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“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
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HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
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山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
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NO REGRETS XBCD-6003
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カモシカに遭う
2月13日 木曜日 曇り 午前3時台に家を出て約350キロ、雪山を目指す。なんでこんなアホな時間に出るのかって、経験上それが一番楽だから。土日はサンデードライバーで溢れるし、平日のこの時間帯はトラックも少ない。一直線に行って、思いっきり滑ったらボロボロになって、吸い込まれるように夜は眠れるから。 無事、シーズンイン。初日はとにかく怪我をしないこと。とはいえ、睡眠不足にも関わらず、オープンからクローズまで滑り続けて、もはやボロボロ。でも、最高! そしてJAPANには温泉がある。大好きな山から1時間くらい走った麓にこれまた世界一好きな温泉があってね。昭和がそのまま残ってる。インバウンドも少ない。泉質最高。入った瞬間、溶けた。なにもかも。疲れも、筋肉痛も、腹立たしいことも、なにもかも。 雪山といい、温泉といい。結局、オレは化石燃料を使って、地球に癒してもらってる。感謝しないと。もらってるだけじゃダメだね。恩返ししないと。 今日、野生のカモシカに遭ったんだよ。感動した。こんな過酷な環境でどうやって生きていくんだろうって。餌なんかないと思う。でも、めっちゃ綺麗な目をしてたよ。生きてる目。必死だった。当たり前だよね。いつだって生きるか死ぬかなんだもん。 恩返し。まずは曲。 ひなびた温泉宿の無駄にだだっ広い部屋に一人。睡魔に襲われる前に、曲を書きます。
変わったのは
2月12日 水曜日 晴れ 「山をどんなに奥まで行ったとしても、もはや日本じゃないんだよね」と言ったなら、かつて異国の山で同じ時間を過ごした兄貴分がこう言いました。 「山は同じ。変わったのは人間」。 なかなかに深い言葉でござりました。 時代に乗り遅れるなと恐怖を煽るのは誰だ?OSをアップデートしろと迫るのは誰だ? 見てみなよ。エレクトリックギターなんて60年前のものに誰も勝てない。曖昧だから、いいんだよ。そこにスピリットが宿ってるからいいんだよ。それすら投機の対象にする輩もいるけどね、、、、。 というわけで、早朝というか、夜明け前にここを出ます。命の洗濯って感じでしょうか。 行ってまいります。
数字は嘘つかない
2月11日 火曜日 晴れ 昨日、鯖の味噌煮が死ぬほど苦手だったと書いたら、こういうお便りをいただきました。 ———— おはようございます 今度,博多に帰られた時には,住吉にある煮魚少年という食堂に行ってみてください。そこの大将も小さい頃煮魚が苦手だったらしく,皆んなに煮魚でご飯がかきこめくらい美味しい煮魚を食べて欲しいとの思いで作ったお店です。という自分も煮魚が苦手ですがそこの鯖の味噌煮は絶品です。初めて食べた時は頭に電気が走ったくらい美味しかったです、今では週一くらいで通ってます。お味噌汁もとても美味しいです。それでは、寒い日が続きますがお身体にお気をつけてください。 ———— ありがとう!「煮魚少年」というネーミングにぐっときました。これは行ってみなければ!鯖の味噌煮をもし「美味い!」と思えたなら、もう何でも喰えそうな気がしてきたぞ。笑。各地の参鶏湯情報もありがとう!書き忘れたけど、豚足も食えません。あれは、足にしか見えないから。 ところで、昨日から個人事業主が避けては通れない「年貢(敢えてこう書きます)」の作業をやっております。これね、一年で一番前向きになれない日です。ほんとに苦痛、、、、。 とてもじゃないけど耐えられないので、最後はその道のプロにお任せするわけですが、それにしてもその前までは自分でやらなきゃいけないわけで。ほんとに苦痛、、、、アゲイン。言いたいことは山のようにある、、、、。 でもね。数字は嘘をつかないのです。まとめてみると、くっきりと生き方を変えたことなんかがわかる。ツアーを車で行くのをやめた、とか。ある意味、恐ろしいっすね。 父親は数学者でした。彼は「数字は美しい」と申しておりました。彼はアホな俺にこう教えてくれました。「公式にあてはめて問題を解くようなものは数学じゃない。公式という定理に自らたどり着くのが数学だよ」って。にゃる。言ってたことが、にゃんとなく、ようやくわかる気がするこの頃です。 わたすの言葉で言い換えると。「どんな道も突き詰めると、同じところに通じている」ってことかな。残念ながらそのマニュアルはないってことでもあるのかな。農業でも作陶でも写真でも運動でも、なんでもいいんだけど、道を極めた人と話すと、異口同音に同じことを言うのです。 さて、定理に到達すべく、年貢作業、がんばりますかね。。。 食べ物にまつわる笑い話。 福岡時代、ガールフレンドの家に挨拶に行ったのです。父上は昭和のザ・岩石岩男(がんせきいわお)みたいな方で。どえらく緊張したのを覚えています。彼、オレのために彼がいちばんのご馳走だと思っている「鯉」を一匹バイクで買いに行ってくれたんですね。わたす、魚がダメなのはもちろんですが、淡水魚は食べるものだと思ったことがない、、、。生の鯉を見たとき、体が震えました。これは人生最大の危機かもしれん、と。 ええ、わたすも博多の男です。こころの中で泣きながら食べました。あの、鯉と父上には申し訳ないけど、美味しくなかったです。てか、一生食べたくないです。でも今振り返ると、試されてたのかなぁ、とは思うんだけど、とってもいい思い出です。 年貢を終えたなら、明日の早朝からちょっとだけ、ようやく雪山に逃亡できそうです。雪山には45歳のときにオレにスキーを教えてくれた先生がいらっしゃって。 その先生がオリズルランをくださったんです。たいせつな方から25年前(だったかな?)にいただいたんだそうで。むっちゃ嬉しかったんす。で、そこからわたすの「花咲じじい化」が始まりまして、2年の間にオリズルランもビワも100鉢くらいファンや友人たちにお裾分けしました。各地で育って、また誰かの家にもらわれていく。わたすは子供がいないので、こういう連鎖がとっても嬉しいのです。 年貢作業から逃げたかったので、長くなりました。ええ、ちゃんとギターは持っていきますよ。早朝ロングドライヴ → 雪山 → 下山 → 温泉 → ビール → 作曲 みたいな夢の数日のはずです。笑。 行ってきマックス。 「カモネギセール」におけるミステイク、シャチョー、責任をもって対応したつもりで、晴々とした気持ちで雪山に行くのですが、もしなにかあれば遠慮なく連絡してください。スタッフが対応し、戻り次第シャチョーがお詫びとともに発送します。
すっぽんと参鶏湯
2月10日 月曜日 晴れ 30過ぎるまで、玄界灘の魚どころで育ったにも関わらず、魚をまるで食べることができなかったのです。晩御飯のメインディッシュが鯖の味噌煮だと知ったら、幼心に家に帰りたくなかった。それは今でも苦手だけど。 ある日、ここでダメなら一生食べなくていい、と。ゲイのカップルが営む超絶マニアックな鮨屋に連れていかれ。あまりの美味さに、その日のうちに開眼。以来ほぼすべての魚が食べられるようになりました。 要するに好き嫌いが激しい。違うか、思い込みが激しい。 でもこの頃思うのです。グルメじゃないけど、美味しいものは経験しておきたい。 そう思い直して生きてみると、この世からなくなればいいと思っていたパクチーでさえ食べられるようになりました。 でね。最後の難関。すっぽんと参鶏湯。 発熱して死んでるときにともだちが(たぶん)高級な参鶏湯セットを伊勢丹から送ってくれたんだけど、煮れば煮るほど鍋が地獄絵図。あれはハードル高い。怖すぎる。同じくそのともだちが、すっぽんを送ってくれたんだけど、「これってカメじゃん!」。ついに口に入れる勇気はなく。 でも。最近カメ(すっぽん)を捕獲して、むっちゃ美味しそうに食べてる動画を見たのです。絵面は決して美味そうじゃないんだけど(かなり地獄絵図)きっと美味いに違いない。 食べてみようかな、いや、食べてみたい。 トライして、二度と食べたくないもの。→ ワニ、カンガルー、ドジョウ、ホヤ、クサヤ、あ、ジビエ類も。 トライして好きになったもの。→ 魚全般(トロは苦手)、パクチー、すいか、うなぎ(これはほんとに美味さが分からなかった)など。 死ぬまでにもう一度参鶏湯に挑戦しようと思うのです。そうしよう!
力尽きる
2月9日 日曜日 晴れ 土曜日、発送が終わったNO REGRETS社をきれいに片付け、帰ってきてやっとこさスノーボードのメンテ&チューン&ワクシング。やらないと雪山にも行けないし。 そこまで終わって、インスタントラーメンを食したなら、急激に小麦粉が効いたのか津波のように睡魔と疲れが襲ってきて、ソファーで死亡。日暮れても立ち上がれず、そのままベッドに行ってさきほど朝の9時まで寝てました。 復活!って小学生か。笑。 身体は正直なので。「もうやめてください!」ってサインだったと思われ。そういう声は素直に聞いた方がいいと思います。各地からのオファーを断らなきゃいけないことをほんとうに心苦しく思っています。でも、倒れたら元も子もないので。ご理解ください。ほんとにごめんね。その分、新しい音楽を創ることを第一に生きていきます。 今日あたりまでで「カモネギセール」、ほぼ届いていると思うので、不具合は確認の上、連絡ください。マッハ対応します。 昨年の「東北恩返し編」で制作された「磐城壽」とHWのコラボ枡。ツアーで配布された余りを販売させてもらい、その売上をすべて復興酒「甦る」の酒米「さわのはな」を刈り取るためにこのblogの読者から寄付されたコンバインの修理費に充てさせてもらうことにしました。 おかげさまで枡は在庫が全部なくなりました。なので、 製造原価@625円✕54個=33,750円 を月末に山形県長井市有志に振り込ませていただきます。ほんとうにありがとう。コンバインは春先に修理見積もりがわかるそうなので、MY LIFE IS MY MESSAGEも含め、サポートの方法を考えていきたいと思っています。 引き続き応援よろしゅうお願いします!!
胸の中にあるブルースと音楽愛
2月8日 土曜日 晴れ この時代、どんな職種であれ、たいへんじゃないものなんて、ないと思っています。そんな中で、ライヴに足を運んでくれる人たちにはたとえ「ひととき」でも幸福な気持ちになってほしいし、願わくば、来たときよりも元気になって帰ってほしいと思っています。いつか書いたモリタクさんの言葉ではないけれど、それがエンターテイメントが社会に果たせる役目か、と。 プロのミュージシャンになって、10年ちょっとくらいまでかな。音楽事務所に「所属」してわずかな給料をもらっていました。今振り返ったなら、スタートからして、この「日本独自」のシステムがちゃんちゃらおかしい。もっとも独立していなきゃいけないはずのアーティストと呼ばれる人種が、サラリーをもらっているなんて。こんなシステムが存在してるのは多分日本と韓国だけじゃないかな。これについては長くなるので、今日は割愛。レコード会社がかなりの部分で丸抱えするかわりに、いろんな権利はほぼ手中に収めるって構図です。つまり音楽事務所は自ら利益を生み出してはいない。これが問題なのです。 で、わたすは世界に出ていって、日本の「飼育」システムがいかに狂っているか知ったわけです。 それでも「独立」したとき、前述の「わずかな給料」さえ失うのは正直怖かった。それは定期的なわずかな収入がすべてなくなることを意味していたからです。でも、考えてみれば、「仕事」は自分で作ればいいわけで、誰の指図も受けないわけで、ひとつき外国でスノーボードをしようが自分で責任を取ればいいわけで。そういう生き方も最初は風当たりが強いけれど、徐々に「あいつの生き方いいなぁ」みたいに変わってきたりもするのです。 モノを創っている間は無収入。それは作家であれ、陶芸家であれ、農家であれ、同じです。それゆえに作品に覚悟が宿る。 「死して尸、拾う者なし」。この気概なくして、なにがアーティストだって、今は思います。振り返れば、最初から独立志向で、日本でデビューする気なんてなかったし、イギリスからのインディーデビューを考えていたのに、生活苦でメジャーと契約したところまではよかったけれど、その時点で音楽事務所なんかに所属するべきではなかった、と。その独立心が最初からあれば、今頃どこかの山の中に変わったスタジオを持っていて、仲間のミュージシャンに安価で貸し出して、ひとつの文化の流れを創れていた、と思います。 なんでこんなことを書いているか、というと。 独立したいという気持ちがあるのなら、勇気をもって、覚悟をきめたなら、めっちゃやりがいはあるってことを伝えたかったからです。トライ&エラーを繰り返しながら、自分独自のやり方を構築していくのは「生きてる」って感じがします。安易には勧めないけど。 その根底にあるわたすを支える力は、実はブルースなんです。わたすはティーンの頃、福岡で育ったので、素晴らしいレコード屋さんによって、徹底的にブルースを叩き込まれた。自分では演奏しないけれど(安易に人前でやりたくない)自分の根っこにそれが流れてるんです。哀しみを転化された音楽。だから、自分が音楽に携わることも「表現」ではなく「継承」している感じに近い。 演奏者の根底にそれがあるかどうかは、演奏を聞けばすぐにわかります。そういう人とは一瞬で通じ合える。ブルースとはそういうものです。 いつか、そういうことも伝えておきたいと思っています。ティーンの頃、こころの深いところに刻み込まれて、ほんとうによかった、と。 さて。 2月の末に横浜で行われるイベントに出演することにしました。企画した主催者氏はにゃんと僕が昔いた音楽事務所の社長氏(故人)が紹介してくれた人物で、出版社も絡めて、web上で連載を企画してくれていた人です。 いろんな流れがたぶんあって、彼は「音楽愛」と題したイベントを「独立」して企画しました。実際に会って、彼の心意気も受け取りました。たくさん語ったんで、まずはぜひ読んでください。
お詫び
2月7日 金曜日 晴れ お詫びです。 「カモネギセール」すべての発送を終え、大打ち上げ&慰労会が開催されました!と書いたところで重大なミスが発覚しました。ある方から「お年玉」が同封されていないとの連絡があり、こちらも細心の注意を払って作業していたので、スタッフが今一度総チェックしました。 みなさんからのオーダーは多岐にわたるため、スタッフがすべてのオーダーをエクセルに入力、整理した上で出力されています。今回、エクセルに入力した際エラーが起きていたことがわかり、10名弱のオーダーの「お年玉」記載が消えていたことがわかりました。 その旨、みなさんにはスタッフから連絡済ですが、この件に関してはシャチョー本人が本日午前中にマッハ対応して、お詫びとともに発送させていただきます。 ほんとうにすいません! 音楽界でもエクセルはたいへん重用されてまして、うちのスタッフも、まぁ見事なまでに使いこなしています。わたすはビル・ゲイツが嫌いなのと、エクセルを使いこなせるミュージシャンになりたくなくて、彼の会社のソフトはインストールさえしておりません。今回、ほんとうにびっくりするくらいのオーダーをいただいて、スタッフも獅子奮迅の活躍をしていました。お年玉はみなさんがほっこりしてもらうための目玉だったので、ほんとうに申し訳なく思っています。今週中には届くはずです。もう少しだけ待っていてください。
発送完了!
2月6日 木曜日 快晴 昨日、「カモネギセール」すべての発送を終えました。 ほんとうにたくさんの応援、ありがとう!ひとつひとつに気持ちを込めて、スタッフ総出で発送しました。その後、大慰労会が行われました。飲み過ぎ! 今日、明日、遅くとも今週いっぱいには届くと思います。 ところで、頼んでいないものが入っていたら、それはお年玉か、こちらからの声援への感謝の気持ちです。もし重複していたら、誰かに差し上げてください。 もし、頼んだものが入っていなかったら、それはこちらのミスです。マッハ対応しております。遠慮なく連絡してください。 昨日、紹介したリンゴの新譜ですが、あのお方や、あのお方や、ロック界の重鎮のお宅で鳴り響いております。そうです。あまりの素晴らしさにぜひ!とわたすがおすすめしたのです。 84歳、ラヴ&ピースを貫くこと。部屋に平和な空気が充満します。もちろんわたすの家でもNO REGRETS社における発送作業の間もずっと流れておりました。
旅するバイク完成!
2月5日 水曜日 晴れ コになって唯一良かったと思えることは、バイクに乗るようになったことかな。 イージーライダーのおかげで生きているようなオレがハーレーに乗らずして死んでいいのか、みたいなヤンキー的発想。でも、そう思ってからは速かった。無茶苦茶に。免許も持ってないのに湘南ハーレーダビットソンでバイクを買った。右も左もわからないから、決めたのはタンクの色。アホなのか。 ディーラーに世話になったのはここまでで(すでに空気が好きじゃなかった)、地元のハーレー屋に使者を送ったなら(だって、刺青だらけの人が出てきたら怖いもん)「ヒロシさん、めっちゃいい店っすよ」。ならばと行ってみたなら、にゃんと彼はオレのことを知っていた。 そこからは速かった。いつもに増して。 オレはその道のプロを見つけると、なんにも言わないタイプ。全部任せる。だから、素人修理なんてこともしない。いちおうハーレー用のインチ工具も持ってるけど、使ったことがない。どこか遠いところで壊れたなら(実際壊れる)この店までレッカーしてくれる保険に掛け替えてもらった。 家から近いってこともあるけど。さんざん一緒に飲んで、あーでもない、こーでもないと井戸端会議を繰り広げ、次第に原型が分からないくらい形が変わっていった。 なにがすごいって、突き詰めると、既製品ではフィットしないから、ワンオフ(一点限りのもの)で作ってもらうしかなくなる。そこにマジで向き合ってくれんのが、ディーラーではないこの店の凄さで、バカみたいに距離を乗るオレとしては(だって北海道から九州まで行くわけだから)こういうプロにしか命を預けたくないのだ。だって、コケたら死ぬんだよ。 いかにも〜風みたいなものが苦手で、パーキングエリアに轟音轟かせてやってくる頭の悪そうなハーレー軍団も大嫌い。要するに群れたくない。なんで、バイクに乗ってまで群れるのか、意味がわからない。一人だから、いーんじゃん。オレの買ったバイクは「いかにも」ってカスタムばかりだから、思いっきり自分がやりたいことを達成するためのオリジナルなバイクにしてもらった。世界に一台。一人で安全に長距離を荷物を積んで走れるバイク。 昨日、ついにやることがなくなった。4年半かけて、とりあえず完成!かな。 作ってくれた本人のblogはこちら。あ、今年店が20周年なので、なんかやるかも!たまには音楽で貢献しないとね。 そうそう。こういう機会に、なにをアホなことをやり続けたのか、覚えている限りで記しておこうと思う。バイクに興味のない人は読まなくていいです。たぶん、これ以外にもいろいろ買って失敗してるから散財にもほどがあるんだけど。でも、だんだんわかってくる。かっこいいと思うものが。それが面白かった。欲を言うなら、キャブのバイクが欲しいんだけど、オレは浮気できないタイプでね。ひとつのものをずーーーーーっと乗ってるんすよ。これはもうとっても愛着があるんで、売ったりとかできないな。降りる日がきたら、誰かに差し上げると思う。 まずは買ったときにディーラーで。 ETCを装着(アンテナは壊れて交換) ウインカースイッチを延長 USBのソケットを装着 ここから先は今のお店で。 ECM(コンピュータ)をサンダーマックスに交換 エアクリーナーをS&Sハイフローに交換 マフラーをクロームワークス・スリップオン・テーパードに交換 ウインカーを小さいものに交換 グリップ、ペグをRSDに交換 ペグをお店のオリジナル品に交換してもらう(2回目) ハンドルをドラッグバーに交換 気に入らず、お店にあったものに交換(2回目) それでも気に入らず、デニス・ホッパーモデルをワンオフで作ってもらう(3回目) タイヤはミシュランからメッツラーに シートを交換 気に入らず、ゲル入りでワンオフで作ってもらう(2回目) フォワコンをミッドコンに交換(劇的にポジションが楽になる) リアのサスペンションをレーシングブロスのハイエンドモデルに交換(感動的に乗り味が変わった!) フロントのサスペンションのオイル、プリロードを変更、シールはSKF(あんまりよくわかってない) FILSONの鞄をつけるためだけのステーをワンオフで制作してもらう(これはバイクに乗る前からそうしたかった) 純正のデタッチャブル・シーシーバーをつけるも気に入らずワンオフでシーシーバーを作ってもらう(見た目が劇的に変化) ついでに携行缶ホルダーも作ってもらう、福島のともだちのプレゼントNO REGRETSバックルを装着 ホーン交換 アクスルナット(純正)、ダービーカバー(純正)、タンクキャップをRSDに交換 サイドスタンドを延長 ミラー交換、たぶん4回 … 続きを読む
ついに
2月4日 火曜日 晴れ 正月から61歳、全力で走ってきました。ほとんど分刻み。笑。ちょっと無理しとるなーとは思ってましたが、身体は正直です。いつもは午前4時ごろから起きてますが、今朝目覚めたのは9時すぎ。一度も目覚めることなくたぶん、12時間くらい爆睡していた模様。ははは。 でも、そういう自分も許してやらんとね。 この時代にミュージシャンであるということは、「本分」に辿りつくまでが難しい。いろんなことをくぐり抜けて、「本分」にたどり着いたときに体力を残しておかなきゃならない。それゆえ、作曲は早朝がいいのです。 ぜんぜん話は変わるんだけど、重たい洋服を着るのが億劫になってくる。いちばんの例は革ジャン。かっこいいけど、重いし、あったかくない。雪山に行くようになって、必要に迫られて(だって間違えたら死ぬからね)、アウトドア用のものを着る機会が増えました。 これがね、恐ろしくよくできてる。進化してるし、軽い、あったかく、動きやすい。パタゴニア製品は修理してくれるので、ものすごく長持ちします。 でも、たまにスーツを着たりするのも好きです。見たことないと思うけど。ピシっとします。 そうそう。ずっと預けておいたバイクが帰ってきました。もはや原型を留めてないけれど、自分のやりたいこと(長距離を安全に荷物を積んで走ること)に特化してもらった世界に一台のバイクです。オレは言っただけで、なんにもしてないんだけどね。興味のある人がいたら、これまでなにをやってきたのか、一度まとめておこうかな、とは思っています。って、覚えてないし、そんな時間あるのか。笑。 でもね。ガレージに自分の好きなバイクがあるってのは、精神衛生上、とてもいいです。 「カモネギセール」、今日、明日ですべての発送を終える予定です。作業の都合上、たくさんオーダーしてくれた人が最後になってしまって申し訳ないです。少ないものから失敗しないように、経験を積み重ねてやってきたので。不具合がある方は遠慮なく連絡してください。マッハで対応します。明日はカモネギ、キジ、ネコ、イヌ、サル、ドバト、久しぶりのフルラインアップで作業していつもの飲み屋で打ち上げ予定!