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“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
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日別アーカイブ: 2016年3月31日
VINCENT GUITAR
3月31日 木曜日 晴れ ミレニアムという言葉がさかんに使われていた頃だったと思う。 記憶が正しければ、浜松のお寺でのライヴに彼は現れた。聞けば、ヤイリ・ギターの職人で、僕のブズーキを作らせてくれ、と。当時、日本でその楽器を使っている者はほぼ居なかったし、僕のブズーキも師匠ドーナル・ラニーの紹介で、アイルランドで購入し、持ち帰ったものだった。彼は痩身で無口なのに、意志だけはやたら強かった。九州人にありがちな無駄に頑固なキャラクターにも好感を持った。僕は酔っ払って、たしか彼に演奏を強要したけど、楽器はあまり上手くなかった。どうでもいいか。笑。 彼は長崎で生まれ育ち、音楽に興味を持ってから、僕がやっていたラジオ番組(超深夜だったのだが)を電波が届くところまで出かけて行って聴いていたらしい。昔からやたら意志だけは強い。笑。 話はブズーキに戻る。日本に持ち帰った僕のブズーキを参考にして、日本で初めてのブズーキがヤイリ・ギターで作られた。何度も改良を重ね、メイド・バイ・ヤイリのブズーキは今やドーナル・ラニーとアンディー・アーヴァインという2人の巨匠が使っている。よく考えたらすごい話でしょ?彼の情熱、それを許した先代の社長矢入さん、そして職人たちのスピリット。情熱は円環を描くんだよ。いつか、伝わるんだ。愛と感謝を忘れなければね。てか、それが分からない奴のギターは嫌いだ。聴けば分かるよ。 僕がライヴで使っているギターは2002年に彼が相談に乗ってくれて創られたものだ。今まで何度も書いてきたけれど、ヤイリは永久保証だからね。これだけ過酷に使ってきたけれど(世界で一番過酷な使われ方をしたヤイリ・ギターかも)、ネックが反ったことなんて、一度もない。何よりも、何度も工場に行かせてもらって、あの職人さんたちの仕事を弾かせてもらってるって想いがある。誰よりも独創的な音を、世界レベルで出したいと思ってる。昔も今も、これからも。 その男、小川浩司。独立しました。ブランドの名前はVINCENT。第1号のカスタム・ギターが僕のために創られました。たぶん、生涯最後のメイン・ギターになる気がします。イノセントで真っ白なギター。生娘。こんな極悪な男に抱かれて可愛そう。笑。名前をつけたけど、それは秘密。 独立したと云っても、ヤイリとのリレーションはしっかり残っています。そして、ロゴと明日開通するウェブ・サイトが少しダサい(ごめん)。デザイナー紹介しようか、と言いかけて、言葉を飲みこみました。だって、この方が小川くんらしいからね。 小川くん、独立おめでとう!これからも極悪なオレのギターをよろしくたのんます。君が居てくれて、オレが居るんだよ。恋人か!いつも、ありがとう。 ウェブサイトは4月1日、オープンです。じゃ、オレの新しいギター。VINCENT。キャプションなしで見てね。4/4のライヴから使うぜ。聞きにきてね。