Search
-
LIVE
-
WORKS
HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
詳細/購入はコチラ »
2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
日別アーカイブ: 2023年12月4日
賢者の石
12月4日 月曜日 晴れ 僕がそのスピリットをいちばんリスペクトしている巨人にお灸をさせていただいた。まったく、なんてことかと自分でも思うけれど、人生というか、運命というか、巡りあわせというか、、、未だうまく言葉にできずにいる。 きっと宇宙がこのスピリットに直に触れる機会を与えてくれたんだと思う。 最初に断っておくけれど、その人物が誰なのかって類推には意味がない。この場合、たいせつなのは僕がこころからリスペクトしているってことだけだから。 お灸はね。20年くらい前に西洋医学ではやることがなくなった母親にどうしたいのか訊いたなら、「生きたい」と申すので、その道のマスターに教えてもらって、あとは実践で身につけた。とはいえ、素人の域を出てはいないので、ともだちや自分に施術しているレベル。ただし、これは身体に一切害がなく、根気と愛もってやれば、とても効果があるので、その道の案内人になれればと思ってはいる。詳細を記す立場にはないので、それは割愛。 幾多の修羅場を乗りこえてきたであろうその肉体は、想像通りに屈強でいて、柔らかい岩のようだった。僕が感銘を受けたあのスピリットは脳ではなく、血流まで含めたwhole(全体)に宿っているように見えた。頑固でいて、柔軟。その柔らかさはコンパッション(思いやり)と比類のない誠実さでできていて、しかもチャーミングだった(ここ大事!)。 巨人とて加齢と、積年のストレスに打ち勝つのはむずかしかったのだと思う。けれど、お灸というコアまで届くトリガーによって、滞っていたものが一気に流れはじめる。赤ちゃんのように肌が桃色に反応して、活気が漲ってくる。 すごいな、感嘆。ポテンシャルがとてつもない、、。ツキノワではなくヒグマ、バンドウイルカではなくシロナガスクジラ。赤子のようで巨人。内包しているものがとんでもない。 思いかえせば、随分前に某国を旅しているときに兄貴分から聞いた。「日本にすごいスピリットを持った人物がいる」と。そのときは「ふーん」と聞き流したはずの人が、やがて目の前に現れたときは驚いた。そして、想像よりもすべてがデカい人だった。人生の迷子がローリングサンダーに会ったり、サッカー選手がオシムさんに会ったりする感じだな、きっと。笑。それはギフトそのもので、人生の灯台に出会った感じと言えばいいのかな? 航路はもちろん自分が決めることだけれど、それからの僕は無意味な座礁をしなくなった。 施術の間、90歳を迎えたウィリー・ネルソンを聴いてもらった。84歳のイアン・ハンターにしようかと悩んだんだけれど、ここは現役最年長の歌でいこうと。 巨人はスースー寝息を立てて眠っていた。失礼を承知で書けば、子供のようで、賢者の石そのものだった。