日別アーカイブ: 2024年2月4日

スウィンギング・ロンドンに育まれた音 @ モーガンday#001

2月4日 日曜日 晴れ 真冬なのにモーガンのスタジオはクーラー全開。それでも暑かった。笑。どゆこと? スウィンギング・ロンドンに育まれた音、楽しんでくれた?なんか、違うでしょ?そりゃそうだよ。あの時代、サマーオブラヴになるまで、彼はロンドンで育って、ティーンのときに大ヒットを飛ばして、ジミヘンをパブで20回観たんだってさ。今日みたいな至近距離で。そりゃ人格形成に影響するよ。笑。 ビートルズの映画を見たら、スタジオで「Tea」飲んでるでしょ?英国のロックンロール・マナーってのが厳然としてあるのよ。オレ、スタジオで「Tea」飲まないもん。スコーンも食べないし。 スウィンギング・ロンドンと博多育ちアイルランド経由のオレが響きあう。それはまったく可能だってことを体験してほしかったんだよ。トラウマになるくらいの距離で。どうしてって、俺たちがロックンロールの河を共に流れてきたから。お互い本気でね。流木みたいにさ。 もうひとつ。書くかどうか迷ったけど。 自由に生きるってこと。俺から見てもモーガン、異国で74歳になってひとりで暮らしていて、まったく悲壮感がない。ガンの手術だって2回やってるのに、そんなことおくびにも出さない。LIFEをひたすらenjoyしてる。じゃなかったら、自分のスタジオにオーディエンス入れないって。オレはぜったい嫌だもん。笑。 彼は流浪してきた。オレも流浪してきた。お互い社会の不適格者。でも、ロックンロールがつないでくれるんだよ。真ん中に自由の河が流れてる。だから、ほんとうはね、ただ音を浴びて楽しむのもいいけど、あなたたちの暮らしの中に持って帰ってほしいんだ。そのスピリットを。 それが伝えたくて、オレは彼のオファーを受けた。 彼はアンビエントの世界でも一流なのね。だから、オレはほんとうは小さな音で、細部まで張り詰めた演奏がしたい。でも、モーちゃんはオレとやると「ロックンロール、イェー!」になっちゃうんだよね。笑。まぁ、そんな機会も少ないのかな。 来てくれて、ありがとう。 明日は明日の風が吹くと思うよ。

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