12月5日 火曜日 曇り
ヴェスパのヘッドライトを交換して、ステッカーチューンも更新しました。
このスクーターはね、とかくめんこい。形がたまらないです。シンプル極まりなくて、バッテリーさえついてません。2ストなので、ガソリンを入れたら、自分でオイルを測って入れなきゃいけません。ときどき配合の比率を忘れます。50:1です。なので、グローブボックスにオイルと計量カップが必要です。
メカには弱いけど、僕らが車に乗り始めたころはコンピュータなんてなかったので、このくらいの構造なら理解の範囲内です。
ノーマルだととんでもなく遅いので、魔改造してあります。いちおう交通の流れには乗れます。ただし、自分が居住している市から出ることはほとんどありません。HWロジスティックセンターに行くくらいです。これで東京に行くなんて、ハーレーで九州に帰るくらいの覚悟が必要です。
パーツは個人輸入してくれている人がいて、そこにオーダーするとたいてい手に入ります。それもすごい。そして、その純正パーツのクオリティーの低さと言ったら。笑。純正なのに、そのまま使えないことが多々あります。慣れてくると、そのいい加減さがイタリアーノ。憎めない。今日もヘッドライトを交換していて、パーツのひとつひとつがにゃんともイタリアーノ。センス抜群、クオリティー最低。
ガレージにイタリアのヴェスパ、アメリカのバカバイク、ドイツの質実剛健クルマがありますが、まぁイタリアーノは海風ですぐ錆びる。アメリカものは部位によっては錆びる。ドイツのものはまったく錆びません。鉄にもクオリティーがあるんだって。笑。
でも憎めないのがイタリアーノ。「そんなにカリカリすんなよ!」って教えてくれます。あんまり乗らないので、大事にしてくれるなら誰かに永久貸与してもいいんだけどなぁ。近所にヴェスパ名人がいらっしゃって、生まれ年のヴェスパにレストアするのはどうですか?って。1963年モデルね。それもいいかもなぁ。
なにはともあれ。ガレージに飾る趣味はありません。ギターもバイクも使ってなんぼ。致命的に湘南の風にやられる前に、どうするか考えます。
山口さん所に貰われた品々は幸せだと思うわ。
ウィンカーレンズが走行中に外れてしまったり、ハンドブレーキとフットブレーキの効き加減だったり、その昔痩せてた頃にVespaに乗ってた事思い出しました(笑
めんこいですね!
その昔タクトから50sに乗り換えた時はこれが本物だぜ!と思いましたがタクトより遅いし坂は登らないし実用には向かないバイクでした。整備しようと思ってもバイク屋では断られ自分でやるしかなく必死に覚えましたね。乗ってる時間よりいじってる時間が長かったですが、いい経験になりました。
その後125のスプリントに乗り換えたら快適でした。乗り味もスケートボードみたいで面白かったです。ウィンカーがなかったので手信号でしたが笑。もう手元にはないですがあのエンジン音とオイルの匂いを嗅ぐと郷愁をそそられます。