4月25日 木曜日 晴れ
今朝もまた重機に悩まされる。家の目の前に数珠繋ぎで駐車され、車を出せない。こちらは機材の積み込みがあるのだがお構いなし。抗議したなら、前もってビラを入れておいたはずだ、と。ビラ入れときゃなにやってもいいんかい、と頭に血が上ったが、もはやこの手の輩と闘うだけ使う労力が無駄。日々違う業者がくるから、大元に生活に支障があるからと伝えているのだが、まったく伝達されていない。なるはやで作業を終えてもらい、こちらが作業を後回しにすることにする。疲れる。
携帯のキャリアを変える必要があった。山の家では今のキャリアはまったく使えない。ポケットwifiを毎回借りてたけど、それもまた面倒くさい。とあるキャリアだけ使えることを知っていたけど、この手の手続きが死ぬほど苦手で放置していた。そういうのもきちんとしようと重い腰を上げる。
しかし、携帯会社って勧誘には熱心だが、出るときは冷たい。当たり前か。おまけに「違約金」みたいなもの取られたりして。「違約金」ってなんだよ!あんたの会社にどれだけ金払ってきたと思ってんだよ。
まぁ、いいや。この際全部作新することにした。電気だって、何だって、ユーザーであるこっちが選ぶべきなんである。独占企業なんてJRよろしくロクなもんじゃないから。
旅をしない人は知らないかもだけど、JRって国鉄時代の名残りか、西と東で会社が違う。それゆえ、チケットの買い方も異なるからふたつのアプリを使いこなす必要がある。で、「みどりの窓口」は減る一方。お年寄りは旅をするなってか!
思うんだけど、キャリアを変えることすら、お年寄りには無理だと思う。32桁の個体識別番号を2回入れろって、無理だよ。自分でできないから、店舗に足を運んだら、料金を取られる。まったくね、、、。
オレは金の話を言ってるんじゃない。そのスピリットの問題。
どんな職業にも意味ってものがある。たとえば宿泊業はビジネスマンにも旅人にも、オレたち旅芸人にも必要。でもね、昨今のインバウンドに合わせた値段設定がエグすぎて、ミュージシャンは名古屋、仙台、大阪日帰りを通り越して、福岡日帰りって時代になりつつある。
なんだかね。
その志はどこを向いているのか。たいせつなのはそれだけ。
昨日、高橋竹山のドキュメントを見たんだよ。津軽では盲目に生まれたなら、三味線弾きの物乞いになるしかなかった。女性はイタコ。その凄まじい人生ゆえのあの音。こころが震えたよ。彼はこう言ってた。「自分が生きるにはこの道しかなかった」って。彼の音は地上から天空を射す情念の「ひかり」そのものだった。
これが音楽だよ。
親父が彼の演奏が好きでよく聞いていたから、オレも幼い頃から彼の音の虜だった。なにが違うかって、生きてきたその道程そのものが音なんだよ。虚構や虚飾ではなく。犬の皮、亀のバチ、絹で作られた弦。そして盲目の弾き手。
なんであれ、どう生きるか。それだけだよ。
ツアー、お疲れ様でした。相当に凹んだ体勢での今回の私のライブ参戦でしたが、広島に「新しい風」を感じることができました。コロナ渦で情報弱者が炙り出され、情報の面でも格差社会になりつつあるような気が致します。ケータイ会社社員の態度の変貌ぶりは、あれがあの業界のエチケットなのでしょうか?私も、奇異な感じは否めません。初代高橋竹山は、私もファンです。洋さんには「津軽じょんから節」の深堀りバージョンをリクエストさせてください。消え入るような風前の灯がもう一度大きく燃えるあの一節に、心が震えます。津軽には名曲民謡がたくさんあります。やはりあの風土が音に融けだしているのだと想います。
色々ついていけないですね
増えすぎた便利をコントロール出来てないし
使い切る前に壊れちゃうし。。。
JR九州は(他の地域もかましれませんが)、「赤字解消のための人件費削減」を理由に駅の無人化をどんどん進めているんだそうですが、それは事実に反し、国から巨額の経営安定基金(≒補助金≒税金)を得た上に、毎年300億円を超える黒字を計上しているのだとか。
駅を無人化すればたとえば目の不自由なかたがホームから転落しても誰にも気づかれず、一昨年大分の津久見駅では、それで高齢女性が列車にひかれ亡くなったそうです。
今日ちょうど15時から、大分地裁で駅無人化反対の裁判が行われるそうです。
愛、無いですね。。
https://mainichi.jp/articles/20231001/ddl/k40/040/128000c
途中で送ってしまいますた。
上記記事、よろしければ。
こちらも。スピリット感じます。
https://x.com/mamen325/status/1782615175906087423?s=46&t=sfSiwaWBpqoBo2rNH1G-vg
高橋竹山さん 私の母も大好きでした。その影響で私も聞くようになりました。同じ東北の方なのでよくツアーもあり母から一緒に行かないかと誘われた事もありましたが
一番の反抗期?的な時期でしたので行きませんでした。今なら喜んで一緒に行けたなと後悔しております。洋さんにもそんな時期ありましたか?
「スピリットの問題」会社勤めの身としては肩身の狭い思いです。「そのやり方間違ってるでしょ?」と思いつつ最終的には会社の方針に従う自身が情けない時も多々あります・・千葉には参加できませんが横浜には伺います。楽しみにしています。