日別アーカイブ: 2023年7月11日

殺人的

7月11日 火曜日 晴れ いきなり殺人的な暑さがやってきたね。 じゃぁ、せめてこの湿気だけはなんとかしてくれないかなぁ。暑さと湿気のダブルパンチは堪えるから。 とてもじゃないけど、ランニングなんて太陽が昇ってる間は無理。死んじゃう。でも、早朝走るのは身体に良くない。根拠はないけど、それはやめてください、と身体が申す。するってことは、夜しかないってことで、陽が暮れるまで飲酒できないってことは、日々のルーティーンを組み直す必要があるってことかな。 ちょいと近所まで5分バイクに乗っただけで、ヘルメットで目玉焼きが焼けそうだったのよ。太陽系の逆襲って感じ。先日の静岡のライヴは蒸し暑くって、室内で熱中症になりそうだった。戻ってきた楽器を見たら、弦が恐ろしいくらいに錆びていて、びっくりしたよ。かつて、こんなこと、なかったもんなぁ。あ、ハコのせいじゃないよ。 どうにかこうにか、時間をやりくりして、この夏九州に帰る算段を整えました。ほんとはバイクでゆっくり数日かけて帰るのが理想なんだけど、それはこの気候じゃ無理、だな。原稿を書いたり、曲を書いたり。創造的な時間は自分で作り出さないと。 とはいえ。このところ、ようやく音楽制作ができています。民謡深掘りからのリハビリ中。シタールのような音を出したり、三線を弾いてみたり。nowhereな音楽を目指しています。こころの中にある風景を具現化するのはとても愉しい。 僕が持っている三線は初めて沖縄の地を踏んだ、その日に買ったのです。もう何十年も前のこと。沖縄を観光気分で訪れるのはなんとなく気が引けていて、ようやく呼んでくれる人たちがいて、かのジャンジャンで演奏させてもらったのは素晴らしい記憶です。おまけに若造だったオレが、そのままなぜか喜納昌吉&チャンプルーズのプロデュースという大役を任され、数日間、那覇のスタジオに缶ヅメ。そのまま那覇から札幌に飛んでライヴ。モノホンの沖縄パワーと気候の激変にやられて、家に帰って寝込んだこともいい思い出。 昨日描いたブルースじゃないけれど、安易に沖縄の楽器を使うことには抵抗があって、ほとんど使ったことはないけれど、ホンモノだと思う唄者は数人いて、その一人である大島保克(ヤス)がうちにきて、僕の三線を弾いてくれたなら、こんな音がするんだって、びっくりしたよ。魂の楽器なんだね。 脱線するけど、ヤスとオレはピーター・ガブリエルが主宰するワールドミュージックの祭典、WOMADの日本代表だったんだよ。笑。あともう一人は都はるみさんだったと思う。 そんな夏の日々です。ずいぶん遠いところまで来たなぁ、と。でも、ともだちはみんな元気でいてほしい。こころからそう思う。  

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