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山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
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月別アーカイブ: 2月 2023
こころの中のジョーに訊いてみよう
2月16日 木曜日 晴れ もし、ジョー・ストラマーが生きていたら、今の音楽を取りまく、違うな、世界のこのおかしな状況をどう思うだろう?わからなくなると、いつもそれを想像してみる。 彼は生涯をかけて、庶民の側にいる人だった。そこがなによりも好きだった。サブスクが台頭して、音楽の収益もほんの一握りの人間が大部分を懐に入れて、便利さの代わりに製作者はまったく尊敬されないのが当たり前になってしまった。いつも言ってるけど、「安い」ってことはどこかに必ず歪みがある。どこかで誰かが虐げられている。それが着るものであれ、食べるものであれ、音楽であれ。構図は同じ。 一方。老齢を迎えたアーティストは自分の作品を高額で売り抜けに出る。それって団塊の世代の勝ち逃げにも似ていて、彼らの過去の作品の信憑性まで貶めていく。醜いよ、ほんとうに。その石(意志)はもう転がってはいない。彼らがやるべきことは、恵まれない若い世代のために道を創って死ぬことだと思うんだけど。その志の低さは音楽に露呈する。だから、もはや体験する価値もない。そんなに金があるなら、次の世代のために基金でも作ったらどうなんだろう。 だから、ジョーならどうするって問いかけは自分の中ではバランスを失わないためにたいせつなことになる。 そこの信号を守った時点で、我々は飼い犬であることから逃れることはできない。トシを重ねるほど、国家なんかに管理されたくないと強く思う。でも、そこのところだけはどうにもできない。 だから、雪山に行って、バイクに乗って、こころの中のジョーに問いかけてみる。あなたなら、どうするって。
応募ありがとう!
2月15日 水曜日 曇り いや、しかし。たっくさんの応募とその熱量にビビりました。笑。 無作為に選んで、これから郵便局に行って送ってきます(ただいま、朝8時)。当たった人はおめでとう!はずれた人はまたの機会に。これだけ音楽を望んでいる人がいて嬉しかったです。 凛々しく生きた僕の祖母はね(優しいというより、厳格すぎて怖かった)亡くなったとき、箪笥に白装束が一着しかなかったんだと。すげえなと、孫ながらに思います。さすがにそんな生き方は無理だったとしても。清貧って生き方には憧れる。 いくつかの気に入ったギター、いくつかの気に入った洋服、大好きなクルマとバイク、一生モノの料理道具と皿。このくらいで生きていけたら最高なんだけどね。 今、死んだりしたら、モノがありすぎて、一体誰に迷惑かけるんだか。なので、僕が持っているものはいつだって誰かに差し上げようと思うのです。喜んでくれるのなら。そんなわけで、blogの読者に向けてときどきこういう企画は続けるので、遠慮なく応募してください。いつか当たると思います。 飲み屋にいくと、なんでも人に差し上げる癖があって、行きつけのお店のお客さんはたいてい僕の差し上げたものを持ってます。だって自分で持ってるよりいいじゃんね。 先日の水戸で、ライヴを問題なくやれることがわかったので、いくつかのオファーを受けて、ライヴもぼちぼち始めます。近いうちに発表できると思うので、よろしくね。コになって一度も行けてないところにも行きますよ!
プレゼント
2月14日 火曜日 曇り 先日の水戸のレクチャーでみんなに配った2枚組のCDR。 実のところ、最初は70曲くらいあったのです。それだと4枚組だし、人数分焼くのもたいへん。2時間じゃ到底話しきれない。 なので、マニア向けではなく、僕の10歳から59歳までの音楽遍歴を広く浅くカタログのように伝えることにしました。それをきっかけに、それぞれが興味を持ってくれた音楽に夢中になってくれたらと願って。 ほんとうは「ブルース」とか「アイルランド」って名目だけで軽く2時間は話したいんだけど、それはまたの機会にってことで。深掘りはね。 今日はバレイタインなので、オレがみんなにプレゼントすることにします。レクチャー時に配ったのと同じもの(手焼きのCDR2枚組35曲入り)を抽選で5名にプレゼントします。希望する方は住所、氏名、メッセージを書いて「hw.noregrets@gmail.com」にメールを送ってください。シャチョー、気が短いので明日発送します。締め切りは今日24時まで。 わかってると思うけど、個人で楽しむだけにしてね。書きたくないけど、転売とかしないでね。できれば、好きになったアーティストは作品を買って応援してくれるとほんとうに嬉しいです。レクチャーのときに話したけど、サブスクなんかでアーティストは生きていけないのです。 そうそう。水戸のおかげで「you may dream」をカヴァーさせてもらうことができました。オレが歌っていいのか?ってリハのときから逡巡してたんだけど、居合わせた人たちからやった方がいいって。とってもいい曲だったな。先日、吉祥寺で真城めぐみさんとも演奏したんだけど、こういう追悼ってなんかぐっとくる。約束通りマーキームーンも演奏したよ。そういうのインスタにアップした方がいいって。そうかもね。 もうひとつ。名の知れた漫画家(オレは知らなかったんだけど)がオレの曲を引用してるって教えてくれた人がいて。読んでみたら、章のハイライトとして、「まんま」使われてた。使ってくれたのは嬉しいんだけどさ、この部分はこの人のこの曲から引用したって書けよって。とっても残念な気持ちになった。あまりにも敬意がなさすぎる。オレなら、作者に連絡する。 最近、訃報が続いて、自分の役目を再確認してるのです。何度でもいうけれど、自分の背後には影響を受けたものが透けて見える存在でありたい。影響を受けたものを次の世代に伝えておきたい。それって、創作者として、当たり前のことだと思うんすよ。
茨城県水戸市にて
2月13日 月曜日 雨 水戸市にて2days。初日はレクチャー、二日目はトリオのライヴ。実に濃厚。笑。 レクチャーは初めての経験。でも伝えたいことは山のようにあるからね。自分でも呆れるほど。だからあっという間に終わっちゃった感じ。オレを育ててくれた35曲(いつものように過剰)を2枚組のCDRに焼いて、来場者全員にプレゼント。きっと彼らの日々にどの曲かが響いてると思う。 ほんとうはラジオ番組を持つのが一番いいんだけど、しがらみなしに音楽の裾野を拡げるためにインスタライヴなんかでやっていくのもいいかもね。ただし、音楽は流せないんだけどね。。。 二日目は水戸ならではのトリオ。コからの復帰戦だったんだけど、やっぱり音楽をやってるときが一番元気だね。身体中に音の粒が染みていくのがわかる。自分でもなんだかおかしな次元に達してると思う。笑。見た人にはわかると思うけど。 楽しんでくれたかな?オレはメディアにでることより、ひとつひとつのライヴを生涯たいせつにします。 呼んでくれた君たち。15周年、おめでとう!これからもどうぞよろしく。
初めてのレクチャー
2月11日 土曜日 晴れ 本日、わたすは水戸ではじめてレクチャーをするのですが。どうして引き受けたかって、「どこに行くのかって考える前に、どこから来たのか知ることがたいせつだ」と思っているからです。って、なんのことかわかんないか。あはは。 それを伝えるために、ものすごいエネルギーを使いましたが、それは意味のあることなんです。来てくれる人には一人に2枚づつのCDRを焼きました。笑。伝わるといいな。 それでは、行ってまいります。
平日の吉祥寺にて
2月10日 金曜日 曇り 警報級の大雪がと、毎回大騒ぎする報道に毎回げんなりしている、雪なんて1ミリも降らない朝。笑。 吉祥寺にて。娘のような世代のシンガー3人と真城めぐみ嬢という、女性4人にギターを弾く復帰戦としては素晴らしいシチュエーション。 それぞれの個性が際立っていて、響き合うのはとっても愉しかった。ちょっとだけ歌ってみたけれど、残念ながら声はまだ完璧ではなかった。まぁ、それは仕方がない、ね。雪山アゲイン。 スターパインズカフェとはもう長い付き合いになるけれど、こんなに長きにわたって、仕事のクオリティーと音楽愛が不変で普遍のハコはない。スタッフの顔ぶれもずっと変わらないしね。コを乗り越えて、こうやってフツーにライヴを開催できることをほんとうに感謝したい。正直、平日でももうちょっとオーディエンスは来てほしいから、このハコと敢えて平日にライヴをやってみたいと思う。そういうことにメラメラと燃えてくる自分がそんなに嫌いじゃない。 こころあるハコから、いくつかオファーもらったんで、企画を考えて近いうちに発表します。わたすはこの2,3日CDRを焼きまくってました。なかなか痺れる作業でしたが、がんばりました。理由は近いうちに。 シンガーのみなさん。たくさんインスピレーションをありがとね!
復帰
2月9日 木曜日 晴れ さて、わたくす。コのおかげでひとつきステージに立っていませんでしたが、今日から復帰です。な、なんだか妙にキンチョーするなぁ。 禊ってか、澄んだ気持ちで行きたかったんで、断食しました。って今もか。笑。 そんな朝、異国のラジオから流れてきたこの2曲。洗われたなぁ。BECKはいつだって先達へのリスペクトが素晴らしい。素敵な年の重ね方。 じゃ、行ってきます。
コンパッション
2月8日 水曜日 曇り この人素晴らしいなぁ、と思う瞬間は。 まず自分のことの前に誰かのことを考える人。険しい状況であればあるほど、まずは誰かのことを思いやれる人。滅多にいないけど、ほんの数人だけ知ってる。 オレがむっちゃリスペクトしてる人はたとえば、みんなで食事にいくときに、当たり前のようにみんなに取り分け、自分は最後に食べ、みんなの見ていないところで勘定を済まして帰っていく。なんというか、所作が美しい。軸がまったく「自分」じゃない。だから命を賭けて世界のためにあんな仕事ができるんだと納得する。そういう人はピンチの状況に陥っても、誰かが必ず助けにくる。宇宙は見てるんだなぁ、と思う。試練の切り抜け方を見ていて、学ぶことはたくさんある。 逆にどんなにいい人のフリをしたところで、ふとしたときに自分のことしか考えてないのが透けて見えることはしょっちゅうある。それは残念、としかいいようがない。 いくつになっても、どう生きるかってのは難しい。難しいけど、面白い。 2023年。ようやくベクトルが巻き返しの方に向いてきました。本厄だけど、厄祓いはしません。少しづつライヴにも復帰します。それに伴ってオファーも増えてきたので、今しかできないいい音楽を届けにいきたいと思ってます。
サンダーロード
2月7日 火曜日 曇り 雪山に向かう道はちょいと想像を絶するくらいの道なのです。南で育ったわたくす。運転は大学時代に自動車教習所で教官のバイトをしていたので、それなりだと思います。近年は運転より動体視力の低下を感じるけど。 どんなに運転に自信があっても、雪道だけは特殊技能が必要です。厳寒の旭川で、タクシードライバーがカキンコキンに凍った道をドリフト込みで停止線に見事にクルマを止めるのを見て、こりゃ勝てん、と。笑。南の人間、滑ることまでは予想できても、どれだけ滑らせればいいのかはわからない。 スノーボードは怪我せず無事に帰ってくるまでがスノーボード。あのスポーツは舐めてたら、確実に怪我します。言い方はどうかと思うけど、それがまた悪くない。 その道にはありとあらゆる危険が潜んでいるのです。早朝には早朝の、夕方には夕方の危険があって、同じ状況なんて二度とない。ちょいと気象が厳しい日にはたいていクルマがひっくり返ってる。 それゆえ、クルマはきちんと整備して、その性能を信頼して、多少の緊張をしながら運転します。大好きな山への早朝の最後の20キロはちょっとライヴをやってる感覚に近いかな。最後のコンビニでコーヒーのLサイズを買って、静かな音楽とともに登っていく、その時間の緊張感がとても好きです。美しすぎたり、暴力的だったりする風景を見ながら、こころはとっても澄んでる。 ときどき山での仕事を急ぐジモティーのが、軽トラでわたすをぶち抜いていきます。もうね、そのテンションが天晴。熟練の技。排気量の差は実に4000cc。笑。すごい!とか言いようがない。こっちはABSとかトラクションコントロールがついてるのにね。 冬のスポーツは手間も金もかかる。でも、なにごともそのプロセスが大事っつーか。その面倒くささがあって、与えてくれる経験が自分を成長させてくれるんだと思うのです。
置き去りにされる不安
2月6日 月曜日 晴れ 雪山での隠遁生活。気づいたことがひとつある。 今や、どこに行ってもみんなスマホの奴隷。でも、山ではそんな人物をあまり見かけないこと。この距離感は絶妙だなぁ、と。それが心身の健康をもたらしてるんじゃないかな。 都会ではみんな見たくて見てるというよりも、情報洪水やリア充自慢から置き去りにされる不安でついつい見てしまうんではないか、と。ジョブスもとんでもないもの発明してしまったなぁ。苦笑。 訃報が続いてしんどかったこともあって、情報から距離を置いてみると、自分のこころの声がしっかり聞こえてくるのです。コから復活するために「置き去りにされる不安」から強制的に切り離すことはとても大事なことだった。 とはいえ、これなしで生きていくのはもはや難しい。ならば、距離を置いてみて、自分で必要なときにアクセスするってのがいいんじゃないか、と思った次第。 使うか使われるか。奴隷か主人か、それが問題。 具体的には寝室に持ち込まない、とか。オレはリビングに仕事用のコンピュータ(音楽用ではなく連絡用)が鎮座してるんだけど、それを撤廃しようと考え中。リビングではくつろぐことしかできない。音楽を創る場所では音楽しかできない(音楽を創っていても、連絡がくると、つい返信してしまう)、エトセトラ。そんな風にやってみよう、と。 もうひとつ。SNSにはそれぞれの個性があって。この時代、いろんな嗜好があるから、それぞれに対応することが求められるのです。たとえばFB(正式に書かないけど、類推してね)。FBとインスタはもともとSNS担当の女子スタッフが運営していたのです。彼女が離れることになって、事情を聞いたら、インスタはオレが引き継いだ方がファンも嬉しいんじゃないか、と。ツイッターはとても苦手なので、WEB担当者がきっちり告知をしてくれるために残した。FBはインスタとリンクしてるんで、オレが意味のある投稿をしたときだけ、インスタとリンクさせた。でも、そこで誰かとリレーションを取ったりするようなことは止めた。少なからずFBを見ている人もいるようだったので残した形。主に情報を薄く伝えるために。 で、今回FBから一方的にアカウント停止の連絡がきたわけです。オレたち、違反するようなこと、何もしていないんだけど。投稿をリンクさせてただけなんで。オレは素人なので、その道のプロであるWEB担当者がいろいろやってくれるんだけど、どーにもなんない。話し合って、こんなクソみたいなのやめちまおーぜ、って話になって、止めようにも削除すらできない。苦笑。 そんな世界に生きてるってことです。消したい、削除したいのに、それすらできない。(もちろん、こちらからFBにいろんなリクエストは伝えてますよ)。コの状況でのインスタライヴのときも思ったけれど、そのイニシアティヴを握っているのは「決して」ユーザーではないってことです。 なので、FBを見ていた人は更新されず放置されている事情はこのようなことだと理解してください。 正直、オレ個人としてはSNSなんてまったく信用してません。ただ、このblogだけは「いいね!」もなにもできないけれど、見たい人は能動的に読んでくれているはずなので、続けていくつもりです。 蛇足だけど、昨日スーパーで携帯でお金を払おうと四苦八苦しているおばあさんを見た。辛かったのですよ。これまで70年以上現金で払ってきたんだから。QRコードなんて言葉今更知らなくても生きていけるようにしてあげるのが社会の寛容さだと思うんだけどね、、、。 かくいうオレたちだって、そのうち置き去りにされるって。だから、置き去りにされない生き方をしようぜって話。 気になる人はウォールデンの「森の生活」読んでください。笑。いや、まじで。