月別アーカイブ: 1月 2014

自分への約束

1月7日 火曜日 晴れ 50歳になり、そして新年を迎え、残りのLIFEがどれだけあるのか不明だけど、自分に向けていくつかの約束をしました。 何の組織に属することもなく、音楽を続けることは、前例のないこととして、とてもやりがいがありました。何よりも「自由」だし。そうなりたくて、僕は音楽を始めたのだし。 ただし、何から何まで自分でやらねばならない。こういう時、自分の器用貧乏が災いします。広く出来るってことは、ひとつの道を極められないってことです。つまり、僕の場合、いろんなことをテキトーに出来るがゆえに、一番犠牲にしたのは「作曲」の時間であり、「作品」に昇華させるために熟考する時間でした。 幼い頃、図書館にある本を全部読もうと意気込んでみたけれど、それは叶わないことが分かった。それと同じように、僕の頭の中にあるすべてのアイデアを試している時間はどうやらないらしい。ならば、優先順位をつけて、世間から自分を隔離して、集中する時間を作るしかない。 作品に昇華できるかどうか、未だ実験段階ではありますが、今月はライヴ活動は一切やめて、仕事場で実験を続けています。 その一環として。 去年のソロ・ツアーでは本編は殆ど新曲を演奏しました。自分が描いたものが同じ時代を生きる人々にどう響くのか、知りたかったからです。その代わりに、アンコールではオーディエンスのリクエストに応えました。自分でも忘れかけている曲がたくさんありましたが、今も有効に響いてくる曲もありました。 てな訳で、今、2014年に僕に演奏して欲しい、かつての曲があったら、教えてください。新しい曲と合わせて実験してみたいからです。

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妖怪・スマホイジリ

1月6日 月曜日 晴れ ラジオを聞きながら(昨年からAMラジオにはまってます。面白いよ)走っていたのだが、投稿に「現代に妖怪が居るとするならその名は “スマホイジリ”だ」ってところでツボに入って、しばし動けず。 ほんとうにねぇ、若い連中はともかく、同輩たちのスマホイジリはどーにかならんのかねぇ。あんた、今オレと話してるんだから、そのスマホイジリ止めなさいよ、とか。どんだけ繋がりたいんだよ、それ幻想だよ、とか。 かく云うわたくすも、走ってる最中にこんな写真を撮影できるのもiphoneのおかげなんだけど、ぜんぜん愛着湧かないのよ。 ともだちに信じられないくらい古い携帯を使ってる女子が居て、「うそ?それ使えるの?」と失礼ながら聞いたところ、彼女、まったく気にせず、「だって話せるでしょ」って。あなた、素敵。クール。

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どうして懲りもせず走るのか?

1月5日 日曜日 曇り あまりに日常になってしまったから、記述が減ってるとは思うけれど、毎日毎日、来る日も来る日も。飽きもせず、海沿いを走ります。ほんとうの事を云えば、毎日「あー、雨降らないかなー、雨降ったら走らない口実できるんだけどなぁ」と思ってますが。 ものすごく嫌なことがあっても、帰ってくる頃には忘れてます。20キロってそういう距離です。とてつもなく嫌なことがあると、更に負荷をかけます。地球って惑星は素晴らしくて、僕のネガティヴな感情くらい全部吸い取ってくれます。ほんとだよ。 それでも、一年の間に心の中に降り積もった良くない感情がある。そして、人は謙虚であることを忘れる。そんなときに、標高の高い雪山に一人で行きます。そこに居て、自然の力に翻弄されていると、すべての感覚が研ぎすまされて、生かされていることを実感します。 話を戻して。 最初の頃は目標が必要でした。フル・マラソンを走る、とか、レースに出るとか、4時間を切るとか、もろもろ。半年でそれらができるようになって、それらの目標は僕にとって意味を持たなくなったのです。つまり、目標があることより、それがなくても、毎日走り続けることの方が遥かに難しい。そこにやりがいを感じるのです。ま、二度と同じ風景はない、この海沿いの道がなければ、それが出来たかどうかは不明だけれど。 ついしん なーんだ、みんな地獄アワー楽しんでくれてるんだ。良かった、良かった。あれ、実際にやるの結構大変なんすよ。なので、みんなのリアクションだけが励みなんすよ。ありがとね。

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2014

1月4日 土曜日 晴れ 新年にあたって。おせち料理を喰らうこともなく、世界から届く「いい雪降ってます」の情報に後ろ髪をひかれながらも、決して雪山に逃亡することなく、箱根駅伝が華やかに行われるその真横の路を走り、2014年の初頭から、とあることに取り組んでおります。 もう少し目鼻がついたら、報告します。しかし、雪山に行きたい。今すぐにもで行きたい。うーっ。

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謹賀新年、blog上地獄アワー第七回。

1月1日 水曜日 晴れ ぱんぱかぱーん。みなさん、あけましておめでとう。今年もどうぞ、よろしく。いい一年にしましょう。僕も50歳になったので、心機一転、暴走中年を目指します。元旦からやることたくさん。 この放送も第七回になりました。新年なので、特別なテーマでやろうとしたのですが、さして何も思い浮かばず。ならば、一年を通して、ふっとみんなが疲れたとき、メゲそうなとき、リクエストにもありましたけど、気持ちがまるくなりそうな曲をランダムに選んでみようかな、と思います。このblogの右下からいつでも過去の放送に飛べるようになっています。 といいつつ、みなさんのリクエストにも流れの中で応えたいと思ってます。 じゃ、新年1曲目はライアン・アダムスがウィスキー・タウン時代に書いた名曲「JACKSONVILLE SKYLINE」を。いい曲だよ。彼が弾くギターも素晴らしいです。頭じゃなくて、心で弾いてる。なかなか居ません。こういう人。   90年代の終わりに彗星のごとく現れ、あっという間に見なくなったNEW RADICALSってバンド、知ってますか?僕にとって、彼(ら)は90年代の星でした。何と云っても曲が素晴らしい。縁あって、ヴォーカルの彼のことを少しだけ知っているのですが、とってもナイーヴな人で、表舞台に立つ性格ではないと、その後プロデューサーに転身し、ロッド・スチュワートのプロデュースなどをやっていました。この曲、サビになるとぐっと気持ちが高まります。正直に告白すると、何度か泣きそうになったことがあります。彼の音楽には心の深いところに触れる力があります。一枚しか出ていないアルバムは名盤なので、気にいったら、手に入れてみてください。ちなみにこのPVはあまり好きじゃないけど。たぶん、彼のコントロールが及ばないところにあったんだね。   カール・ウォリンガー率いるWORLD PARTYのアルバム「Bang!」から「ALL I GAVE」を。彼がWATER BOYSを脱退して作ったのがWORLD PARTY。デビューアルバムの名は「PRIVATE REVOLUTION」。つまり「世界党」による「個人的な革命」。それだけでオッケーでしょ?しばらく体調を崩してたのですが、どうやら元気になったみたいで嬉しいです。一緒に音楽やる日まで元気で居てくれないと困ります。頼むよ、カール。   さ。JAZZ BUTCHERです。知ってますか? デヴィット・Jが在籍してたバンドです。80年代、僕らはかなり影響を受けました。イギリスのジョナサン・リッチマンっつーか、この人を喰ったヘナヘナさと、妙に硬派なところが絶妙な魅力っす。   マーク・ベノです。「僕らがやらなきゃいけないすべてのことは、心から話すことだ」と歌ってらっしゃいます。オール・シーズン染みます。この素晴らしいギターはエド・ジェシ・ディヴィス。名盤「雑魚」も合わせてどうぞ。   馬年なので、リクエストに応えて、強引にクレイジー・ホースを。アルバム「ZUMA」の1曲目。この曲大好きです。しかし、いつ観ても素晴らしいバンド。これがバンド。入りたい。   じゃ、ここからはリクエストに応えて、ランニングに適した曲をいくつか。LSD(ロング・スロー・ディスタンス = 長い距離、時間をかけてゆっくり走る)の出だしにこの曲はどうですか? クラウデッド・ハウスに在籍していたフィン・ブラザースの名曲、「WON’T GIVE IN」を。僕はティム・フィンその人に会ったことがあります。いろんな楽器をこなす職人肌の素晴らしいミュージシャンです。   気持ちよく走りたい日はこれでどうだー? 最近、再結成したTHE REPLACEMENTS の 「WHEN IT BEGAN」。   … 続きを読む

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