月別アーカイブ: 12月 2014

浦島太郎

12月29日 月曜日 曇り   ラジオ出演。年末だし、道路状況読めないし。電車で行った方がいいかなって。  渋谷は知らない街になっていた。そのあたりに10年以上住んでたから。東横線に乗ったことはないけど、駅は知ってたから。だから、乗る自信はあったんだけど、次の打ち合わせに行こうにも、駅そのものがなかったんだってば。笑。  思わず聞いちゃったよ。東横線の渋谷駅はどこですかって?ヒカリエって建物から地下にずんずん吸い込まれるんだね。何だかね、強烈な違和感があった。「東横線はTYですから」って。え、TYって何?怖かった。オレたちは何を得て、何を失って、何を目指してんだか?  てな訳で、いくつか告知。 2015年1月1日(木曜日) BAYFM MOZAIKU NIGHT 26:00  パーソナリティーは中村貴子さん。元旦からHWを特集してくれました。もちろん僕も出演してます。 1月4日(日)19:00~19:55 FM長崎 新春特番「HEATWAVE SPECIAL PROGRAM VOL.9」今回はスタジオを飛び出して、長崎の海を見ながら、収録したよーーーー。 それから2015年1月21日 (水) 仙台・JAZZ ME BLUES noLa でのライヴはSOLD OUTになりました。ありがとう。

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12月28日 日曜日 晴れ 昨日はな、なんと久しぶりに休日を頂きました。とは云っても、おふとんの国で夕方まで気絶していただけですが。 今日からスタジオワークに復帰しました。年末年始返上す。前にも書いたけど、このくらい忙しい方が、世間のムードに引っ張られないからちょうどいいです。 三浦麻旅子さんが12/26の写真を送ってくださいました。感謝。観に来れなかった人のために掲載しておきます。分かってると思うけど、コピーライトは三浦さんに帰属するので、無断で使わないでね。関係者のみなさん、年末なので連絡しませんでした。事後承諾ですいません。問題あったら、連絡ください。 ついしん blogラジオ、テーマとリクエスト、明日の夕方まで募集します。あまりにリアクションないと、最終回にするぞー。 ——————————————- 全、撮影。三浦麻旅子。

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MY LIFE IS MY MESSAGE、渋谷にて

12月26日 金曜日 曇り MY LIFE IS MY MESSAGE 2014。全力中年。文字通り、全力で走ってきた(僕にとっては)今年最後のコンサート。 正直に書く。MY LIFE IS MY MESSAGEが全国に広がっていったのはとても嬉しい。けれど、その想いを束ねる求心力が激しく不足していて、全国で想いやお金を受け取るたびに、それらをまとめきれない自分がふがいなかった。そもそも、日本全国の想いをまとめること自体が不可能なのだと、さいきん気づいたけれど、何とか調整しようとするたび、自分がバラバラになりそうだった。 時間の経過とともに出来てしまった福島との気持ちのズレ(大雑把にしか表現できなくて申し訳ないけど)は全国の気持ちと愛が還流する新しいシステムを構築するしかないと云う結論に達した。新年が開けたら、単身、福島に行く。2014年は全国の想いのひとつひとつを受け取る時期だったのだと思う。 正直に書く。アゲイン。僕は甚だプライベートな人間だ。いろんなことを背負うのは荷が重かった。推進力として期待されることも荷が重かった。帰る場所も持たず、全力で駆け抜けたけれど、安らげる場所は欲しかった。でも、ここで投げ出すことはしない。それができないだけの理由は全国のたくさんの人たちから、今日きてくれたオーディエンスから、そして参加してくれた素晴らしいミュージシャンたちから受け取ったから。 どんな状況であれ、継続することには意味があると思う。 ————————————————— 僕は人を信じるのが好きだ。今日、演奏してくれたミュージシャンは道を歩いていたら会った。誰かが紹介してくれたこともあるけど、それらは全部必然だったのだと思う。それぞれの違う道のなかで、それぞれに遠くを見据えていて、視線たちがフォーカスしている場所はそんなに離れていない気がする。 僕は彼らを信じる。だから、何も云うことはない。今日もまた、まとまりのないグダグダなMCっぷりで楽屋で落ち込んでいたら、同級生の高野寛くんが「ぜんぜん気にすることない。オレたちは自由を目指してきたし、自由なんだ」ってさ。何だかね、オレは何をチマチマ、ちゃんとやろうとしていたのか、目の前の霧がぱーーーーーーーーーーっと晴れたよ。そんなことどうだっていいじゃん。生きていることの歓びを全身で表現する以外に、僕らにできることなんて、そもそもない。彼がその言葉を語った瞬間を僕は忘れないと思う。ありがとう。 GRAPEVINEの田中くん。あんなにラブリーな人物は久しく見たことがない。彼はそのパーソナリティーで楽屋をひとつにしてくれた。で、彼が描き出すヴィジョンはLIFEのいろんな場面で有効なのだ。ときどきフラッシュバックのように思い出す。自主的に高野くんと演奏してくれて、僕は贅沢な観客になった。12月の深夜、寒風がふきすさぶ中、どうしてか、忘れたけど、渋谷のタクシー乗り場までヘベレケな彼を送っていった。不思議な幸福感をありがとう、ブラザー。 高野寛くん。遠くも近くもないような平行に存在する道をずーーーーーーーーっと歩いてきたんだけれど、ようやく時は満ちて、一緒に演奏できた。たぶん、25年くらいかかってるのかな。笑。長過ぎ。彼が旅路で獲得してきた唯一無二のグルーヴ、メロディー、ヴィジョン、そして彼を音楽ヘ駆り立てる想い。同じ時代を生きてきたんだなぁと、感慨深く聴いていた。寛と洋の音楽の間にあなたは居るのかもしれないね。素晴らしかった。感激。 矢井田瞳さん。って書いたら、本人からヤイコと呼んでくれと。なので、がんばって、ヤイコ。もう今さら書くこともないけど、どんな時も前に進んでいこうとする力が目の中にひかりとなって輝いている人。母になってからは、僕が学ぶことの方が多いのです。僕らの間には不思議な(あまり好きな言葉じゃないけど)絆のようなものがあります。何だろうな、男女とか、そういうことじゃなくて、言葉にできない何か。敬意でできてるのかな、それは。いつも、ありがとう。 佐藤タイジ(呼び捨て)。奴のモジャモジャは夢でできているのです。奴のヴィジョンは誰も傷つけない。奴は「NO !」ではなく「YES !」としか云わない。それがどれだけ大変なことか。どんな困難も西部警察のパトカーみたいに、パッションで強硬突破していくタイジが僕は好き。励まされてばかりじゃどうかと思うので、僕もできることは何でもやりたいと思うのです。 —————————————————- 全員で歌った「もう一度世界を変えるのさ」。そのハーモニーに関しては記述しません。タイジ、来年もう一回やらせて。世界を変えよう。懇願。 某テレビ局が収録していた「満月の夕」に今日はすべてがありました。僕が伝えたかったのは、音楽は「みんなのもの」だってことです。曲を書いた人物のものではない。それぞれの個性が中空に風景を描き、サビになってヴォーカリスト5人が「ヤサホーヤ」と歌ったとき、僕には来年の道がイバラと共に輝いて見えました。 みんな、ほんとうにありがとう。生きます。たくさんの愛。誕生日も祝ってくれて、ありがとう。

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クリスマスと忙殺

12月24日 水曜日 晴れ 元からクリスマスに何の縁もゆかりもありませんが、いつものように忙殺されておりました。盆、正月なんかと同じく、単身者はこの時期忙しい方がいいのです。気持ちがブレませんからね。おかげで、心ある新聞社の取材を完全にすっぽかすところでした。危ねー。 2日間に4人のミュージシャンに会ったのですが、それぞれの振り切れ方が素晴らしかったのです。一例を。佐藤タイジは追い込まれたら、なにごともパッションで強行突破するのだと申しておりました。すてきだよ、すてきすぎるよ、タイジ。笑。 何だかね、何かの尺度で人間を計ることにまったく意味を感じないのです。自分もそうかもしれないけど、はみ出してる人、大好き。一番好きなのは、スマしてるんだけど、羽根をしまい忘れたカナブンみたいなミュージシャン。って分かんねーか。 何はともあれ。12/26、来てください。 ついしん 表現はどうかと思うけど、THE ALFEEみたいに全編ハモるって曲があって、そんなことやったことないから、四苦八苦。だいいちウチのバンド、誰もハモってくんないし。でも、やったことないことはおもろい。がんばる、オレ。笑。 それと元旦のblog上ラジオのテーマは何にしようかのう?アイデアやリクエストあれば、コメント欄にどうぞ。        

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続・リハーサル

12月23日 火曜日 曇り このイベントの音楽プロデューサーとしての主な仕事は「人選」です。それに尽きます。もちろん、どのミュージシャンも破格の才能を持っている人たちであるがゆえ、スタジオでも僕は一言も何も云うことはありません。 出てくる音に、すべてが含まれているのです。これまで歩んできた道のりも、未来へのヴィジョンも。今日は才人が二人でヴィジョンを二重螺旋構造のように絡ませているのを目撃して、「ふふっ」とひとりごちました。12/26、来てください。二日間、リハーサルがちょー愉しかった。

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リハーサル

12月22日 月曜日 曇り ミュージシャンという類いの人たちは言葉にしなくても、音楽で会話する。そして、理解の振幅(世間ではそれを誤解と呼ぶのだが)があるからこそ、グルーヴとハーモニーが生まれる。たいていそれはしなやかで、強い。調和と差異は同義なのだよ。それを知る人はとても少なく、無理に型の中にはめ込まれそうになるから(オレの場合、異星人って型だな)息苦しい。そして、その苦しさがまた音楽を創るってのが、アイロニックな円環の図式。アーメン。 何はともあれ、12/26、来てください。今日も素晴らしかったっす。

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ピカレスク

12月21日 日曜日 晴れ ピカレスクについて考えを巡らせながら、いくつかの曲を身体に入れ、人との絶望的な距離について考える。遠いことは何も怖れることじゃないんだけどね。オレは怖いって感覚をときどき忘れそうになる。で、異星人と云われ、そのたびにブルーにこんがらがる。それって、君のエクスキューズかもしれないってこと、考えたことある? 昨夜、街のタクシーは稼ぎ時で、空車でもまったく止まらなかった。5回目で諦めて寒風の中、歩いて帰った。そんなバカなことする奴は居ないんだろうけど、腹を立てるのが嫌だったんだよ。とってもね。まるでバブルの時の六本木みたいだったぜ。殺気だっていて、ひどく居心地が悪かった。学ばないんだね。いいかい?仕事の本分を忘れるんじゃない。それは君自身のLIFEをリスペクトしていないのと同じことさ。 ヘンリー・ミラーとか、セリーヌとか、ブコウスキーとか、ハンター・トンプソンだとか。語れる人が減ったけど、こういう気分のときこそ僕には彼らが必要なんだ。いくつになってもね。ね、ピカレスク。そうだろ? さぁ、曲を身体に入れよう。ひどく疲れたけど、音楽は僕を裏切らないからね。

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レコーディングと言語感覚

12月20日 土曜日 雨 とある長編映像のための音楽を偉大な先輩とレコーディング。一日で、12曲、20バージョンくらいか。あ、まぁ、その、あの、えっと、いつものように無謀です。す、すいません。 その映像を初めて見せてもらったときから、頭の中には音楽が鳴っていたのです。そうなると、アウトプットしないと気が済まない。自分で自分がやっかいす。だから、作曲と云うか、そういうことも苦になりません。このクソ忙しい日々の中でも。ってか、僕もせんぱいも、きっとそういう作業が好きなのです。もう少し、余裕をもってやりたいけど。 テレビから僕がかつて作ったサウンドトラックがときどき流れてきます。「あ、この曲いいなー」、「オレじゃん」みたいなこと、良くあります。嬉しいです。 閑話休題。 バジェットが少ないなら、それなりに工夫すればいいんであって、「出来ない」と決めるのがわたくすは嫌いです。だから、無理を云って、旧知の名エンジニアT氏に来てもらい、楽器スタッフは二人、映像チームのお二人にはプロジェクターを用意してもらい、映像を見ながら、せんぱいと二人で演奏し、録音しまくらちよこ。やっぱり燃えます、ほととぎす。せんぱいもオレも音楽家なのねー。 わたくす。前もって、何をやりたいのか、関わってくださったみなさんに「ちゃんと」説明していた気でいたのですが、それがまったく伝わっていなかったのですね。何というか、その。自分のヘンな言語感覚と、一般常識のなさに呆れました。ってか、もう脳のどこかが壊れてんのか、機能してないのか、ズレてんのか。良くわかりません。すいません。こんなオレで。 それでもみなさん、プロフェッショナル。無茶ブリに次ぐ無茶ブリにも関わらず、それぞれにプロとして素晴らしい仕事をして下さいました。後はわたくすが素晴らしい音楽に仕上げるだけなのですが、スケジュールの都合ゆえ、明日からはライヴモードに入らねばなりません。ふーーーーっ。 そして「これからのリハーサルは何でこんなに入り時間が早いのかい?」とマネージャー様に問いかけたなら、「あ、皆さんね、クリスマスシーズンですから、いろいろおありになるんですよ」と。う!そ、そうだよね。こんなときにクリスマス関係で何の用もなく忙殺されてんのは、オレだけだよね。ち、ちくしょー。 ってか。2014年は全力で生きるのだと決めて、全力で走ってまいりました。ほんとーにスケジュールだけはアイドル歌手に負けない日々でした。外国に逃亡しない限り、わたくすに休息はありません。 なので、そう、遠くない日に、逃亡、する、かも、いや、すると、思いますが、許してください、ほととぎす。逃げる前にオレとコンタクトを取ろうとか、もう思わないでください。ひゅーーーーーーーーー。  

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12月19日 金曜日 晴れ 海はいいよ。嘘つかないもん。

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THE BOOM FINAL @ 日本武道館

12月17日 木曜日 曇り 美しく散った。25年の歳月は、まるで一瞬の火花のように。後悔をみじんも感じさせずに散りやがった。美しかった。素晴らしかったよ。 彼らに比べたら、オレはただ往生際が悪いだけかもしれん。でも、もう少し悪あがきを続けてみるよ。 ほんとうにありがとう。そしておつかれさま。ゆっくり休んでね。そして、たまには飲もうや。Life goes on !

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