11月28日 木曜日 風が強い日
思うに、「アイツはアホなのか」と周囲が呆れるくらい情熱を込めて、なおかつ丁寧に生きることを積み重ねる。
ただ、それだけだと思う。
いつだって外野は好きなことを言うもんだし、それは言わせておけばいい。
周囲がなんであれ、自分が意思を貫けるかどうかにかかってる。
人に期待するのはそもそも間違い。あくまでもエンジンは自分であって、他人ではない。エンジンはスピリットと心臓と両方に宿る。だから、チームが私利私欲ではなく、ひとつの目的に向かって尽力してる姿を見ると、とんでもなく励まされる。ほんとに素晴らしいチームだよ。手前味噌だけど。
おととい、テックの奥さんから「肉厚のしいたけ」その他もろもろをいただいて、帰ってそれを肉詰めにしていただいた。美味かったよ。これはオレの血になり、肉になる。
HW倉庫からスタジオにでっかいカーペットを運んだ。それがなんなのか、オレは知らなかったけど。うちのメンバーのセッティングが記録されているカーペットで、それをステージに敷けば、毎回ほぼ寸分たがわぬセッティングができるのだった。あんたたち、すごいね、と我がスタッフながら思う。
とあるエフェクターを自作してプレゼントしてくれたリペアマン。使ってみたら、どえらく素晴らしかった。ギターテックが「これ、順番変えた方がいいですよ、朝早く来て変えておきます」。いやー、びっくりしたね。驚きのいい音。そして彼は玄関に今日持ってくるはずのギターを忘れた。あはは。それでいいのだ。人間だもの。よくないか。笑。
ツアーのなにが怖いって、飛行機が怖い。前回のように気圧差で耳をやられたら、ツアーは即終了。だから、乗りたくない。そこに機材車はフェリーで九州に向かうとな。よし、同乗させてもらおう。フェリーの中ではひたすら寝よう。とかね。
さて。二日間のリハーサルは一旦終了。これからはイメトレと修正と微調整と体力の回復の時間。
何度も書くけど、いつまでもこんなことができるなんて思ってないし。毎回、これが最後だと思ってステージに立つのがよろし。そこに感謝すれば、自然と力が抜けて、緊張と包容力のある空間になると思う。
スタジオにバイクで行ったのはよかった。池畑さんとエンジンふかしながらバイク談義できたのもね。笑。中学生か。
帰りがちょうど、帰宅ラッシュの時間でね。運転が殺気立っててほんとに嫌だった。流れに乗ってるバイクを後ろから煽る輩はいちど、逆の立場になってみるといいと思う。自分がされて嫌なことを人にするなってのが学習の意味。
もうひとつ。医学的根拠はないから、あくまでも感覚の話だけど。
やむなくオレにしては毎日大量の薬を飲んでるわけです。まぁ、菌を殺すためには仕方なく。でもね、なんというか体感として腸が弱っていく感じがする。なので、また薬じゃんと思いながら整腸剤ならと、投与してみたら、歌ってるときに「いわゆる腹の底から」エネルギーが湧いてくる感じはあるんすね。
腸って大事なんだな、と思った次第です。あ、ともだちが送ってくれた「モリンガ」。これも効いてる気がするんで、引き続き飲用。人体実験の結果はまた追って。健康番組か!
でも、加齢と向き合いながら、ゴキゲンに行こうぜ、ご同輩!