今日のインスタライヴ

3月30日 土曜日 晴れ

わたくす、野に咲く野良ミュージシャンを目指して生きてきたのですが、2024年3月は、ほんとうの意味でリリースした「本」と生きたひとつきでした。

働いたお金で決して安くはないその「本」を手にしてくれた人たちのイメージを阻害しない範囲で、味わいがもっと深くなる話(できるのか?笑)をできたらいいなぁ、と夢想しております。

昨日からランニング(10キロなのでほぼ1時間)の間、素振り(走りながら、そのことを頭の中で語ってみる)をしてみましたが、伝えたいことはたくさんあるもので、にゃんとかなるかな。いつもは夕方、走ってるのですが、今日はインスタライヴをやるので、午前に走って、もうちょっと精度をあげてまいります。

とはいえ、すでに手にしてくれた人には感謝を、迷っている人にはぜひ、って感じでユルユルやるので、楽しんでくれたら嬉しいです。なにぶん「本」月間だったので、いつものキラキラおじさんは期待しないでくださいまし。僕の仕事部屋(音楽や詩や文章を生み出すところ)からお送りします。

本日19時からやります。いつものように18時45分くらいからオープンしています。

heatwave1979

のアカウントでやるんで、初めての人はフォローしておいてくださいまし。

今月いっぱいまで「本月間」。シャチョー、最後のスパート中です。あと2日間のオーダーにはみなさんの名前を入れてます。遠慮なく。ぜひ。

昨日、古市コータローくんが新刊を届けてくれました。これがね、伝えたい内容がほぼ同じ。自分が影響を受けてきたものについて。でもね、ディテールが北極と南極くらいちがうの。それが素晴らしく面白かった。彼の本と「Seize the Day」2冊あったら、還暦のミュージシャンが伝えたいことは完璧だと思われ。

 

それから本と連動したプレイリスト、続々公開中。

えっと、みんな#004まで辿りつけていない模様。それは仕方がない。ただ、こちらもいつまでもテンションを保てるわけではないので、そのあたり兼ね合いを見ながら更新します。

音楽は受け取り手が自分で検索すればいいじゃんって意見。それはオレもそう思う。ただし、これはスタッフから出てきたアイデアで、主にこれから音楽を深堀りしていくためのきっかけとして、作っているので、既に音楽を深く知っている人のためにやっているのでありません。それゆえ、取り上げたアーティストのほぼ代表曲しか載せていないので、マニアにはつまんないかもしれないけど、そんな人は既知なんだからいいじゃん。

あくまでも音楽文化の裾野を拡げることが目的。サブスクにやられてばかりじゃなくて、こっちだって利用しないとね。

こちらが#001。

こちらが#002です。

こちらが#003。

最新の#004 The Bandからチャーリー・ヘイデンまで

 

 

わたくすが60歳になった日の実況録音盤。予約販売開始しております。
曲目はすべてリクエストにより構成されています。

オフィシャルストア「カモネギ書店」にて。

OFFICIAL BOOTLEG #011 20231226 (HWNR-034)
“Triple Anniversary Tour 2023″ Live at duo MUSIC EXCHANGE (Tokyo)
“The Boy 60, Towards 45 Years”



山口洋初のエッセイ「Seize The Day 今を生きるための音楽」
ボックスセットとしてカモネギ書店で予約受付中! あと2日。オーダーしてくれたみなさんの名前をわたくすが直筆で。

 

 

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今日のインスタライヴ への13件のコメント

  1. ミャースケ より:

    山口さんの文章、文体が好きです。
    理知的に偏らず、情動的に陥らない、健全なリアリストの言葉と言うか。読んでいて、精神の均衡が保たれると言うか。上手く言えませんが、要は腑に落ちるのです笑
    機会があれば、文章を書くうえで、心がけていることを教えていただきたいです。

  2. 風にハモ太郎 より:

    今朝、再配達で本を受け取りました。名前のサインをする手が震えてました(笑)。
    そんな日に著者のインスタライブがあるなんて。まさに「PERFECT DAY」と日が変わる前に断言できる本日2024年3月30日です。

    Web文章が「本」になるとこんなにも違うのか!と驚いています。
    当時webを読んだ時に受け取った自分の気持ちや、自分の置かれた状況が思いだされてる効能。そして、再読しての新しい気付き。後ろも振り返りつつ、前も向ける。きっとこの先ボロボロになるまで読むという予感しかないから、もう一冊購入も検討したくなる。

    真っ先に「どんと」「(オリーさん込みの)ケヴィン・エアーズ」「リッキー・リー・ジョーンズ」「遠藤賢司」「ロニー・レーン」を読む。そして悲しみにうちひしがれる時がこの先自分にくるのなら、このエッセイのようにあらねばならないと当時も思っていた「誰もいない庭」を読んで、泣く。今日はここまで。

    でも、本当に真っ先にページをめくったのはP394「謝辞」です。2段落目にこの本のきっかけとなるお店の名前があり個人的には嬉しかった。岩国のライブ後偶然にお好み焼き屋でほろ酔いのご機嫌な著者と出会い、T-シャツに名前(投稿名)を「無理やり」彫られ(※一般的にはサインをもらった、といいますが。)た楽しき2017年11月の思い出。

    この本に有形無形で関わったすべての皆さん、本当にありがとうございます。最後に登場した元気な再配達のおじさんも!

  3. ペペロンチーノましろ より:

    こんにちは 先日の浪江いわき郡山に参加した稀有な自分なのですが、感謝感想をなかなか伝えられてなくてすみません。ブログコメント閑散期にいつか必ず。saize the day我が家にもとうに届いているのですが、224頁にそっと栞をさして読まずに保管用にしまっております。web掲載のときにMCのネタが無くなってしまうじゃんかって読んでた時が私のリアルタイムで、今は目が超悪いし、あと読むのは穏やかな老後で良いかなぁ。老後の宿題を沢山溜め込んでどうしよう ですが。今日の山口さんのインスタライブは観れず。吉祥寺でドラム伴ちゃん達のSHAKES、と近ちゃん達my funny hitchhikerのライブにいってきます。現在の身近にいる人達を大切にするで良いと思ってるのです。
    インスタ見直したら、最初の方はレターパックの宛名までも手書きしてたようでビックリしましたよ。

  4. 青森のロマンティック・ダンディ より:

    前言撤回!という訳ではありませんが、プレイリストの#2もいいですね。私はルーリードは「ニューヨーク」以降しかまともに聴いていなかったのでこのプレイリストはなかなか良かったです。The Kidという曲は初めて聴きましたが、ヒートウェイヴの初期の曲例えば「幼い日」を思い出しました、全然関係ないかもしれませんが。(幼い日も改めて聴くといい曲ですね。いつかライブで演って欲しいです。)今ひらめいたのですが、山口洋によるルーリードの訳詞集なんてのは作れないでしょうか。現在出ている訳詞集はプレミア価格になっていて手が出せません。日本でルーリードの訳を書けるミュージシャンといったら山口洋が最右翼と思うのですが・・・まあ色々難しいんでしょうね。
    えーと、質問ですが、結婚にまつわることはNGかと思いますが、結婚を報告したときのバンドメンバーの反応はどのようなものだったのでしょうか?という質問はダメでしょうか。普段クールなお二人でさえ目を丸くして驚いたと思うのですが、どうなんでしょう?(これもNGかな?)

    • 青森のロマンティック・ダンディ より:

      やはり前言撤回すべきか(笑)。もう一度プレイリスト#4を聴いてみた。聴き進むと音の派手さより曲の良さが勝って気にならなくなった。やはりザ・バンドは凄い。「アケイディアの流木」は17世紀のフレンチ・インディアン戦争を題材にした歌だそうで、戦争に負けたインディアンが南部に逃げ、でも結局元のカナダへ戻っていくという話だそう。恐らくロビー・ロバートソンは自分の祖先のことを思って書いたのだろう。日本でこんな100年、200年前のことを歌った歌などあるのだろうか。私の母方の祖父母は戦前豊かな暮らしを夢見て満州に渡ったが、敗戦で命からがら逃げてきた引き揚げ者だが、そんなことを題材にしたロックがあるのだろうか。また私が働いている六ケ所村も、そんな引き揚げ者たちが開拓した村だが、激しい闘争の末、現在は巨大な原子力施設が立ち並び、人々はそこで何もなかったかのように働いている。こうした過去と現在を結び付けて歌う歌があってもよさそうなものだが、私は知らない。唯一知っているとすれば、広島の過去と現在を比較してそのギャップに思い悩み「僕は知らない、今を流れるこの川の昔を」と歌われるヒートウェイヴの「棘」ぐらいだ。この曲はもっと世に知られ脚光を浴びていい歌だと思う。そして山口洋にはこのような歴史観のあるスケールの大きい曲をまた書いて欲しい、というかそれができる数少ないアーティストの一人だと思う。だから「俺に期待しないでくれ」とは言わないで欲しい(笑)。

      自分ばかり書いてすみません。皆さんもドシドシ書いて盛り上がっていきましょう!!

      • 風にハモ太郎 より:

        青森のロマ・ダンさんの巻き返しが凄い!(笑)そして読ませる!そういえばHEATWAVE(渡辺地獄さん含む)メンバーのルーツ共通点は満州だった記憶ですね。でもマニアです。お互い様です。

        • 青森のロマンティック・ダンディ より:

          ありがとうございます。何かマニア確定されてしまったようで悲しい。そういえばメガトンロックンロールショーで紹介していたクロマニョンズの新譜の曲にディランマニアを揶揄したような曲がありました。ミュージシャン界隈ではマニアを毛嫌いする機運が高まっているようです(笑)。
          つーか俺はそんなマニアじゃないっすよ!!

  5. yuka より:

    本日、カモネギ書店より 
    「商品を発送致しました」メール
    受け取りました。
     申し込み日からすごい早い対応で ありがとうございます。
    到着を楽しみにしてます!

    プレイリストのupもありがたい。
    いろんな曲に関連していって自分なりに
    初めてたどり着いた曲があったり、
    発見するアーティストを発掘したり

    数年前 やはりそうやって発見したのが
    wilcoだったので(ピース) ライブも行けて良かった。

    インスタライブも楽しみにしてます。

  6. Y.HAGA より:

    ただいま絶賛年度末更新作業中。こりゃあ、インスタライブまでに仕事終わらんかも…(泣)。実際、年度末進行で僕みたいな状況のファンも多いのでは?
    今日のインスタライブ、できればアーカイブ化していただけないでしょうか。
    今回は、これまでのとはちょっと違って、本に連動したものだから繰り返し聞いてみたいって人も多いんじゃないかと思うんです。
    直前で申し訳ありません。ぜひご検討のほどを。

  7. 又三郎 より:

    ウイスキーを飲みながら、届いた本を読んでいます。ライブCDは、私の住所入力ミスで返送されてしまったのですが、改めて郵送の手配をしていただき、もうすぐ届くようです。
    コータローさんの本が、こちらの書店に平積みされていました。ゆかりのある岩手県北上市だからでしょうか。2冊の本、素敵なタイミングですね。

  8. チャロ より:

    インスタライブでたくさん語って頂き、ありがとうございました。私はドキュメンタリーが大好きなので、野生動物を撮っているTV番組を観ながら、いつも取材班はどうやって撮っているのだろうと取材現場を見てみたいと思ってしまいます。今回は、野生動物の番組ではないものの、野生動物との共通点を沢山お持ちの山口洋さんの出版された本の舞台裏の一部を知ることが出来て、本当に嬉しいです。きっと、メッセンジャーの役割を担った方々は(村上春樹さんもきっとそうなのかもしれませんが)走ることで頭が空っぽになり、その時に必要なものが今まで蓄積されていたものの中から自然に選び出されて、す~っと入ってくるというわけなのですね。メッセンジャーの役割を担っていない我が身ではありますが、走らないまでも日々歩いて行こうと思ったのでした。沢山の素敵な音楽をいつもありがとうございます。サイン本、私の宝です。

  9. toshie, tokyo より:

    「Seize The Day 今を生きるための音楽」のご出版をお祝いする集まりのようなつもりでインスタライブに参加しました。
    関わった皆さま、おめでとうございます。
    きっとツアーでも多くの方が手にしてくださることでしょう!

  10. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんにちは。

    遅ればせながら、プレイリスト♯4よりチャーリー ヘイデン聴いています。

    アルバムでは「ジャスミン」聴いています。私はジャズ全く知らないのですが、夫はジャズが好きです。いや、ミュージシャン全然わからないから、エラそうに語る言葉一切なし、と言っていましたが、居間で流していたらすぐに反応し、これ誰?これ、凄くいいよ、と言っていました。

    「ジャスミン」でとても好きなナンバーは4曲目の【One Day I’ll Fly Away】と7曲目の【Goodbye】です。

    山口さん、思ったのですが、プレイリストが最終的に完成したら、このアーティストのこの曲はプレイリストの♯何々に収録されています、という一覧を公開(曲ごとのリンクまで貼る必要はないと思います)して頂ければ、著書を読むのと並行してすぐに曲にアクセスして楽しめると思いました。

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