月別アーカイブ: 2月 2016

赤道直下のタフネス

2月17日 水曜日 晴れ しかし、タフな国。何をもって一般的というのか知らないが、オレなりの礼節を尽くして、己の手足と感覚でその国と人と文化を知ろうとする。殺人的な日光になる前に、自分の足で走って、知ろうとしたが、赤道直下の光線は半端なかった。外国人が金にしか見えないエリアでは、曲がるべき道の風景をこのオレがまったく覚えられない。風景が同じだから(つまり欲でできた風景だから、派手だが特徴がない)。よって、自分の自信のもとに、iphoneも地図も持たずに走ったら、脱水寸前になる。午前中の敗北。 フラットな道は殆どなく、オレは何度も足を挫いた。それにしても、人々は何故こんなに移動しているのか?しかもバイクで。天安門のチャリと同じくらい怖いぜ。交通ルールは無茶苦茶で、4人乗りなんて当たり前。事実、交差点での激しめの事故を目撃したが、そんなん当たり前じゃー!まぁ、でも総合的に云って、クラクションが中国人より少ないだけマシだけど、排気ガスとバイクの音でだんだん頭が痛くなってくる。 寺院に行けば、問答無用に客引きにつかまり、タクシーに乗れば、遠回りをしてぼったくった上に釣りを返そうとしない(もちろん返させたけどね)。このあたりで、火がついた。俄然燃えてきた。舐めてもらっちゃ困るね。カネの問題じゃないんだよ、スピリットの問題なんだ。オレの想像だけど、西洋の資本が人々を変えてしまった。かつて、こんな国ではなかったことは、ときどき人々の瞳の奥で光るものを見れば分かる。何かひとつでも素晴らしいものを見つけて帰りたい。今のところ、オレの好きなものは、何もない。何ひとつ。笑。しかし、タフだよ。 まずは愛をもって接してみる。 —————————– この話の流れでどうかと思うけど、 4月のスケジュール。更新された模様。詳細はこちら。 4月4日(月) 吉祥寺・Star Pine’s Cafe ゲスト=岡村美央 (Violin) ゲストは新譜に参加してくれた我らがミオポン。彼女はほんとうに素晴らしいよ。是非。てか、ミオポン、この国に来たらすぐ倒れるな。関係ないか。 4月6日(水) 大阪・knave 大阪じゃー! 4月7日 (木) 京都・拾得 大好きな拾得です。 4月9日(土) 豊橋・HOUSE of CRAZY 雰囲気も音も最高だよ。 ———————————— まだ愛がないと思うので、いい写真じゃないが、今日はコメントなしで。てか、コメントできん。    

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赤道直下

2月16日 火曜日 曇り 呆れられるのを承知で書くのだが、オレは今、ほぼ赤道直下の国に居て、インド洋に沈みゆく夕陽を見損なったところだ。ほんの4日前まで、北半球の某国、マイナス20度の雪山に居た訳だから、その気温差たるや何と50度!笑ってくれ。 何でここに居るかってことは類推しても意味なし。LIFEには巡り合わせもあるってことで、人生は短いのだから、機会に乗っかって新しい経験をすることに興味があるお年頃です。 振り返ってみれば、オレもオスの端くれで、この地域のレディーたちをこれだけ大量に目の当たりにしたことは当然初めてで、まずは自然より前に、その妖艶な美しさに度肝を抜かれたってところが正直な感想。良かった、オレもまだオスだった。その昔、ロシアを「スパシーバ」一言で切り抜けたようなことは止めようと思う。まずはこんにちは、からだね。この年で幼児から始められるのも、いいと思うぜ。 それにしても、空港を出た瞬間からしてタフだった。群れをなしてやってくる客引きをばっさばさとメッタ斬りにして、それなりのトラブルに巻き込まれて、万国共通の人の情けってもんも味わって、何とか宿について、さっきようやく晩飯にありついた。まずは仕事をする環境を整えた。嗚呼、ワーカホリック。役に立つねぇ。折りたたみギター。 まったく明日からどうなることやら。それもまた愉し。続報を待て。今さ、夜の11時。30度だよ。

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時速13キロとボシー・バンド

2月15日 月曜日 曇り 某国で暮らしてる間、一回もテレビを観なかった。実に気分が良かったので、日本でも継続中。こいつは不要だ。頭に毒が入ってこない。ほんとだぜ。捨てるかも。サッカーだけ、どっかで観ればいいじゃん。 某国で新しい朝食を教えてもらった。帰ってきて、食材を揃え、人体実験中。確かに体調いいかも。結果はそのうち伝えるかも。 フィジカルトレーナーに「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の違い、それから運動後には糖質を摂取した方がいいことを教えてもらった。なるー。 レースに出ることより、ただ日々のために黙々と走る方が難しいと思った日から、GPSの時計をしなくなった。ちょっとした訳があって、今日は時計をすることに。何か目標ができると急に頑張るんだよねぇ、この人。今日は時速13キロで走りきること。なかなか、しんどかったけど、まだイケるな。 敬愛する松山晋也さんが以下のようなコメントを。まったく同感。 「何度観たかわからないが、毎回毎回、涙が出てしまう、ボシー・バンドのライヴ。アイリッシュ・トラッド復興運動半世紀を振り返ってみても、結局ライヴ・バンドとして彼らを超える者は未だ出ていないと思う。壮絶」。 何つーか、壮絶ってか、覚悟を感じる。世はパンクが出てきた頃で、トラッドのミュージシャンが置かれたハングリーな状況も含めて。訳もなく胸をかきたてられる。   ついしん もう20年以上前のこと。松山さんがまだスタジオヴォイスの編集長だったとき、写真家の斉藤亮一さんとともに、アイルランドに行った。スタジオヴォイスで「ケルト特集」をするためにね。たぶん、雑誌であれだけ大々的に取り上げたのは初めてだったと思う。オレはドライバー兼案内人。みんなの仕事がほんとうに素晴らしかったんだけど、オレもなかなかグッジョブだったじゃん、と今になって思う。  

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老化と愛

2月14日 日曜日 晴れ トシを取るってことは、受け入れることを学ぶ場なんだね。ランニングを開始したら、心肺は鍛えられて何の問題もないのに、筋肉がついていかない。1ヶ月半走ってないとはいえ、激しい運動はしてたんだけどねぇ。2日でたった22キロ、それなのに、今日は身体がもう止めてください、と。こりゃ、衰え以外の何ものでもないね。こうやって、バッタが足をもがれるように、いろんなことが出来なくなっていくんだろうなぁ。よろしく哀愁。 アニキ(5歳年上)が云ってたんだわ。「お前、50代は坂道転がるみたいに衰えるぞ」。どうやら、そうみたいだね。残された時間で何ができるか?決して焦っちゃいないけど、無駄に時間は過ごしたくない。笑って、「ありがとう!」と云って死にたいもんです。 閑話休題。 外出からクルマで帰ってきたら、路地でとってもいい感じのカップルに会った。良くみたら、ともだち夫婦。ヴァイブスがとっても良かったから、外出の理由を聞いたなら、近くのスーパーに乾電池を買いに来たんだけど、高かったからウチの近くのスーパーに遠出したんだってさ。手をつないで。ないなぁ、そういう感覚。それは衰えたんじゃなくて、もともと知らないんだろうけど。云ってること、分かる? 幼い頃の愛の欠如。誰かの子供で居ることを安心して受け入れられること。これはとっても大事なことだと思うんだなぁ、自分のことを振り返ってみて。世の中の揉め事の大半はこれが理由、あるいは遠因だと思う。 ヤイリ・ギターに入院していたメインギターが帰ってきたから、靴職人が修理してくれた、おかんの文字入りストラップを装着した。ギター職人、靴職人、彼とオレのおかん。いろんな想いが込められてる。このギターは一生これで行くつもり。 岡本太郎さんが「自分がこの親の血を引いているなんて考える必要はまったくない。たまたま、偶然に生まれてきただけで、あまりこの親から生まれてきたとか考えない方がいいんだな」。て云ってたんだけど。 (ここでラジオからVan Morrisonの「Keep It Simple」が流れてきた。まったく、誰の思し召しなんだか。) この件に関して、世界にはたっくさん傷ついてる人が居ると思うから、いつか自分のあまりよろしくない経験をふまえて、ちゃんと伝えたいけど、オレはミュージシャンなのだから、まずは音楽に転化を試みて、誰かのわだかまりを楽にしたいと思う。それはきっと、オレの役目だ。 子供の居る人にひとつだけお願い。どんなことがあったとしても、子供に向かって「あんたなんか生むんじゃなかった」って、それだけは禁句だよ。云われた奴はオレが知る限り、ずっと苦しんでる。抱きしめてやって欲しいよ。何があっても。 そんなことを思う、風の強い日曜日。老化と愛。さぁ、仕事だ。  

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嗚呼、雑務

2月13日 土曜日 晴れ Leonard Cohenの「by the rivers dark」がラジオから流れてる。まさにそんな気分。 ひとつき家を空けるとどうなるか?植物のいくつかはお亡くなりになり、しち面倒くさい事務的な雑務は山積みになる。アーメン。意を決して、郵便物の山に手を付けて、片っ端からやっつける。事務、事務、事務。クリエイティヴな気持ちで居るためには避けて通れないのなら、やるしかない。嗚呼、雑務。 昨夜は確定申告のための雑務。ぜんぜんロックンロールじゃない。税理士丸投げでも、その前にやっておかねばならないことはある。毎年、この時間がウルトラ苦痛。どこかに愉しみを見つけなければ、とても最後までやり通せない。唯一、面白いことがあるとするなら、数字は嘘をつかないってことかな。数字はある意味、美しい。その人物の思想がはっきりと現れる。マルサと呼ばれる人たちは、ひとつき分の水道の領収書で脱税額をはじき出す方程式を持ってるらしいけど、何となく分からないでもない。深夜にようやく悪夢から脱出。秘書欲しい。まじで。 続いて、家探し。もう引っ越しは嫌だ。考えただけで吐きそうだ。不動産屋は携帯ショップと同じくらい苦手なので、いつものミュージシャンに優しい不動産屋さんにお世話になる。このお方が居てくれなかったら、オレはホームレスだね、間違いなく。大事なのはヴァイブスだけなんだけど、そんな家はなかなか見つからない。窓がでっかくて、天井が高くて、ひかりがさんさんと降りそそぎ、風通しがいい家。小さい部屋がたくさんあるより、でっかいスペースがどーんとあればいい。求めてるのはそのくらいなんだけどね。ってか、そういうニーズがマイノリティーなんだね、きっと。秘書欲しい、アゲイン。 昨日からランニングに復帰。マラソンランナーはボールダーで高地トレーニングするんだけど、それよりも遥かに標高の高いところでひとつき運動していたので、追い込んでもまったく息が上がらない。すごいね。人間の心肺機能。驚くよ。でも、スノーボードとランニングは使う筋肉がまったく違うから、両方の筋肉痛が合わさって、もうどこが痛いのか良く分かんない。秘書、関係なーい。 レッチリのフリーが実にまともなことを云ってる。オレも政治は嫌いだけど、こういうアティテュードはとっても好きだ。  

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帰還

2月12日 金曜日 曇り すったもんだあったけど、door to doorで24時間くらいかけて、家に帰りました。乗り継ぎ便は奇蹟の滑り込み。某国巨大ハブ空港走る、走る。日頃の健脚っぷりを発揮する場所とはいえ、背中に折りたたみギターをしょっているので、さながら黄色いおじさんのカメだね。 成田から浅草の蕎麦屋、または築地の鮨屋に直行する外国在住のアニキの気持ちがよーく分かりました。その気持ちをぐっと押さえて、ともだちの店にチェック・イン。芋煮とか、染みたなぁ。あんまり美味すぎて、味噌汁と、卵焼き、作ってもらうの、忘れたよ。 国王、おふとんの国に一ヶ月ぶりの帰還。幸福マックス。8時間くらいは眠ったのかなぁ。一気に時差ボケを解消。それからは山での仕事のデータを移し(ほんとにワーカホリックだなぁ)、とつぜん山に逃亡しないようにスノーボードのギアを封印し、これから海沿いを走ってきます。  

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day #029 トラブルは愉しもう

2月10日 水曜日 晴れ ギターとスノーボードのギア一式を抱えて日本に帰るのは、さながら何かの選手の「転戦」みたいで笑える。僕は何の選手(強いて云うなら「人生の」選手ではあるか)でもないので、アテンドしてくれるスタッフが居る訳もなく。早朝、マイナス15度の中、ブックしたタクシー・ドライバーが僕を発見できずに居るので、「こっちだよう!」と凍てついた道を走り、自分の居場所を伝え、多めにチップを渡したからと云って、航空会社のカウンターに荷物を運んでくれるほど、ドライバーがお人好しな訳もなく(去年は腕一本使えなかったからドライバーは優しかった)、何度もカウンターと空港の外を往復し、自慢の折りたたみギターを機内に持ち込めるように、昨日自分で(隣が空席の)シートをブックしておいたので、さすが旅慣れてるじゃん、オレ、とひとりごちで、空港でコーヒーを飲んだ。むふふ。 標高3000メートルの小さな空港。さっきから空気が不穏。オレはそういうの察知するタイプ。日本的バカ丁寧なアナウンスなどある訳もなく。さっきまで15分遅れだったものが、3時間以上の遅れに変わってる。あっはっは。乗り継ぎ、間に合わねー。ってことは今日は国に帰れねー。「Yamaguchi !」と呼び捨てのアナウンス。失礼だな。さぁ、わたしのエクセレントな英語で交渉だ。次の便で、日本への便にギリギリ間に合うかどうか。オレが間に合ったとしても、既に預けた荷物は日本に着くかどうか、微妙だろうな。 まぁ、ベストを尽くしたら、あとはなるようにしかならん。オレが飛行機を操縦できる訳じゃないしね。トラブルは愉しもう。わんわんわーん。今回はこのままじゃ終わらない気がする。何となく。(苦笑) 続報は書けたら、書く。書けなかったら、ヒロシ・ヤマグチは滑り込みで飛行機に間に合った(はず)。しゅるしゅるしゅるー。    

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day #028 シーズン終了

2月9日 火曜日 晴れ 今シーズン、無事終了しました。鼻の軽微な凍傷、足首の捻挫、極度の筋肉痛のみ。ほぼ無傷での帰還。何よりも、それが一番。ライヴ1本分のあらかたのミキシング、書き上げた曲4つ、アイデアは無数。山の生活はたくさんのインスピレーションをもたらしてくれました。感謝です。 ずっと独りで滑っていたのですが、今日はマスターが並走してくれました。で、最後の最後にコペルニクス的展開をもたらす奥義を与えてくれたのですが、そんなの今日教えられたら、帰れねーじゃん。頭の中で、フライトを変更して、何日伸ばせるか考えたけど、さすがに無理。真面目にここに永住したい。(笑) そんな訳で、明日朝イチの飛行機で帰りまーす。        

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day #026~027 雪山便り

2月8日 月曜日 晴れ 3周目くらいの全身筋肉痛。ものすごい筋肉痛。あとは怪我に気をつけながら、身につけたことをできるだけ筋肉に覚えさせてます。 1. 毎日アイスを食べている。 私は甘いものが大嫌いでした。でも、何故か甘いものが食べたくなる。なので、冷蔵庫にアイスがないと不安です。52歳、アイス・デビュー。 2. デンヴァー・ブロンコス、50回目の記念すべきスーパーボウルを制する。 これは広島東洋カープが日本シリーズを制した感覚に近いのかな?そりゃあすごいことにもなるわな。(笑) 3. おばあさんに惚れる。 僕と同じく、独りで昼ご飯を食べているおばあさん。年の頃、80歳オーバーか。リュックからおそらく自作のサンドイッチを出して、トレイルマップ(山の地図)を熱心に見つめている。この人どれだけ山が好きなんだろ、と考えたら、何だか泣けてきた。時間をかけてスキーを履いて、リフトに乗っていくのを遠くから見守った。何だろうね。形容し難い凛とした品格。惚れてまうで!ああいうじいさんに僕はなりたい。 4. テグジュベリの言葉。 「人間はね、急行列車で走りまわっているけれど、何を探しているのか自分でもわかっていない」。 5. HWのCDを置いてくれているお店からのメール。 いわく、 ———————– 「Hotel Existence」2枚と「SPEECHLESS」は、山口さんのblogを読んだファンの方が3人、買いに来てくださいました。全員男性でーす。 「夕陽へのファンファーレ」は、お兄ちゃんがルースターズファンだという20代男子が「池畑さんがドラムなんですか!?聴いてみます!」と。今日、店の外で偶然会ったら速攻「HEAT WAVE、よかったです!」「ソロも気になるんで、今週買いに行きます!」と言われました。なかなか見どころのある若者です! 「LIVE for SOMA CITY」は、70代女性が「どれか一枚、聴いてみよう」「相馬を支援したいけん、これにしよう」と。 「Song of Experience」は、50代女性が山口さんの肖像画に一目惚れしてジャケ買い!後日、「あのCD、好きだった〜!私、吉田拓郎のファンなんよ、じゃけえ!」と…えーっと、そういうことでも、よろしいでしょうか?山口さん。 ———————– 音楽が街にファンクションしてるのを知ると、嬉しいねぇ。ぜんぜん話は変わるけど、2/26の横浜サムズのライヴ来てね。山からもらったものは音楽でみんなに伝えたいと思ってます。 6. 78歳のバリバリ現役のアーティストから食事に招かれ、フィーバー(古っ)しすぎて二日酔いになる。 驚愕の食事もさることながら、異国を股にかけて生きてきた、彼のLIFEのストーリーを聞かせてもらっているのが財産。山じゃ殆ど飲んでなかったけど、杯を断ることができるはずもなく、ビール、日本酒、赤白ワインのスーパー・ちゃんぽんでロックンローラー撃沈。78歳は座ったままお休みになられた。勝ち目なし。(笑) あまりの筋肉痛と二日酔いで、こりゃ山のスピリットに失礼だと、本日は早めに退散。 7. 言葉も生活も慣れた頃に いつも帰ることになる。英語が英語としてすんなり耳に入ってくる。活字に違和感がなくなる。その頃に帰るから、覚えが悪い。残念。でもわたくし語学留学をする気はまったくありません。だって、日本語、自然に覚えたじゃん。今日もチョコレート・ショップの若者(日本語)、オレ(英語)という不思議な会話をして盛り上がった。 8. 生きてるうちにどれだけ曲を書くことができるのか それを大事にしたいと思ってます。じゃんじゃん書いてます。深く考えず。ライヴで投げかけてみて「うーん」と思ったら、じゃんじゃんボツにするつもりです。なので、ライヴには是非来てください。みんなと同じ時代に生きてることが、僕にとっては最も大切なことなのです。 9. マスターが「オレのボードに乗ってみるかい?」と貸してくれました。 うっひょー、こんなに違うんだ。こりゃまた深みにはまっていくのう。(苦笑) マスターは僕のボードのエッジをチューニングしてくれました。89度を88.5度に。その違いすか?分かります。ぜんぜん違います。こうやって更なる深みにはまっていくのです。アーメン。 10. シャワーを浴びて、たまに鏡を見ると、身体が恐ろしいことになっています。 痩せた仮面ライダーみたいです。ちょっと気持ち悪いです。ぜんぜん関係ないけど、これからはレイバンのレインドロップが似合うおじさんになるつもりです。下品さ、バンザイ!中学生の時分、イージーライダーを見て、時計は一生しないことと、サングラスはオリンピアンだと決めたのですが、50過ぎた今こそ、レインドロップだと思います。  

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day #025 BOWLに行く、アゲイン

2月6日 土曜日 快晴、でも厳寒 昔から大事なことは、誰にも告げることなく、黙って決行するタイプ。どうして、物事や、とある場所に、夢中(夢の中って書くんだねぇ、今更ながら)になりすぎるのかは自分でも不明。でも、やりたいと思ったら、やらずに居れない。アホにつける薬は今も昔もなし。それで結構。 50歳からひょんなきっかけで始めたスノーボードは、自分としては「スノーボード以前」と「以降」みたいな、BC/ACな感じです。趣味って云われると、若干イラっとします。職業でも趣味でもないけど、本気と書いていつでもマジ、みたいな。でも、こんなこと、50になって与えてくれてありがとうって感じ。燃えます。まだこんなに燃えるんだってくらい。知らずに一生終えなくて良かった。 人に見られたいとか、見せたいとか、そういうんじゃないんす。誰かと行きたいとも思いません。独り、最高。自然と向き合って、いろいろ教えてもらってるのが好きなのかなぁ?ギリギリのところで。あの精神状態が好きなのかなぁ?斜面、角度、天候、雪の状態、自分のこころ、そして何よりも重力との関係。それが何とも宇宙的。引力ってすごいんすよ。考えずに乗れたとき(総合的に云って、引力と友達になれたとき)って、とっても即興的で自由(うまく出来ないけど)。ほぼ、音楽。まだ、スノーボードで宇宙に行ったことはないけど。行きたいし、きっと行けると思う。考えないことによって。 blogを書いてても、呆れられてるのは何となく自覚してます。でもね、僕は伝えたい。みんな、自由なんだぜ !!!!! そこから音楽を創って届けたいと思ってます。心配無用、曲もたくさん生まれてます。 焦がれてやまないBOWLに行く日は今日だと決めてたのです。天候などの条件を見て。何はともあれ、厳しいところなので、毎回自分なりにテーマを持っていきます。教えないけど。そのためには足が痛かろうが何だろうが、訓練するのです。独り鬼軍曹、独り生徒。自分に厳しく。じゃないと、たぶん怪我する。その先にしか自由はないと思うなぁ、今の技量じゃ。 今日はね。寒かったす。寒いとしんどさが違います。しんどさの質が。世界中から来たアホどもが、寒さと強風に耐えられず次々と脱落していきます。わたくし?ガッツしか取り柄のない男です。もちろん頂上まで行きましたとも。鼻の凍傷は今日の勲章ってことで。大したことないんで、心配なさらず。 自分のやりたかったこと。かなり出来ました。いくつまでこんなこと出来るのか、分からないけど、とりあえず、まだ伸びしろはありそうです。生きてるって素晴らしい。辛かったけど、愉しかった。また来年。ありがとう、山。こころから感謝です。    

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