12月21日 土曜日 晴れ
長い旅路の途中で出会った人たちがいます。僕の心に深くぐっと来るのは、何故か第一次産業に従事する人たちが多かったのです。農業、漁業、林業、エトセトラ。
理由はたぶん。
彼らは自然に生かされていることを身をもって知っているからです。総じて謙虚。そして、日々、たゆまぬ努力を黙々と続ける。感謝を忘れない。そうやって育てた作物が天候のせいで全部駄目になったりもするのです。そんな不条理も、ニンゲンが一番ではないから、と受け入れる。
たとえば。
林業に従事しているともだちは鹿のような目をしています。ほんとです。「お前、シカか？」と何度云ったことか。そして今植えた苗木がお金に変わるのは100年後の話。彼らは自分の生き方がこの惑星と密接に繋がっていることを知っています。
この時代、多くの企業は5年先以上のヴィジョンを持っていないはずです。今期、来期。確かにそれも大事かも。でも果たしてどちらが豊かで、未来にとって必要なものなのか、いつも僕は考えされられるのです。
「MY LIFE IS MY MESSAGE」の活動を通して、北海道と四国の生産者の志が合体し、更にルー・リードの反逆スピリットも拝借して「八味 WILD SIDE」が生まれました。ちょー嬉しいし、何よりも美味い。俺はラベルの字を書いただけで何もしてないけど、まじ、自信作です。売り上げは制作にかかった費用を除いて、すべてプロジェクトの活動に役立てられます。ゆくゆくはラベルを張る作業を福島の施設に委託するつもりです。
12/26、会場で用意しています。是非、お正月に「愛のコラボ」を使ってみてください。あなたが食してくれることで、この円環は更にでっかくなるとです。
北海道のこの海が育んだものと。
ひとりのアンポンタン（暴走族）によって焚かれた極上の塩。
彼は船でも暴走するのか？
そして愛媛県八幡浜市、段々畑の陽のあたりのいい場所はみかんと先祖のお墓のために。僕はそこに深く感動したのです。
ほんとうに「瀬戸の花嫁」の歌詞みたいなんよ。
見てください。生産者のSさん一家のこの実直な表情。
今回このみかんが使われてます。僕は何度も頂きましたが、唖然とするくらい美味しいです。だって、愛が詰まってるからね。
どうだーーーーー！
字はわたくすが、デザインは北海道と関東のダブル体勢で何度も試行錯誤を重ねました。
コンセプトは愛と宇宙と無国籍感。
どうぞ、よろしく。愛がたくさん。
ええ字やぁ・・・。
末広がりな味なのかな(^3^)/～☆
楽しみっ。
洋さんの全国行脚が、こんな形に昇華するとは…
これは、新しい章の始まりですよーー！
次の福岡でのライブにも持って来て下さいね。5本買います。いやもっとだな。大切な人たちにも分け合いたいから。
農家だった祖父母、今も現役の叔父。彼らの姿から感じることは生業、生きる業（技）から最終的に産みだされるお金の歓びはもちろん。でもその前に〈美しいアニミズム〉と〈育む歓び〉という豊かさがあります。植物や動物とともに生きる生業はわたしたちニンゲンを含めた生命の循環であり、円環で広がっていくし、それはたぶんお金と違って失われない豊かさだと思うのです。イノチって世界で一番大切なものだと人は本能で知ってるはずだから。「八味」完成、おめでとうございます！ROCKな生産者にしびれました。
書道をされているってこの為だったのですね。
いい書、そして素敵なラベル!!
愛と宇宙と無国籍感、愛がたくさん♪
早くいただきたいなぁ。
自分の分とおみやげにもしようと思っています(*^^*)
『八味 WILD SIDE』 完成おめでとうございます！
素晴らしいプロジェクトに改めて感動しております。涙が溢れました…。
ラベルのロゴ、デザイン、書は心に伝わるものがありますね。温かくて愛を感じます。沢山の方に食べて頂きたいですね。