Beautiful day

2月1日 金曜日 晴れ

美しい一日。

僕が勝手に「神の領域」だと思っている場所がオープンした。久しぶりに散歩に連れていってもらったイヌみたいな気持ちでピークに行った。残念ながら、山頂付近は風が強くて、雪が吹き飛ばされ、例年に比べると神々しくはなかったけれど、嬉しかった。どうして、こんな木も生えないような場所が好きなんだろう? 砂漠だったり、絶壁の岬だったり、地の果てのような場所に立っていると、身体が震える。きっと、隔絶されて、自分の小ささを教えてくれるから、ほっとするんだと思う。僕は人間が嫌いで、好きだ。一番恐れているものは、人の口だ。

こんな風景の中に居ると、音楽も言葉も、何も必要ない。ただ存在させてもらっていることが嬉しい。自然は偉大だ。僕も内包している宇宙をもっと大きなものにしたい。

ほんとうに美しい一日だった。心の洗濯。さ、帰って洗濯しなきゃ、明日着るものがない。

神の領域への道がオープン。今年は行けないのかと思った。

神の領域への道がオープン。今年は行けないのかと思った。

足の間にバーを挟んで、引っ張ってくれます。

足の間にバーを挟んで、引っ張ってくれます。

吹雪。

吹雪。

頂上付近。

頂上付近。

これは去年の写真。まだ雪が足りない。

これは去年の写真。まだ雪が足りない。

エクストリーム。

エクストリーム。

去年、苦戦した場所がそうではなくなると、受け入れてもらえたんだ、と思う。

去年、苦戦した場所がそうではなくなると、受け入れてもらえたんだ、と思う。

もうキャプションも不要か、と。

もうキャプションも不要か、と。

深い感謝を。

女性がたった一人で下りてきた。失礼ながら、あまり上手ではなかったので、心配で下りてくるまで見ていた。昨日のお礼だ。通り過ぎるとき、彼女の笑顔が素晴らしかった。たぶん、60を過ぎた女性だ。人生って素敵だ。

帰ったら、曲を書いています。作曲に必要なものは、コンピュータ、ギター、iphone(録音用)、そして詩の断片が綴られたノート、以上。

帰ったら、曲を書いています。作曲に必要なものは、コンピュータ、ギター、iphone(録音用)、そして詩の断片が綴られたノート、以上。

 

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Beautiful day への1件のコメント

  1. Froggy II より:

    素敵な写真、見せてくださってありがとうございます。
    雪煙の冷たさを感じながら、宙に浮きました。

    自然の厳しさや強さに降参するとき、山口さんが仰るようにホッすることがあります。半泣きしつつも「参りました!あざッス!!」とか言いながら。笑

    でも不思議なのは、そのとき圧倒的な人間の小ささを思い知らされてるのに、
    心のどこかで空(くう)を感じてるってこと。
    空はカラッポってことじゃなくて、「無限」の意味だと自分の中では解釈してる。
    自然も人も、空だと。 だって変わらずにはいられないからね!

    Ain’t no mountain high enough !!!

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