虹の橋

2月21日 水曜日 曇り

ドイツ在住のお母さん(日本の方です)から感謝のメールをいただきました。(オレはなにもしてないけど)

いわく。

ドイツで生まれ育った17歳の息子ちゃんは日本が大好きで、彼の国の学校での必須科目である2週間のインターンシップを日本でやりたいと考えていたけれど、なかなか受け入れてくれるところが見つからなかった、と。

ところが山形県長井市での「甦る」ツアーの参加者が友人で、かの「鈴木酒造」の話を伝えたところ、町のいろんな人々が骨を折ってくれて、鈴木酒造での2週間のインターンシップが実現。

話はそこにとどまらず、町ぐるみで彼を受け入れてくれたそうです。その一例。

いろんな方面から話は聞いていました。でも、なんというかそれこそがMY LIFE IS MY MESSAGEというか、利益が目的ではなく、こんな時代に未来のために尽力してくれる大人たちがたくさんいてくれるのがとっても嬉しい。その前に少年の志が嬉しい。それもこれも、震災があって、受け入れ、受け入れられ、皆で未来を見つめ、力を合わせてやってきてくれたからだと思います。

とっても嬉しい!

少年がいつか虹の架け橋になってくれたら、おじさんおばさんたちは涙を流して喜ぶことでしょう。ドイツはいくつから酒、飲めるのかな?僕らは世界で一番好きな飲み屋、長井が誇るスナック「夜汽車」で一緒に「甦る」を飲める日を楽しみにしています。

少年、よくやってきてくれた!でもって、長井のみなさん、ありがとう!!

 

 

 

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虹の橋 への6件のコメント

  1. りゅういち(59) より:

    洋さん、今朝も素敵なお話、ありがとうございます。洋さんは「なにもしていない」と仰せですが、私感としては「山口洋さんが、山口洋さんだったからこそ、起こった幸せな出来事」と確信します。私も、いつか長井市に行ってみたいです。普段「黒霧島」しか飲まないけど、近々「甦る」を取り寄せ、飲んでみようと思います。

  2. wonderstyle より:

    葉っぱ塾ブログも読みました。泣けてきました。『円を描く』ってこういうことなんですね。

  3. ナカムラ より:

    いい循環というか、、優しい気持ちになる話ですね!

    世の中の耐えがたい出来事に目をつむることではないけども、こういった話はいっぱい見聞きしたい。そういったことって、実は身近にたくさんあって、その循環が社会を優しくするのではないかとも思いました。

    山口さんの音楽に助けられてきたと自負するひとりとして、私も山口さんから得たいい循環をつなげていきたいと思うし、思いかえせば、HWの音楽がそばにいての自分というのもあって、今、自分のまわりにいる人達もそんな循環の中にいるのではないかと感じました。
    いつもありがとうございます。

  4. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんばんは。

    「ナタリー」の一節に「いつかナタリー 世界中がきっと君のavenueになる」とありますよね。息子さんの姿に曲が重なり、胸が熱くなりました。

    山口さんは何もしていないと仰るけれど、山口さんこそ、最初のひと滴だったはずです。

    山口さんのブログとMLIMMの取り組みを知ってまだ日の浅いファンですが、MLIMMと繋がり、そこに関わる皆さんて、何て素敵な方たちなのだろう。

    私も、ささやかではありますが、活動のサポート、続けます。

    何かひとつに心を寄せてみれば、被災地でも紛争地でも、世界で起こっている事柄にも思いが行き自分事として捉えられるようになる。世界は繋がってもいるんだよ、と解る気がするのです。

    本当に素敵なお話です。山口さん、オバさん泣かせたらアカンて。

  5. masa17 より:

    なんだかんだ世界はいろんな縁が絡み合って繋がってんだなぁーと思うとやっぱり、なんかうまく説明はできないけど、必然なのかなぁと。
    何のこっちゃですが。。。

  6. 珊瑚35 より:

    心の中で叫びました。

    ナタリーー!!!

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