90歳

7月26日 水曜日 晴れ

父親が生きていたら、今日90歳になります。

42年も前に旅立ったので、忘却の彼方にあるかって、そんなことはありません。僕の胸の中にいつも棲んでいて、話もできます。今や、僕の方がはるかに年上だけれど。笑。父ちゃんなのに弟。いい感じです。

もうひとつ。素晴らしいリレーションがあって。にゃんと、父とまったく同じ誕生日の、とある母上がお元気なのです。お会いしたことはないんだけれど、彼女が元気でいてくださることに、いつもものすごいエネルギーをもらっています。いのち、とかLIFEってほんとうにすごい!お会いしたことのない母上を想うことで、生きてこられた、けっして平坦ではない「90年」の道程が拡がっていきます。

今朝もメールが届いていました。嬉しかったです。愛に満ちたメールです。いろんな想いを込めて、親父に線香をあげました。(本日2度目)

不思議だけれど、ランニングしながら、歌いながら、旅をしながら、会ったことのない母上に会うことができます。父親にはいつだって会えます。そして、いつも自分がどうしたらいいのか、考えさせてくれます。命のリレーション。自分に何ができるのか。最後の火が消えるまで、燃やし尽くすのが自分の役目だと思っています。

感謝しかありません。なによりも。

90歳、おめでとうございます!!!!!すごいよね、90年。

九州に帰ったら、母の友人や、存命の親戚にも会っておきたいと思います。

 

 

留守の間のヒロシ農園への水やりシステム。なんとか形になってきました。これから実験を繰り返して、なんとか溺愛している彼らを枯らすことなく旅に出たいと思っています。

92年の作品「陽はまた昇る」のアナログ化。テストプレスが届きました。今回はアナログのマスターテープから起こしているので、抜群にいい音です。収録分数の制限があって6曲、僕が責任編集をしていますが、安心してください。流れは壊れていません。発売は初冬あたりです。楽しみにしていてください。

 

 

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90歳 への2件のコメント

  1. タカ より:

    今日ランチタイムに初めて入った寿司屋は壁も備品も随分年季の入った店で、
    動きのゆったりとした年配のご夫婦が二人で経営しているようでした。
    無駄な会話も無く、黙々と仕事をして提供するそんな店でした。
    子供と入っていたもので、食事を終えた時に「好き嫌いなくたくさん食べたね」
    そう話かけてくれたので気難しい方ではないのだろうと、会話を続けてみました。
    「こちらはいつから営業されているのですか?」
    その答えは「昭和23年からです」でした。なんと、亡き母の産まれた年でした。
    この店の壁のシミも、備品のくたびれた感じも、母と同じ分の経過なのだと思うと、
    なんだか違ったように見え満たされた感じがしました。

    ヒロシさんのお父様の誕生日に起きた奇跡です。

    ちなみに妻の祖父は90歳をこえてもたくさん食べ、元気で絵心を忘れず尊敬しています。

    「陽はまた昇る」のアナログ、楽しみにしています。

  2. Masako より:

    この猛暑で、野菜たちも熱中症です。(泣) ヒロシ農園システム。ゴーヤくんは大丈夫かなぁ?
    半休が取れそうなので、今年も福島に足を運びます。電車、間に合うかなぁ。いわきの観光はどこに行こうかなぁと思案中です。化石博物館がおやすみ、残念です。
    相馬野馬追、いつか行きたいと思っていますが、会場チケットSOLD OUTでした。以前行った、松川浦のほっき貝が美味しかったです。相馬市内で食べたタコが柔らかくて。海の幸ですね。瓦屋根の建物。蔵構えの漁港。相馬の街並みは、歴史を感じます。そういえば、ホテルに甲冑がありましたよ。なんだか、笑。
    暑い日が続きますが、皆さま、熱中症には気をつけてお過ごしくださいませ。

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