未知の領域

5月20日 金曜日 晴れ 

 原子炉が3つ同時に溶融している「かも」しれないと云う状況に至って、人類はかつて体験したことのない「未知の領域」に入った。状況は未だ現在進行形で、正確な情報やデータは誰が操作しているのか、あるいは把握していないのか、恐怖を抱えて生きている人たちに、それがもたらされることはない。いったいどこまで腐ってるんだと、暗澹たる気分になるが、出来ることをやっていくことでしかない。

 昨日引用した言葉、アゲイン。

「もしも改めることができるなら、憂うべきことなど一体何があるのだろうか。
もしも改めることができないのならば、憂うことで一体何の役に立つというのだろうか」。

 朝、目覚めたら、このblogを観るのが日課になった。

http://hiroakikoide.wordpress.com/

5/23に小出さん、孫さんが参議院の行政監視委員会に参考人として招かれている。注目している。

 そして、線量を可視化したこのサイトを観る。
http://microsievert.net/

 久しぶりに被災地の友人と話せた。僕らが作った映像は最後まで観ることが出来なかった、と。申し訳ない。でも、僕らにはあれしか方法がなかった。許してくれ。
そして、今必要なものを尋ねた。相変わらず「ガイガーカウンター」なのだと。市民は本当に怯えている。幼い子供を抱えている母親はなおさらだ。だから、僕らが持っていったガイガーカウンターは貸し出した、と。場所によって、同じ地域でも線量は異なり、気が遠くなるほど(万年単位)の半減期を持つ複数の放射性物質に関しては一切のアナウンスがない。
 震災後、街にはコミュニティーFMが出来た。今でも3箇所の数値が定期的にアナウンスされている。お年寄りはネットを観ることができない。ならば、今出来ることはガイガーカウンターを手に入れて、その情報を聴くことができるラジカセをできるだけ多くゲットすることではないか、と結論に達した。

 僕らが「my life is my message」を立ち上げたのは、刻々と変化する状況に合わせてフレキシブルに対応し、ピンポイントで出来うることを確実に届けるためだ。だから、6月のライヴの最終的な目標は「出来るだけ多くのガイガーカウンターとラジカセを届ける」。そこに置くことにした。(って今は俺が暴走してる状態なので)早急に話し合って、詳細が決まったら、アナウンスします。

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未知の領域 への2件のコメント

  1. MEG より:

    放射能は、無味無臭無色。しかし人間の身体を確実に蝕んでいくもの。被災地でガイガーカウンターや情報を得るためのラジオを必要とされるのは当然だと思います。何か一般の人間でお手伝いが出来る事があれば教えて下さい。先日、「100000年後の安全」という映画を観ました。フィンランドが国を挙げて原発問題と取り組んでいるというドキュメンタリー映画です。フィンランドは自国で放射性廃棄物の最終処分を行う唯一の国です。興味がありましたら是非観てみて下さい。

  2. 西山修昭 より:

    自分の目線ではなく
    誰かの目線で考えることが
    必要なんですね。
    ラジカセは素敵なアイデアだと思います。

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