じゃこ天とちゃんぽんと人の想いと – 愛媛県八幡浜市にて

10月5日 土曜日 雨

小さな街に居ると、人の営みがダイレクトに見えてくる。それが新鮮。今日、起きたことは、ここに記さなくていいんじゃないかな。と、そう思う。一日や二日じゃ言語化不能。でも、そういうことがこの街に興味を持ってくれるきっかけに、なーんてことを夢想したりもする。だって、それだけの街で人なんだよ。愛媛県八幡浜市。
ひとつだけ書いておくね。瀬戸内は海、そして急な丘や山。段々畑にみかん畑。あと何があると思う?お墓なんだよ。わお。陽当たりはみかんに、そしてご先祖様に、って瀬戸内では当たり前のことみたいだよ。それALL JAPAN的にはぜんぜん当たり前じゃない。学ぶこと、あるよね。俺が小さなガキだったら、段々畑で祈ったこと、忘れないと思うよ。そして彼方に穏やかな海。残念なことに原発があることも。
また来るからね。みんなそれまで元気でね。ほんとうにありがとう。愛してます。

 

昨夜、瀬戸内のお魚パワーを身体に注入。美味すぎる。

昨夜、瀬戸内のお魚パワーを身体に注入。美味すぎる。

これはね、鯛の皮でできた竹輪なんだって。絶品。

これはね、鯛の皮でできた竹輪なんだって。絶品。

グルメリポートみたいですまんが、夢にまで見た「八幡浜ちゃんぽん」。長崎のそれとは別物。こうやって、各地で変化していくのがごいすー。

グルメリポートみたいですまんが、夢にまで見た「八幡浜ちゃんぽん」。長崎のそれとは別物。こうやって、各地で変化していくのがごいすー。

街でいちばんあぢぢな人たち。

街でいちばんあぢぢな人たち。

瀬戸内ならではの山の中腹にお墓あるの、分かる?いちばん陽当たりのいいところはみかんと先祖様にって。泣。

瀬戸内ならではの山の中腹にお墓あるの、分かる?いちばん陽当たりのいいところはみかんと先祖様にって。泣。

今日のチケットは50種類あるんだって。

今日のチケットは50種類あるんだって。

HEATWAVEパン。

HEATWAVEパン。

大の大人が必死こいて作ってくれた看板を設置するの図。微笑ましい。

大の大人が必死こいて作ってくれた看板を設置するの図。微笑ましい。

八幡浜スモーキードラゴン。

八幡浜スモーキードラゴン。

追伸

ライヴが終わって、いい感じでビールを飲んだ頃。スタッフに手紙とお金を渡されました。「お金?」。読んで目が覚めました。僕は原文のままお伝えすることが、いちばんこの人物の思いを伝達することだと酔った頭で思いました。そこには¥29,000が包まれていました。ほんとうに何と云ってよいのか。同行のかえる新聞記者を通じて、確実にプロジェクトに届けます。ありがとうございました。

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山口洋様

山間の小さな小学校が来年の3月で閉校になります。62年の歴史が刻まれた思い出の学校に地域の方々在校生の方々が、いつも以上に訪れています。
私も閉校記念の催しがあり、何度かコロッケ、からあげ、ポテトとかを販売させて頂きました。
地域の方々からいただいた収益を最後に福島の相馬を応援していらっしゃる。MY LIFE IS MY MESSAGE (命がけで支えておられるその姿に感動しています)に作って頂けたら幸いです。
わざわざ900キロを駆け抜けて来てくださり、たくさんの愛を届けて下さいましたお気持ちに感謝します。ありがとうございました。
10月5日。(原文まま) 代筆、山口洋

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そして会場で集められた「そうまかえる新聞」への募金。¥5.514。前述のかえる新聞記者にそのまま渡しました。ほんとうにありがとう!!!!!

 

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じゃこ天とちゃんぽんと人の想いと – 愛媛県八幡浜市にて への5件のコメント

  1. Froggy II より:

    世界でいちばん美しい風景は、愛が循環している光景。県境、あの世とこの世…人生のメッセンジャーたちの心の国には境が無く、きっとみな等しいのでしょうね。胸打たれます。

  2. こびど より:

    涙腺が緩んでしまいました。
    愛、ですね!

  3. Kumiko より:

    海と山間に暮らしている人たちに音楽を届け美味しい物を頂くのも旅の醍醐味の一つですね。
    音楽を通じて人と人とが愛の架け橋になる。感涙にむせびながら手紙を読ませて頂きました。
    心は熱いじぇ。

  4. 愛ぴょん より:

    「愛してます。」が、あいことば。
    気持ちがあちちになりました。
    ありがとうございます。

  5. かなた より:

    私の実家は八幡浜の隣の隣の小さな町です。見慣れた地元の風景が映ってると思うと、何とも不思議な感じです。
    段々畑はみかんとお墓って、普通の事だと思ってました…。違うんですね。
    段々畑は生きる糧を得るための山です。今は亡き祖父と父に、そう教わりました。

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