赤道直下のタフネス

2月17日 水曜日 晴れ

しかし、タフな国。何をもって一般的というのか知らないが、オレなりの礼節を尽くして、己の手足と感覚でその国と人と文化を知ろうとする。殺人的な日光になる前に、自分の足で走って、知ろうとしたが、赤道直下の光線は半端なかった。外国人が金にしか見えないエリアでは、曲がるべき道の風景をこのオレがまったく覚えられない。風景が同じだから(つまり欲でできた風景だから、派手だが特徴がない)。よって、自分の自信のもとに、iphoneも地図も持たずに走ったら、脱水寸前になる。午前中の敗北。

フラットな道は殆どなく、オレは何度も足を挫いた。それにしても、人々は何故こんなに移動しているのか?しかもバイクで。天安門のチャリと同じくらい怖いぜ。交通ルールは無茶苦茶で、4人乗りなんて当たり前。事実、交差点での激しめの事故を目撃したが、そんなん当たり前じゃー!まぁ、でも総合的に云って、クラクションが中国人より少ないだけマシだけど、排気ガスとバイクの音でだんだん頭が痛くなってくる。

寺院に行けば、問答無用に客引きにつかまり、タクシーに乗れば、遠回りをしてぼったくった上に釣りを返そうとしない(もちろん返させたけどね)。このあたりで、火がついた。俄然燃えてきた。舐めてもらっちゃ困るね。カネの問題じゃないんだよ、スピリットの問題なんだ。オレの想像だけど、西洋の資本が人々を変えてしまった。かつて、こんな国ではなかったことは、ときどき人々の瞳の奥で光るものを見れば分かる。何かひとつでも素晴らしいものを見つけて帰りたい。今のところ、オレの好きなものは、何もない。何ひとつ。笑。しかし、タフだよ。

まずは愛をもって接してみる。

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この話の流れでどうかと思うけど、
4月のスケジュール。更新された模様。詳細はこちら

4月4日(月) 吉祥寺・Star Pine’s Cafe
ゲスト=岡村美央 (Violin)

ゲストは新譜に参加してくれた我らがミオポン。彼女はほんとうに素晴らしいよ。是非。てか、ミオポン、この国に来たらすぐ倒れるな。関係ないか。

4月6日(水) 大阪・knave

大阪じゃー!

4月7日 (木) 京都・拾得

大好きな拾得です。

4月9日(土) 豊橋・HOUSE of CRAZY

雰囲気も音も最高だよ。

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まだ愛がないと思うので、いい写真じゃないが、今日はコメントなしで。てか、コメントできん。

 

 

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赤道直下のタフネス への8件のコメント

  1. 萩原晋也 より:

    バリ?

  2. ゆか より:

    たしかに”タフネス”を感じる写真!ありがとうございます。
    そして「金じゃない」のは十分わかりますので命はたいせつしてくださいね!

  3. meimay より:

    インドネシアですね。
    でも街はバリ島ではないような・・・気がいたします。

  4. きょーこ より:

    でっかいやつはゲッコーですね。。
    食事美味しいと思うけど、でも日本が一番だからなあ。。
    短期間だし、いい滞在を!!!

  5. Masako より:

    看板の文字、英語ではないようですね。
    同じような境遇、日本と繋がってるのでは?

  6. こびど より:

    どうか、愛が伝播してゆきますように…!

  7. Thor より:

    スコールの後、路は輝く街ですね。
    でもそれは道路工事がずさんで路がガタガタだから。笑。
    そんなところが私は好きです。
    それとマンゴスチンが日本ではあり得ない程安いですしねー。
    最近ではさらに随分減っていると思いますが、
    昭和中期の日本車のトラックとか走ってるのを見かけると
    何だか嬉しくなります。

    その瞳は、日本よりも純粋なかたが多いようにも感じます。
    純粋が故に影響を受けやすくもあるのかもしれないですね。
    そうじゃなければあんなにたくさんの寺院はないだろうし、
    街中にチャナンもないでしょう。

  8. saw より:

    どこの国でも市場に行くとすこしアがりませんか?それはわたしが食い意地が張っているからかしらんf^^;

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