日別アーカイブ: 2019年7月14日

ウサギとカメ

7月14日 日曜日 曇り 長谷川博一さんが僕に遺してくれたもの。 ひとつひとつ噛みしめるように文章を書いています。どこにたどり着くのかわからないし、どこにもたどりつかないのかもしれないけれど、彼がいなければ、僕はここまで歩いてこれなかったことだけは間違いなく。書くことでしか、それを確かめる術もなく。咀嚼できるまで時間を。 なんだか、兄弟のようなものさえ超えていたような、おかしなウサギとカメのような関係(もちろん僕がカメ)で、ようやく僕が追いついたなら、彼はジャンプして勝手に逝ってしまった。そんな感じ。 ふたりは「死」についてもしょっちゅう語っていて、記録も残っていたりする。 いわく、「ぼくならば、今。死よりも重要と感じられる幸福感が欲しい。寿命より早く、今ここで朽ち果ててもいいと思わせてくれる興奮が欲しい」。 僕らはずっと永遠の円環を目指してきた。果たして彼はそれを手にしたのか?空に聞いてみたい。 友人たちが彼の仕事を送ってくれます。どれも素晴らしい。こららもみんなに見てもらえないか、と。どうしたらいいか考えています。   佐野元春さんのメッセージ。 佐野さんの作品、”COYOTE”に寄せられた長谷川さんの文章。   彼の最初の著作、「ミスターアウトサイド、わたしがロックを描くとき」はビル・フラナガンの名著「ロックの創造者たちー28人のアーティストは語る」にインスパイアされた主にソングライティングについての本で、清志郎さん、佐野さん、泉谷さん、友部さんなど偉大な先達の中に若輩ものとして混ぜてもらってほんとうに嬉しかったのです。これまでこの国にはなかった、素晴らしい内容なので、「きれいな歌に会いにいく」と合わせて、是非手にして欲しいです。 彼にメッセージがあれば、このblogのコメント欄に。僕が彼と遺族に伝えます。    

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