花咲爺さん

4月12日 金曜日 曇り

人様にオリズルランを差し上げることに、なんでこんなにウキウキしてんだろう?自分の思考が謎です。笑。花咲爺さんの気持ちがよくわかります。

オリヅルランの何が好きなんですかっつー質問がありましたが。去年、スキーの先生が長野からこの植物を送ってくださるまで、その存在すら知りませんでした。

先生は25年前(だったと思う)、とってもたいせつな人から贈られて、大事に育ててきたんだそうです。その子供(ひ孫くらいかも)を僕に株分けしてくださったんです。

昔、植物をよく枯らしてたんです。でも、最近はそんなことはありません。植物の声が聞こえるんです。なので、朝、会話をしながら水の量を調節し、光の当たる場所を変えたりします。ぐんぐん育ちます。家人が連れてきた死にかけてたレモンの木もさいきん葉っぱが出てきて、わたす泣きました。愛だと思います。たいせつなのは。

植物はちゃんと語ります。だから、その言葉に耳を傾けます。

子供がいないじゃないですか。だから、自分で育てて、嫁がせるのが嬉しいんです。退院したともだちとか、一人暮らしのともだち、とか、殺風景な会社に、とか。部屋のバイブスがとっても良くなります。

そこに嫁いだら、見事にその家の子になります。それがまた嬉しいんです。

もともとは先生のたいせつな人の気持ち、なんです。それが受け継がれていくのって、素敵じゃないですか?それって、僕が本で伝えたかったことと同じなんです。

ライヴでオーディエンスに植物プレゼントするミュージシャン、居ないと思います。でも、それがいいと思うんだよなぁ。えっと、なる早で植え替えした方がいい子と、ひとつきくらい後の方がいい子がいます。それも書いておきますね。

あ、開場BGMはHHさんに差し上げます。物販コーナーで受け取ってくださいね。

明日はいよいよソロツアー初日です。ぜひぜひ、来てください。南青山MANDALAですよ。

ついしん

昨日、車検に出していたハーレーが帰ってきました。オレ、ハーレー屋さんまで走っていくんです。そんなやついないでしょ?笑。ハーレー屋さんにヘルメットと洋服を預けておくんです。

帰り道。完璧なプロの整備もあるんだけど、最高だったなぁ。ほんとに最高!バイクに乗ってると、嫌なこと、ぜんぶ忘れる。あはは。アホなのかな。

 

 

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花咲爺さん への7件のコメント

  1. カジ より:

    いま農作業の休憩中です。あたまからしっぽまですべておいしく読ませてもらいました(^-^)きもちをニュートラルにさせてもらいました。ありがとうございます。ツアー、現実的(地理的?)に行けそなすべてに印をつけました♪きっとみかんの木と畑が、今日は行っておいでよ(^o^)と言ってくれるタイミングがあると思うので☆

  2. パンとサーカス より:

    うーん。植物にまったく興味がないのに、山口さんのオリヅルランが欲しくなってきた。そして、大事に育てて、大切な人たちに株分けしたくなってきた。何かの魔法にかかっているのだろうか。

  3. KUMIKO より:

    いよいよツアーはじまりますね。
    明日のライブとても楽しみです。
    オリヅルラン苗木当選
    めちゃ嬉しーぃ!幸せのお裾分けありがとうございます。
    私も花咲婆さん目指してるので
    大切に育てますね。名前はランちゃんと決めました。w

  4. キャッツ より:

    バイクって何でしょう。
    僕も一寸でも時間が空いて、なおかつ晴れて暖かったら、10分でも乗ってきたい。
    ズボン履き替えてブーツ履いて革ジャン着て、ガレージに行ってカバーを外してでそれだけで10分、戻ってきてからも10分かかるのに・・・
    妻はあきれていますが。
    愛犬と散歩するような・・・楽しい乗り物ですね。

  5. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんばんは。

    オリヅルランの回答、ありがとうございます。

    深い。深いです。野暮な質問と思ったけれど、してよかった。しないままなら私、山口さん手オリヅルラン好きなんですね、で終わっていました。

    山口さんのスキーの先生の大切なかたの気持が託されていたのがオリヅルランで、山口さんはその気持を株に託して繋ごうとしているのだとわかりました。

    山口さんのように植物の声を聴ける域に達してはいませんが、私も花を枯らさない奴にはなれてます。昔は植物を育てられない奴で、花を貰って何が嬉しいのか理解できませんでした。

    ちゃんと花の世話をするようになったのは、祖母が亡くなってからです。告別式でたくさんの花に囲まれた祖母は可愛らしく、周囲の人から愛されていたことが改めてわかりました。

    以来、仏前に花を絶やさないようにしています。栄養剤を入れると、凄く持ちますね。昨夜から今日の昼間にかけて百合が開いてくれました。私にとって仏前の花は祖母そのものの気がします。

    オーディエンスの皆さまと素晴らしいツアー初日となりますように。

  6. チーパオ より:

    洋さん、オリヅルランありがとうございます。
    とっても嬉しいです!!
    普段はどちらかと言えば控えめな(自分で言うなw)私ですが、思わず応募してしまいました。

    実家では亡き父が大切に育てていたオリヅルランを、今は母が引き継いで可愛がっています。
    私も洋さんからのオリヅルランを大切に育てます。名前はオツルちゃんです!

  7. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんばんは。

    どなたかがブログに、オリヅルラン手数年に一度花を咲かせるらしいですよ、と書き込んでくださってあり、その後、山口さんのInstagramのストーリーで、長野の先生のお宅のオリヅルランが大開花、と紹介されていました。

    以前の職場でデスクにオリヅルランの鉢を置き、育てていらした先輩のことを書き込みました。

    山口さん、今になって思うんです。先輩、いつかオリヅルランが花を咲かせることを信じて、慈しんで育てていたんだろうな、と。

    正直なところ、私が先輩とご一緒していた数年間、オリヅルランが花を咲かせたところなんて見たことなかったです。

    そして私は、先輩のデスク周りを、トロピカッてんな、くらいにしか思ってないクソヤローでした。

    山口さん、今なら思うんです。凄くいい先輩だったこと。オリヅルランを世話する優しい眼差し。いつか必ず花が咲くと信じている、そういう眼差しだったんだと。

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