山形県長井市で歌う

9月25日 月曜日 曇り 

 今日はライヴの日。

 日々モーレツ。ほんとに身ひとつで乗り込んでいるゆえ、実のところ、仕事は通常のライヴの3倍はある。

 開演前ににゃんとかすべてのことをやり終えた。そりゃそうだよね。みんな普段は違う仕事をしてるんだもん。でも、楽屋にコーヒーが用意されていたり、誰かが弁当を買いに行ってくれたり。ひとつひとつの気持ちが身に沁みるってやつ。いや、ほんとうに。

 ひとことでyoutubeっていうけど。今日は20歳そこそこで起業した町の若者たちによって行われた。ライヴを中継するのはもちろん初めて。スタッフ4人のうち2人はにゃんと未成年。彼らはほんとうにボランティアで参戦してくれた。アーカイブスを残してくれって声があったのは知っている。でも、オレが彼らにこう言ったのだ。

 これはライヴだ。それは残さなくていい。今、目の前にある一瞬を共有できる人たちのために全力を尽くそう。

 ライヴの出来がどうだったのかなんて、オレにはわからない。でも、これ以上のことはオレたちにはできない。それだけは言える。

 そして、昨日の稲刈りがぜーんぜんダメだったことがわかった。逆に仕事を増やしてるだけ。んなもん、ありえん。だから時間が許す限り、もう一回やり直しに参加することにした。

 それが人生。悪くないってば。

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山形県長井市で歌う への5件のコメント

  1. 村田孝 より:

    ライブの打ち上げ二次会から今朝の落穂拾いへの展開。本質に少しでも近づこうとするスピリットに触れた気がして感謝感激しています。お疲れ様でした!
    ありがとうございました!

  2. Masako より:

    MY LIFE IS MY MESSAGE Officialツアー、長井のみなさまから、たくさんのあたたかい、おもてなしをいただきました。本当にありがとうございました。稲刈りは初めての経験。泥に長靴がハマり転びそうになりながらの稲刈り。杭掛けのための稲を束ねる作業も難しくて、出来なかったのが心残りです。全国から集まった、たくさんの人たちと一緒にさわのはなの稲刈りしたこと、忘れられない経験になりました。今日から仕込みがはじまるそうです。美味しいお酒になりますように!
    獅子宿やなごみ庵での食事も、長井を感じましたよ。茹でたての枝豆とっても美味しかったです。
    山口さんのファンの皆さまとたくさんお話し出来て、夜汽車でカラオケ歌って、本当に楽しかったです。
    あゆーむも素晴らしいホールですね。村田孝さんの「花笠音頭」本当に素晴らしかったです。
    帰りは四季の郷の小さな駅から景色を眺めて、秋を感じました。いつか葉っぱ塾の八木さんの山登りに参加したいです。田んぼに映る日の出に染まる写真を見せていただきました。本当に綺麗でした。いつか、きっと。
    実は遅刻して、初日からご迷惑かけてしまいました。あとは、そそられてクラフトビールを買ってしまい、ツアーの皆さまを待たせてしまったことetc… 本当にごめんなさい。
    たくさんの繋がりを感じたツアー。本当にいい旅でした。ありがとうございました。

  3. にゃあにゃあ。 より:

    昨日は配信で楽しませていただきました。
    準備の隅々までまごころがこもっているのが、画面から伝わってきました。
    この数年間、ヒロシさんと長井の皆さんが温めてこられた親交を垣間見させてもらうような、お裾分けしてもらうような、とても豊かな時間でした。
    お米、お酒、詩、音楽、そして奇跡のような出逢いといきさつ、そのすべての実りが凝縮したようなライブを観せてもらえて感謝です。
    そして改めて、ヒロシさんの歌詞は、いろーんな境遇やお立場の人々の気持ちを受けとめる、深くて大きな器なんだなと、感銘を受けました。
    その歌詞から、長井に移住された福島のみなさんのお気持ちや道のりが、じんわりと伝わってくるようでした。

    ヒロシさんがとにかく速くバイクの免許を取りたい一心で見つけたのがたまたま長井の教習所だったこと、そのヒロシさんを最上川の写真一枚をヒントに見つけて訪ねて行かれたこと、まるで映画さながらのストーリーですよね。このシナリオの書き主いったいどなただろう?

    ライブで一番ウケたのは、花笠音頭の後の、「オレが歌えばよかったヨ!」のひと言。
    ヒロシさんがあらためて歌詞を読み上げた時、最後の「甦る」で、ゾワっと鳥肌立ちました。ほんとうに、素晴らしい歌詞ですね!
    アナログレコードになるのは、この村田さんの歌詞バージョンですよね?
    ライブでもヒロシさんの歌声で聴きたいです!
    今年は震災から12年目の節目の年。ヒロシさん、ぜひHEATWAVEのツアーでも歌ってください!!
    そして吟遊詩人よろしく、この奇跡と理想の詰まった楽曲を、各地に届けてください!

    そして稲刈り、みなさんイイお顔でしたね。
    そんな農作業の時にも、やっぱり手拭い首に巻いたりするんじゃないですかねぇ!?
    ツアーグッズ、今年もナカキカク手拭いをリクエストします!!!
    去年のは早々に売り切れてましたし、今年のナカキカクさんのHEATWAVEイラスト、年末にこうねんき手拭いのカタチで手に取れたらむっちゃうれしいっす。
    ご同輩のみなさん、ぷっしゅぷっしゅ^_−☆

  4. たかこ より:

    ツアーに参加しました。
    地元の方々も参加者の皆さんも、会う人会う人ステキな方たちばかりで、楽しいこと盛りだくさんで、あたたかいステキなライブで、ずーっと胸いっぱいの2日間でした。
    帰り道、CDの村田さんの歌詞がしみました。
    参加できて本当によかったです。
    洋さん、みなさん、ありがとうございました。

  5. チャロ より:

    MY LIFE is MY MESSAGE~野生のように研ぎ澄まされた山口洋さんが、心の声を受け取って導かれるままに続けてこられたその先には、偶然を装いながら必然的な素晴らしい出会いがありました。山形県長井市でのバイク合宿から始まった、村田さんや鈴木さんとの出会い~その摩訶不思議な物語の、ひとつの集大成とも言える今回のライブは地元ならではの特別なステージでした。その物語の登場人物が同じ会場にいらして、手作りのバッジを直接手渡されたり、自作の長井ヴァージョンの花笠音頭をステージで歌われたり、とってもアットホーム~感無量でした。その日は晴天~秋空と空気が清々しく、まるで聖地。物語の重要な場面の1ページに私が居たことを誇らしく自慢したい気持ちでいっぱいです。山口洋さん、そして関わった全ての皆様、心から感謝致します。またお会いしたいです。山形県大好きです。

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