月別アーカイブ: 12月 2023

弔う

12月10日 日曜日 晴れ 弔うってこういうことだよなぁ。アイルランドの底力。落涙したよ。 グレンとリサ・オニールがかの曲をおじいちゃんになったポーグスのメンバーと共に歌い、傍には旧知のリアムが佇んでるんだけど、たまらずティンホイッスルで参加。笑。 まるでこの瞬間のためにこの歌が生まれたみたいだよ。   人々が「Dirty Old Town」を熱唱して酔っ払いを送りだす風景。   オレのアイルランドのお母ちゃんが亡くなったとき。飛行機ぶっ飛ばして行ったけど、間に合わなかった。ひとつ手前の村でスーツに着替えて通りに佇んでたら、「なにをそんなに悲しい顔してんだ」って。「オレたちは素晴らしかった彼女の人生を祝福しなきゃって」。死生観変わった瞬間だったよ。

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新春HW特番

12月9日 土曜日 晴れ 過日、長崎にて。 新春恒例、FM長崎がお送りするHEATWAVE特別番組が収録されました。 スタジオを飛び出し、出島にて、若干ビールを飲みながらリラックスして収録されました。(その頃はまだ飲んでた) にゃんと14回目です。継続は力。DJの平川歩美の偉業と言ってもいいでしょう。新春だし、ぜひ聴いてくださいまし!もちろんラジコで聴けます。 HEATWAVE NewYear Special Program VOL.14 2024年1月2日(火)  18:00~18:55    

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ボディーブロー

12月8日 金曜日 晴れ   SNSってなんだかボディーブローのように効いてくるときがある。ちょっと内臓の具合が悪くなる。  たぶん、それは匿名性の暴力によるものなんだよね。善意の押し売りとか、自慢とか、弔意とか。  それを言うなら黙ってやることだろ、ってことが匿名ならできたりするんだろうね。  まぁ、資金に乏しい我々も宣伝には利用させてもらってるけど、やっぱりタダほど怖いものはない。肝に銘じておかないと。  先日「〜さんと仲悪いんですか?」って聞かれて、「ほえ?んなことないよ、どういうこと?」って。「SNSで見かけました」。知らんわ!怒。その無責任な記述が話をややこしくさせて、面倒引き起こしてることがわからんのか、バカタレ。  だいたいね、wikiだって、えー加減にせーよ、みたいなレベルなんだから。あんたも書かれてみ!初めての取材者なんて、たいていあれを参照してくるから、どんどん取材が嫌いになる。自分の金でアルバム買って、聞いてから来いってオレは思う。総じてレベルが低すぎる。  こうやって、記名でblogを書いてるとホッとする。それはやっぱり責任の所在が明確だってことに起因してると思うよ。文責ってやつね。襟の立ち方が違う。  昨日、旧知の記者がとある賞をもらったのを知った。賞なんてどうでもいいけど、彼のペンの力が認められたのは嬉しかった。数少ないほんものの記者だと思ってきたから、さ。捨てたもんじゃねーな、と。    クマが冬眠前におしりに蓋をするって知ってた?この前、富山の家具職人たちが教えてくれたんよね。なんて素敵な話なんだって。彼らはなかなか恒常的にクマを食していて、クマ好きのオレよりぜんぜんクマのことを知ってた。オレは生涯クマは食べないけど、その食文化も興味深かったんよね。どこの部位がどんな感じで美味しい、とかね。頬肉はふんわり草の香りがする、とかね。  いつクマを仕留めるのか?ってオレの質問に彼ら、「冬眠から出てきたとこです」って。鬼畜か!笑。  さんざんクマだって騒いで、冬眠を開始したら、なかった話になるんだと思う。ほんとにクソだよ。ぜんぶ、人間の都合だから。クマは懸命に生きてるだけだってば。  そんな彼らを敬意を込めて食してる彼らもオレは好きだよ。  オレはクマLOVEだから、一生山で会わないように気をつける。あ、近くにいるのねって感じるだけでじゅうぶん。動物園にいるのはクマじゃないから。100歩譲って、隣の檻に「ニンゲン」(SNSに翻弄されるアホな生き物)ってオレを閉じ込めて笑い物にしてくれるなら認めるけど。  とかく生きづらいぜ。  宣伝。  「民謡深掘りシリーズ#002」アナログ盤。現在進行形のHWツアーでは会場で手にしてもらえますが、会場に来ることができない人には通販で「年内に」ゲットしてもらえるよう、もうすぐ案内を開始します。よろしくね!

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12月7日 木曜日 晴れ もう酒はほとんど飲まないんだよって言っても誰も信じない。そりゃそうだよね、あれだけ飲んでたんだし。笑。 家にある酒は意地汚くぜんぶ飲んじゃうから、今夜の酒は今日買いに行ってたのにね。 でも、酒場は相変わらず好きだから、飲み屋でリアルに飲まないオレをみて、みんなびっくりする。別に飲まなくても、酒場での会話は愉しい。 人生でこれまでどれだけの酒を飲んできたんだろうね。まぁ、ほんとうに自分でも呆れるくらい飲んだ。飲まない日はなかった。飲みに出れば出たでall or nothing。ゼロかゲロかどっちかだった。 なにかきっかけがあったわけじゃない。ある日、もういいかな、と漠然と思った。禁酒ってわけでもない。ましてや断酒でもない。そんな大袈裟なものじゃない。先日、ものすごくビールが飲みたくなったから、350mlを半分飲んだらこの世のものとは思えないくらい美味かったけど、それで十分だった。 なにがどうなったのか、自分でもわからないけれど、ひとつだけ言えるのは酔っているというより「麻痺してる」感じが嫌なんだと思う。まぁ、また飲み始めるかもしれないけど、たぶん、それはない気がする。いつも覚醒してたいんだと思う。 昨日湘南のワイン会ってやつで、地元チームを10人くらい、ひとりはアイルランドから参戦。オレは飲まない引率者として酔っ払いの動向を観察&統率。まぁ、呆れるくらい美味しいワイン(飲んでないけど)をガバガバ空けていく酔っ払いども。こうやってシラフで観察してるのもなかなか面白い。てか、おきたことを逐一覚えてるのが斬新。笑。 9時間酔っ払いどもと時を過ごして、「ハウス!」と一喝して家に帰し、アイルランドの酔っ払いをホテルに送って、家に帰ってベッドに入ったら、町の自主警察からメール。「アニキ!アイルランドから来られてるあのお方がコンビニで酒を買ってるのを目撃しました!」。 知らんわ!苦笑。            

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今日もラッキーなことに目覚めたのなら

12月6日 水曜日 晴れ 今日もラッキーなことに目覚めたのなら、なにごともなかったかのように粛々と1日を始めるんだ。 窓を開けて新鮮な空気を吸って、背筋を伸ばして、植物に水をやる。   教えてくれるのは、いかに生きるかってことだけだ。 ほんとうの強さは静けさの中にある。  

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イタリアーノ

12月5日 火曜日 曇り ヴェスパのヘッドライトを交換して、ステッカーチューンも更新しました。 このスクーターはね、とかくめんこい。形がたまらないです。シンプル極まりなくて、バッテリーさえついてません。2ストなので、ガソリンを入れたら、自分でオイルを測って入れなきゃいけません。ときどき配合の比率を忘れます。50:1です。なので、グローブボックスにオイルと計量カップが必要です。 メカには弱いけど、僕らが車に乗り始めたころはコンピュータなんてなかったので、このくらいの構造なら理解の範囲内です。 ノーマルだととんでもなく遅いので、魔改造してあります。いちおう交通の流れには乗れます。ただし、自分が居住している市から出ることはほとんどありません。HWロジスティックセンターに行くくらいです。これで東京に行くなんて、ハーレーで九州に帰るくらいの覚悟が必要です。 パーツは個人輸入してくれている人がいて、そこにオーダーするとたいてい手に入ります。それもすごい。そして、その純正パーツのクオリティーの低さと言ったら。笑。純正なのに、そのまま使えないことが多々あります。慣れてくると、そのいい加減さがイタリアーノ。憎めない。今日もヘッドライトを交換していて、パーツのひとつひとつがにゃんともイタリアーノ。センス抜群、クオリティー最低。 ガレージにイタリアのヴェスパ、アメリカのバカバイク、ドイツの質実剛健クルマがありますが、まぁイタリアーノは海風ですぐ錆びる。アメリカものは部位によっては錆びる。ドイツのものはまったく錆びません。鉄にもクオリティーがあるんだって。笑。 でも憎めないのがイタリアーノ。「そんなにカリカリすんなよ!」って教えてくれます。あんまり乗らないので、大事にしてくれるなら誰かに永久貸与してもいいんだけどなぁ。近所にヴェスパ名人がいらっしゃって、生まれ年のヴェスパにレストアするのはどうですか?って。1963年モデルね。それもいいかもなぁ。 なにはともあれ。ガレージに飾る趣味はありません。ギターもバイクも使ってなんぼ。致命的に湘南の風にやられる前に、どうするか考えます。  

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賢者の石

12月4日 月曜日 晴れ 僕がそのスピリットをいちばんリスペクトしている巨人にお灸をさせていただいた。まったく、なんてことかと自分でも思うけれど、人生というか、運命というか、巡りあわせというか、、、未だうまく言葉にできずにいる。 きっと宇宙がこのスピリットに直に触れる機会を与えてくれたんだと思う。 最初に断っておくけれど、その人物が誰なのかって類推には意味がない。この場合、たいせつなのは僕がこころからリスペクトしているってことだけだから。 お灸はね。20年くらい前に西洋医学ではやることがなくなった母親にどうしたいのか訊いたなら、「生きたい」と申すので、その道のマスターに教えてもらって、あとは実践で身につけた。とはいえ、素人の域を出てはいないので、ともだちや自分に施術しているレベル。ただし、これは身体に一切害がなく、根気と愛もってやれば、とても効果があるので、その道の案内人になれればと思ってはいる。詳細を記す立場にはないので、それは割愛。 幾多の修羅場を乗りこえてきたであろうその肉体は、想像通りに屈強でいて、柔らかい岩のようだった。僕が感銘を受けたあのスピリットは脳ではなく、血流まで含めたwhole(全体)に宿っているように見えた。頑固でいて、柔軟。その柔らかさはコンパッション(思いやり)と比類のない誠実さでできていて、しかもチャーミングだった(ここ大事!)。 巨人とて加齢と、積年のストレスに打ち勝つのはむずかしかったのだと思う。けれど、お灸というコアまで届くトリガーによって、滞っていたものが一気に流れはじめる。赤ちゃんのように肌が桃色に反応して、活気が漲ってくる。 すごいな、感嘆。ポテンシャルがとてつもない、、。ツキノワではなくヒグマ、バンドウイルカではなくシロナガスクジラ。赤子のようで巨人。内包しているものがとんでもない。 思いかえせば、随分前に某国を旅しているときに兄貴分から聞いた。「日本にすごいスピリットを持った人物がいる」と。そのときは「ふーん」と聞き流したはずの人が、やがて目の前に現れたときは驚いた。そして、想像よりもすべてがデカい人だった。人生の迷子がローリングサンダーに会ったり、サッカー選手がオシムさんに会ったりする感じだな、きっと。笑。それはギフトそのもので、人生の灯台に出会った感じと言えばいいのかな? 航路はもちろん自分が決めることだけれど、それからの僕は無意味な座礁をしなくなった。 施術の間、90歳を迎えたウィリー・ネルソンを聴いてもらった。84歳のイアン・ハンターにしようかと悩んだんだけれど、ここは現役最年長の歌でいこうと。 巨人はスースー寝息を立てて眠っていた。失礼を承知で書けば、子供のようで、賢者の石そのものだった。  

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単管パイプその2

12月3日 日曜日 曇り 楽器倉庫に作っていた(この規模の場合、わたくす的には「建設」という言葉がふさわしい)単管パイプによる楽器の棚の第一弾完成しました。 構想1週間、建設にかかった時間、2日。あれだけ考えたにも関わらず、パイプの直径を計算に入れるのを忘れ、設計図のサイズと9.2cm違うという杜撰極まりない建築物。笑。 つくづく建築家にならなくて(なれないと思うけど)よかったなぁ、と。才能ないとはこういうことなのね。 パイプを切断できなくて、ホームセンターには断られて、結局ハーレー屋さんに泣きついて、切ってもらう情けなさ。でも、まぁとにかくできました。頑丈です。

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民度と自由と功罪と

12月2日 土曜日 晴れ 情報はタダではない。きちんとした記事を書こうと思えば、当然取材が必要になるのだから、その結果を無料で公開すると成り立たないのはあたりまえ。 サブスク化の功罪は情報が無料だと思い込ませるところにある。それが「真実」だと思うピープルにも多いに問題はあると思うけれど。ネットニュースを見てみればわかる。芸能人のSNSから拾ってきた話題が「ニュース」として並んでいる。足を使って取材する必要のない、とうていニュースとは言えない類のやつ。 ジャーナリズムと民度は相乗して低くなっていく。 なにかのニュースが知りたければ、アンテナに引っかかった事案を自分で探しにいけばいい。そして、必要なときは対価を支払う。でなければ、ジャーナリズムは死んでしまう。 音楽もしかり。海外のミュージシャンは時の流れで撮影を許可していることも多いので、オーディエンスが撮影した動画が大量にばら撒かれる。確かにそれはプロモーションと言えなくもないけれど、自分がそれをされたらと思うと耐えられない。 そもそもYoutubeにこちらの意思でアップロードしたものなんて数えるくらいしかなく。ほとんどは何の許可もなく、一方的にアップされたものばかり。そういうことが暴力的だと感じてくれる人はとても少なく、いちいち消してくれと申請するには数が多すぎて、野放しにされたまま、それがスタンダードになっていく。 想像してみてほしい?あなたが街を歩いていて、勝手に撮影されて、それがアップされたらどう思う?個人情報云々でそれは問題になるよね?僕らはこんな仕事だから、それは我慢して当然って、オレには意味がわからない。嫌なものは嫌なんだよ。 できればヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ。そういう絶滅危惧種として存在したい。守ってくれなくていいから、オレ、あのライヴを見ました。そんな希少な存在で構わない。ただ、ライヴの会場に来てくれたなら、ものすごいものを体験してもらう。その自信はとうぜんある。 あなたが動画を撮影しているとき、あなたはなにも見ていない。全身と六感を使って音楽は体験してほしい。こころのHDに刻むことが、いちばん優れた記録手段だって、オレは今でもそう思っているから。なぜなら、記憶は変化していくものだから。それは捏造ではなく創造だから。そして、どうでもいいことはすぐに忘れるから。 ジョー・ストラマーがノコギリみたいな音でテレキャスターのEmをかきむしった瞬間をオレは永遠に忘れないと思う。それがたとえばオレにとってのライヴの意味。それは力なんだ。あれがあるから、オレは生きている。 自分の道を本気で行こう。そう思わせてくれたEmだった。 自分のライヴでスマホを向けられる日が来たら。引退する。そこはもうオレが立つべき場所ではないから。古い?頑固?なんとでも言ってくれ。隠れて撮影されているのも、オレは目が悪いけど、実はほとんどわかってる。ライヴ中は全神経を集中してるから、ビニール袋が擦れる音まで聞こえてる。あまりにも目に余る行為以外は空気を悪くしないように我慢してる、それが結果的にライヴに悪影響を及ぼしてることも知っていてほしい。 どうしても撮りたいというのなら、オレの頭も鉄ではないので、わかった、今日はこの1曲だけは撮ろうが、アップしようが自由にしてくれ。みたいな対応はする、かもだけど。意見があるなら、自由にどうぞ。 とうわけで。本心を伝えたから、もうこの話は終わり。 HWツアー、残すは福岡、京都、東京。ぜひ、来てください。  

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職人たちとシェイン

12月1日 金曜日 晴れ シェインが逝った。よく生きた、と思う。アイルランド人が全員歌えるであろう、あの美しく、哀しく、ヒドい歌を書き遺しただけで、偉大な功績。でも、あの歌をデュエットしていた2人ともが、もうこの世には居ないんなんてね。嗚呼、時は無情。 ほんとうにお疲れさま。   昨日、VINCENTに頼んでいたギターが届いた。 ほんとうはウィリー・ネルソンみたいに生涯1本ってのが超絶カッコいいのは間違いないけれど、小さな町にギター1本で出向くことも多いオレにとっては、以前のものを育てつつ、新入りも入団させて鍛えておかないと、音楽の宇宙を伝えることができなくなる。 そんな意味では、もう魅力的なギターなんか楽器店には売っていない。残念ながら。ヴィンテージものは投機の対象ですらあるし、新しいもののほとんどは機械で作られている。VINCENT-ヤイリはオレにとって最後の砦でもあるのだが。 良質の木材を手に入れるのが大変な状況の中、がんばってくれたと思う。メインギターに昇格するには3年くらいかかるから、次のは半年にしてくれという無茶振りにも応えてくれたと思う。正直、ステージで音を出してみないと不明なこともたくさんあるけれど、先代の偉大な社長が遺した職人魂の遺産をどうにか時代とマッチさせ、進化させて「イズム」を守り抜いてほしい。 ブルータス、オマエもかってことがないように。懇願。   半年前にやってきたテーブルをメンテするために、富山から家具職人が3人がかりでやってきた。このテーブルは300年もののイチョウの木、一枚板でできている。 彼らは同じく枯渇している材を血眼になって探しあてた。 メンテとはカンナでもかけるのかと思っていたけれど、違った。「んなことしたら、この半年の変化がぜんぶ無駄になるじゃないですか」と。彼らは木にアイロンをかけ、見たことのないほど目の細かいペーパーをかけ続けた。二人がその仕事を担当し、一人は腕組みして指示を出す。なにをしているのかと思いきや、職人たちは完璧なフラットを目指す。それだと冷たい触感のテーブルになってしまうから、一人は行き過ぎないように監視しているのだった。冷酷かつ繊細。それが温かみを生むことをオレは知らなかった。 しまいにはギターを弾くオレの敏感な手も加わって、大人が4人でテーブルを撫で回して、凹凸を探っていく奇妙な風景。 すごいね、職人。 彼らにこのテーブルで食事をしてもらった。それが職人にとってある種の拷問なのも、わかってたけれどね。職種上、立場が逆転することは、ほぼないだろうから。 二日続けて、匠の技に触れるのはなにかのメッセージだったんだろう。その違いがもたらしてくれたものは、胸の中に秘めておく。この二組がどちらも90年代初頭にオレが担当していた深夜のラジオ番組のリスナーだったことも伝えておこう。富山と長崎で。   たいへんだからこそ、どう生きるか。他人のせいにするのか、それとも道を切り拓くのか。それはオレ自身へのメッセージでもある。 そう生きるかってことは職人のみならず、いくつになっても、いくつであっても、ほんとうは自分自身に突きつけられてる。   きっと、シェインは堕天使みたいな顔をして眠っているだろう。おやすみ、シェイン。          

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