光陰矢のごとし

7月25日 火曜日 晴れ 

 矢のように時間が過ぎていく、と感じるのも老化の一種らしい。笑。それだけ動きが緩慢になっているらしい。モノは言いようだから、行動が丁寧になっていれば、「緩慢」を補って余りあるのかもしれないけど。

 確かに若い頃の倍くらいのスピード感で時間が過ぎていくから、だとしたら、有限な人生の時間は思っているよりかなり短いって覚悟はした方がいいと思う。

 故郷の福岡の様変わりにまったくついて行けなくて、帰る度に度肝を抜かれる建設ラッシュゆえ、どんな奴がこのアンビリーバブルなことを推進してるのか確かめた。こいつか、、。わたすの言葉で言わせてもらえば、「まったく顔ができとらん」。顔に覚悟がない。飲み屋でこいつとサシで話がしてみたい。

 発言を聞いて、さらに怒りが倍増してきた。あの街は空港が近くにあったから、高いビルが建設できなかった。それが景観を守っていた側面もある。建て替えても、フロア面積が小さいので採算が合わないのだ。って具合にどこまでも「破壊」の思想がベースにある。人生の最優先課題は経済なのか?それがどんな幸福を生んできたというのか?

 懐古趣味ではなく、だよ。子供の頃、この季節になると海で泳ぐ以外にやることなんてなかった。チャリに水中眼鏡を積んででかけ、熱い砂浜を走って、松の並木を抜けたら、青い海が見える。BGMはいつだって蝉。そういうのって、ほんとうにこころの原風景として、永遠にこころに刻まれる。豊かな風景。

 こどもの原風景がドンキやユニクロでほんとうにいいのだろうか?オレたちには数少ない豊かなものを後世に遺す責任があると思う。

 だから、やれることをやる。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

光陰矢のごとし への2件のコメント

  1. ミツバ より:

    「BGMはいつだって蝉」って良いですね!

    我が子が小学生になって初めての夏休みに、時代は変わってしまったな、、と寂しくなったのを思い出しました。

  2. ペペロンチーノましろ より:

    こんにちは 感想遅くなったけど、飯田焼来肉ロックフェス♪行ってきましたよ。アクセス的に高速バスと思ったんだけど夏休み初日で大渋滞して6時間もかかって、山口さんの前のタイジ&kenkenは見れんかった。着いた途端にソフトドリンク類が全部売り切れてたから、冷やしトマトときゅうりにかぶり付き。ライブは暑くて暑くて土砂降りのライジングに並ぶ過酷さだった、居た人は勇者だ。新しい風をリクエストしたお兄さんは暑い中ずっと待ってた松本からいらしてた方で、も一人はビールを奢りまくってた謎のお兄さんだった、山口さんのこと格好良いって誉めまくってましたよ。
    町にはコンビニはあるし、美味しい焼肉もいただきました、鉢合わせなくて良かった(なんとなく、笑)。短い靴下だったから足を4ヶ所も蚊に刺されて痒いです今。
    次のいわきから仙台の日がちょうど相馬野馬追DAYSじゃないですかー。私なんと相馬で良心的な宿が取れたので、ライブのついでに初の野馬追を見てきます。暑さに負けないように休み休みの無計画だけどーできるはず。常磐線がつながってから各駅で仙台まで上がるのも初です。楽しみ。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>