2月2日 土曜日 晴れ
一日中、ヴァン・モリソンばかり流れているその名も「Van the man」と云うラジオ局を発見しました。ゴキゲンです。名曲、「Wavelength」を聞きながら書いています。
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ところで、ジョン・ケイルの「Fear is a man’s best friend」って曲、知ってますか?読んで字の如し。そのようなことが歌われております。若い頃から、この曲が好きでした。ときどき脳味噌のジュークボックスから引っ張りだしてきて、頭の中でこの歌を流します。リトマス試験紙のようなものなのです。僕にとっては。
再び独りで Bowl に行ってきました。自分の修練や経験とともに、Fearは確実に減っていきます。増えていくのは敬意と謙虚さと、何よりも歓びです。ほんとうに、素晴らしい体験でした。人には勧めませんが。
この二年間、随分逡巡してきました。立ち向かうべきは、政府や国家や電力会社ではなく、まずは自分自身で作り出した「Fear」だと思っています。でなければ、何も始まらない。そのような人間で居たいし、そこから音楽を鳴らしたいと思います。
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閑話休題。
スペイン語しか話せない、おそらく5歳くらいのガキんちょと、二人きりでリフトに乗りました。こちらは日本語と博多弁、そして壊れた英語しか話せない。目的地に辿りつくまで、奴の年齢も名前も何処から来たのかも(たぶん、アルゼンチンだと思うけど)分からなかったけれど、何だか妙に通じるものがある。途中から英語を諦めて、スペイン語と博多弁の会話。まったくかみ合ってないけど、かみ合ってる。「男同士だぜ」、覚えてくれて、ありがと。愉しかったっす。
「Fear is a man’s best friend」っていうタイトル、ググッときます。
怖れを克服したいと思う人間ならば、性別とわず。
高校の頃いろんな物ごとにぶつかってばかりで、そういう生き方がロックだと勘違いしていた。(バカだねー)
無意味に攻撃的だったと思う。(でも校舎の窓は割らなかったよ)
ぶつかっては落ち込んで、そのたびに友人が「自分の弱さを知ってる奴は、本当は強いんだよ」と励ましてくれた。嬉しかった。
社会人になって、仕事である問題を抱えてたとき、一枚の葉書が届いて。
葉書には「本当に強いボクサーは、ケンカして負ける ノデス」と、しなやかで強い・・・笹みたいな字で書いてあった。画家A野さんからだった。
この言葉のおかげで「攻撃」は防御の極限、つまり自分の中の怖れだったことに遅まきながら気づいた。
以来、怖れはあっても無理に隠そうとしなくなった。
カッコ悪くても、なかなか克服できなくても、怖れに懲りない人間でいたい。
「あいつ懲りもせずに、ほんっとバカだよな~」って 笑われたらOK牧場!
傷だらけのスキー、すごくカッコいい。
ヒーローである人が、このように感じていて下さると、愛と勇気、そして Fearとも友達になれそうです。
山口さん、ありがとうございます。
ケガだけはされませんように☆
Froggy II さんも、すっごくカッコいいです。
>愛ぴょん さん 感謝(照)