラーメン屋へ。490円。そうだよ、ワンコインで食えるのが俺たちの知ってる博多のラーメンだよ。これについて、近いうちにインスタにアップするね。 ホテルに戻って、フェス用に苦手な譜面を書きまくる。でも、曲の成り立ちがあらためて勉強になるよ。 さぁ、明日は福岡でライヴ。遠慮せず、来なされ。新しい曲、聴きにきてね。

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佐賀にて

7月26日 金曜日 酷暑 亡父命日。 親父とまったく誕生日が一緒の母上がいらっしゃる方が毎年連絡をくれるのです。生きてたら86かぁ。居なくなって47年かぁ。でも、ちっとも居なくなった気がしないのは不思議なものだね。たった18年、そのうち15年くらいしか一緒に暮らしてないのにね。 早朝に起きて、長いメールを書いて。週末だし、金曜日だし、余裕をもって羽田に向かう。 嫌な予感、的中。高速は大渋滞。出る前に調べてすべて空車だった羽田の駐車場はすべて満車。周辺の民間駐車場も全滅。羽田まで誰かに車を取りに来てもらうにも、適役が見つからず。でも、天王洲に奇跡的に駐車場を見つけてもらって、モノレールで空港に滑り込みセーフ。 まったくねぇ。 そんなこんなで降り立った九州の空気はもはや盛夏。ちょっと体がついていかないかも。 なんとひさしぶりの佐賀。 知った顔多数。当たり前か。笑。会わなかった日々に届くように演奏したよ。受け取ってくれたかな? 暑い中、来てくれてほんとうにありがとう。

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Mixing days #030

7月25日 木曜日 晴れ だんだんクレイジーな日々に近づいてきた感じ。 フェスのなんだかんだ、責任あるステージを任されるのは嬉しいけど、ミュージシャンはみんなこの時期忙しくて、殺気立ってる。笑。それを短い時間でひとつの筋の通ったものにするって、結構痺れる。やりがいはあるんだけどね。胃が痛い。 明日から九州でツアーに復帰。その後は隠遁してミックスをしながらフェスの準備をしようと思ってるので、荷物も半端なく、泡吹きながら空いた時間にミックスに取り組んでようやく記念すべき1曲目を完成させた。 さて、九州。佐賀、福岡のみなさん。今回はこんな感じの日々なので、ギター一本さらしに巻いて的帰郷となりますが、ちゃんと前進していますがゆえ、ライヴ見に来てね。

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Mixing days #029

7月24日 水曜日 晴れ 昨夜、夕方から日付が変わるまで、HW的未来の打ち合わせをたんまりと。 その後、それぞれのやるせなさを抱えた野郎4匹でひっさしぶりにハードに飲む。とはいっても、さすが歴戦の酒飲み。ぜんぜんネガティヴじゃないんだよね。しょーがねーなー、みたいな感じでみんなベロベロに酔っ払って、笑って、元気になる、みたいな。きっと、明日は誰一人使い物にならないだろうけど。 なので、わたくす。ひさしぶりに廃人。でも、そうなるのはわかってたことだから。笑。 ミキシング。明日には記念すべき1曲目が完成しそう。 週末は九州に帰るよ。会いに来てね。

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Mixing days #028

7月23日 火曜日 晴れ 月曜日の朝、水戸のホテルで。 選挙の結果を知りたくて、普段見ないホテルのテレビをつけたなら。報道されているのは、お笑い芸人と事務所の騒動のみ。この国のマスコミはもう末期かも。政治だけじゃない。言っておきたいんだけど、テレビにはバイアスがかかってること、知った上で観た方がいいってこと。あれは真実でもなんでもない。 いいたいこと。もちろん政権はゴミだよ。でも、世の中がこうなってるのはあいつらだけのせいじゃない。人のせいにするからこうなってんだよ。おまえはどうなんだってこと。それを自分に突きつけるか、つかないか。だと思う。 ミキシングの日々に突入。 日々、どうしてこんなにやることがあるんだろう?ふと、それを考えて、自分が音楽事務所を離れて、マネージャーも置かずに極北に棲んでるからだってことに気づいた。あたりまえだ。数人のスタッフの分まで働いてるわけだから。でも、もう戻る気はないし、手を貸してくれるプロフェッショナルもいるし、自由でいたい。 そういうのも創る音楽には反映されると思う。微妙に、でも確実にね。一回しかない人生、俺もあなたも、どう生きるかで、社会だって変わるはずだよ。 わたしはきれいでありたい(長谷川博一)。俺は美しくありたい。  

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水戸にて

7月21日 日曜日 曇り 水戸の老舗ジャズバー、blue moodsには半端ないドラムを叩くマスターがいて、ときどき演奏しに行く。 てか、会話の必要なし。だって、音楽の中に全部あるもん。会わなかった日々のことは。 だから、リハーサルもほとんどしない。彼はファーストタッチでそれができる人だから。 そんなライヴを超至近距離で見ることができる水戸の人は幸せだと思う。 80歳を超えるご夫婦が「これで最後ですから」って。来てくださった。毎回来てくださる。ほんとうに嬉しい。俺もがんばりますから、また来てくださいね。階段なんて、主催者と僕とマスターがお姫様だっこで運んで差し上げますから。 朝。言われた通りに百貨店で水戸の納豆を買って帰った。主催者諸君。いつもほんとうにありがとう! 小さな旅。行ってよかったよ。みんな、また元気で会おうね。    

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