月別アーカイブ: 12月 2022

J-WAVEとTOSHI-LOWちゃんと腹痛

12月8日 木曜日 晴れ TOSHI-LOWがナビゲーターを務めるJ-WAVEの「HEART TO HEART」って番組に呼んでもらいました。 六本木ヒルズの駐車場にクルマを停めるだけでお腹痛くなりそうでしたが、すっかりブズーカーになったTOSHI-LOWちゃんとの演奏は愉しかったし、くっだらない話と真面目なコンセプトのバランスが絶妙でした。うん、いろんな意味で「unite」してたっす。 放送は12/18(日曜日)22時からです。ぜひ。    

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Welcome Here Kind Stranger/Paul Brady

12月7日 水曜日 晴れ スカジャンを着てるとすぐ人にあげてしまう癖がある山口洋です。好きなんだけどなぁ、飲んでると、似合う人、見つけるとすぐにあげたくなる。笑。 さて。この夏、わたくす、「初めての経験」に取り組んでいました。頭の中にある物語を文章にするって作業です。 わたくす、書くことが子供の頃から大好きでした。どっちかっていうと、人前に出ていることより、人里離れたところで文章を書いている方が向いている、と今でも思っています。でも、幸か不幸か、ロックンロールの道を選んだのでね。もうひとつ余計なことを書くなら、「歌ってるけど、書いてる」的な生き方ができないのです。だから、blogをこうやって書いてるのも筆圧を落とさないためでもあって、いつかステージに立てなくなったらなら、ひとつだけ物語を描こうと思ってきました。 今回MUSIC PLANTの野崎さんからオファーがあって、敬愛するPAUL BRADYの本を作りたい、と。そのあっつい想いはこちらを参照してくださいまし。 その本はアイルランド音楽名盤ガイド Vol.1っ体で、ポール・ブレイディの78年の名作『Welcome Here Kind Stranger』のリスナーズ・ガイドなんすね。一枚のアルバムに光をあてたってところがにゃんとも野崎さんらしいっていうか。笑。素晴らしい。素晴らしすぎる。写真も素晴らしい執筆陣のみなさまの文章も。   で、そのアルバムに収録されている名曲「The Lakes of Pontchartrain 」を元に物語を描いてほしい、とオファーを受けました。   その曲、大好きだし。アイデア素晴らしいし、ポールにはたくさん影響を受けてきたし。光栄なことなので、ふたつ返事で引き受けました。 夏の間じゅう、ずっと夢遊病者みたいに「夢とうつつ」の間に浮かんでいた気がします。それは僕にとっては現実を見つめていることでもあって、ほんとうに得難い経験だったのです。ひとことで言うなら、幸せだった。取り組んでいるうちに、いろんなスピリットみたいなものが自分の中に入ってくるのがわかるんすね。それらがひとしきり、自分のこころの中で暴れたあと、ふっと風景が浮かんでは消える。それらを書き留めて、フロウを創っていく。愉しかったなぁ。静かで穏やかなひとりきりのロックンロール。 この本をきっかけにポールの音楽に触れる人が増えることを願っています。ポールのことを書き出したら、キリがないんだけど、それも野崎さんの文章をお借りしようかな。笑 。ぜひこれ読んでください。 いろんな「本物の」アーティストと一緒に演奏させてもらってきたけど、ポールはまた格別です。ある種の最高峰だと思うのです。みんなが知ってるアーティストの名前を出して、彼の音楽を誉めるのは彼に失礼なんで、できません。 僕のDonegalのお母ちゃん。病の床にいるときに、このyoutubeを見て、泣いてくれたそうです。飛行機に乗って飛んでいったけど、間に合わなかったけど、でも親孝行だったなぁ、と思うのです。で、その葬送にはポールの盟友であるアンディー・アーヴァインが一緒に来てくれました。美しい思い出。   ではでは。この本、楽しんでくださいね。こちらから購入できます。   ついしん 僕がいちばん好きなポールの曲!  

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12月6日 火曜日 曇り 東北の旅から帰ってきました。 懐かしのロックンロール・ライフが戻ってきたというよりは、新しい形で旅をしている感じですね。旅や密が当たり前だった時代に戻ろうとするより、制限がある中で、創造力を使ってどれだけ自由でいることができるのか、ってことにフォーカスした方が建設的だと思うのです。 50年後のイージーライダーとして。 それでも信じてきたロックンロールは力に満ちていて、人々のこころを「unite」していたのがほんとうに嬉しかったのです。信じてきたものを鳴らすためには飽くなき情熱が必要で、前よりももう二段くらいギアを本気で入れる必要があるのだけれど、各地でサポートしてくれた人々、素晴らしきうちのスタッフたち、一瞬にそれを込めることができるメンバー、なにより働いたお金で足を運んでくれたオーディエンス。新しい風景が見えつつあります。 ライヴに行きたいけれど、高齢の両親と暮らしているので、どうしても行けない。そんな声もたくさん聞いてます。どうぞ、無理のないところで。僕らもここは踏ん張ります。 そうそう。ライヴに来れない人のためにインスタライヴでその町の風景や、リハーサルの模様など、普段見ることができない景色をわたすが中継しています。まぁ、見ることができた人はラッキーくらいの感じで楽しんでやってます。 ようやくツアーやライヴを再開した仲間たちがコに倒れていくのを知るのはほんとうに辛いものがあるし、明日は我が身でもあるんだけど、ロックンロールの驚異の免疫力で前に進みます。 ところで。 94年にバッジオがPKを外したときから、僕はPKが嫌いです。あれは残忍だなぁ、といつも思うのです。それでも勝者との間にわずか数ミリの差があったのは事実で、それは情熱ではなく、経験の差なんだろう、と。それゆえ、ありとあらゆる経験は糧となり得るってことを教えられるのです。 誰かが本気で闘っているのを見て、ソファーでポテチを喰いながらそれを見るのも、グダグダ言うのも好きになれない。だって、闘ってるのは自分じゃないしね。どんなときだって、じゃぁ、お前だったらどうするんだって考える者だけに道を創る権利が与えられるのだと。自創っていうり、道を削るって言葉が一番しっくりくるけれど。 it’s a meaning of life ! だと僕は思うよ。ありがとう! 写真はすべて青森県弘前市、KEEP THE BEATにて。 撮影:Nakamura Kazuhiro  ありがとう!!

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青森県弘前市にて

12月4日 日曜日 雪   青森県弘前市にて。  なんつーか、この町はオレには特別で、もう地図がなくても歩けるし、たくさんともだちがいるし、筆舌には尽くせない。  何度も何度も訪れて、種を蒔いて、ようやく15年ぶりにバンドで帰ってきた。書けばこれだけのことだけれど、弘前にバンドで帰ってくるって、そんなに簡単じゃないことはわかってもらえるか、と。  会場を埋めてくれた満員のオーディエンス。なんだか、うまく言葉にならないね、、。笑。この町の役に立ちたいと、こころからそう思う。  帰郷してた奈良美智さんの誕生日をみんなで祝って、美しい夜だったなぁ。  寒いなか、足を運んでくれてありがとう。楽しんでくれたかな?また近いうちに頼まれなくても帰ってきます。  多謝&再見。

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ザ・ベリー初日、仙台にて

12月2日 金曜日 曇り 3年ぶりのツアー。感涙。ザ・ベリー初日、仙台にて。 blog更新できず、すんまそん。自分で言うのもなんだけど、オレは約束を守る男です。書けないってことは書く時間すらないってことだと理解してください。 明日があるのが当たり前じゃなかったんだと気づいた2011年。バンドがやれることすら当たり前じゃなかったんだと気づかされた2020年。 ようやく、ステージに帰ってきました。このトシになっての3年は若い時のそれとは違うんよね。重みが。バンドの人たちもなにも言わないけど、音からそれを感じます。 これはスタッフまで含めて、チームHWの意地だからね。 楽しんでくれたかな?リハーサルインスタライヴはオレが中継しました。笑。だって、まだいろんな事情でライヴに来ることができない人いるからね。少しでもハッピーになってくれたら嬉しいっす。今日は14時から弘前のラジオに出演しているので、権利関係問題なければ中継するよ。 なんであれ、ステージに立てることが当たり前だとは1ミリも思ってません。その場所を与えられたからには音楽のミラクルを目指して全力でやります。 来てくれて、ほんとうにありがとう。楽しんでくれたかな?    

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