レコーディング航海日誌#027

8月10日 日曜日 晴れ

三歩進んで二歩下がるんだったら、それ一歩進んでるやん、っちゅー話だが、五歩下がったなら、それはあからさまな「後退」。でも、完成までのながーーーーい道程を俯瞰したなら、それは必要な「後退」だったんだと思う日が来るはずだ、と無理に自分を納得させる。苦笑。

そんな一日。

ありとあらゆるアイデアがことごとく機能せず、疲れ果てました。五里霧中の日は「何のために自分はこの旅に出たのか?」っちゅー原点に戻らなければ。生きてること自体がラビリンス(迷宮)。でも、できれば長居はしたくはない。

ニンゲンのフィール。ニンゲンのフィール。その破綻と調和、破壊と創造。ほんとうは何もいじらなくていい「はず」なのに、それを人為的にやっていることに無理があるのか。嗚呼。

名言。

「執着のあるところに愛はなく、依存があるところには恐怖がある」。

「生き物が卵から生まれるときに、内側から殻を破って出てくるように、その殻も適当な時期に内側から壊さなければならないのだ。それに失敗すると、息を詰まらせて死んでしまう」。

最近使っているカメラ。うーん。ベストじゃないなぁ。

最近使っているカメラ。うーん。ベストじゃないなぁ。

すべてに於いて惜しい。

すべてに於いて惜しい。

ちょっと前の一眼レフを引っ張り出して、真っ黒にしてみた。

ちょっと前の一眼レフを引っ張り出して、真っ黒にしてみた。会社のロゴが大嫌いだからである。何で、オレが宣伝せないかんのじゃ。

そしたら、なーんと

そしたら、なーんと

動かないではないか。

動かないではないか。

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レコーディング航海日誌#027 への4件のコメント

  1. うっちゃん より:

    C社のカメラの最後の抵抗か…笑。
    F社のカメラは社名控えめだし…。
    そのうち、2が出るかもしれませんよ…。

  2. 萩原晋也 より:

    レコーディング中の山口さんへ。

    いいアルバムだったけど、songs of experienceは俺が未だ聴いているアルバムではない。

    今の作品もそうなる気がして。

    というのは、バンドはやっぱりPCでアルバム作るもんじゃない。

    生音でセッションしながら、やり取りした結果がいいもんになり、それぞれの生活に長く響いていく。

    今のやり方、ちょっと疑問なんだよな。

    日々なる直感は俺、一年間聴いたよ。

    そんなアルバム作らないと山口さんの想いと反するんじゃないかなと。

    イエスマンばかりでも、いかんでしょう。

    長く聴けるアルバムを創って欲しい。

  3. 内山五月 より:

    萩原さん。
    イエスマンばかりじゃ‥は自分も同感です。
    今のバンドじゃなきゃ出せない音をききたいですね。
    柱とか凡骨とかって、バンドならではの音で、今でも引っ張り出して来て聴いたりします。
    あと、売れなかったと聞く、月に吠える。
    カッコええ。
    でも基本的には山口さん、ヒートウェイヴの音楽は信用してるんで、俺は期待してます。
    はじめ聴いた時にピンとこなくても、時間をおいて思い出したように聴くと、お!!って事が何度もあるので。

  4. 野崎洋子 より:

    オチに爆笑。レコーディング、早く聞ける日を楽しみにしています。

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