日別アーカイブ: 2023年12月12日

福岡への旅

12月12日 火曜日 雨 ようやくコが少しマシになって、僕らのツアーに合わせてできなかった小さな旅を実現してくれる人が増えて嬉しく思っています。 でもあちこち、絶望的に混んでるので、余裕をもって疲れないようにね。 暮らしている町で体験する音楽と小旅行の果てに聞く音楽は少し違うと思っています。どうしてって、旅先で聞いた音楽はその光景とともに深くこころに刻まれているからです。(ものすごく素晴らしいライヴを体験したときはなおさら。なので、僕らの役目も重要です) 昨日、自分への褒美に福岡旅行とともにライヴって投稿がありましたが、嬉しいっすね。ぜひ、愉しんでください。平和台球場跡は「強者どもが夢の跡」って感じです。僕は足繁く通っていたので、お堀を登っていくと、観衆の声が幻聴のように聞こえます。そしてコンクリートの階段を登って青空とダイヤモンドが見えた瞬間。ドーム球場ではぜったいに味わえないfield of dreams。 ラーメンはもはや一周いや、三周くらいして、「一心亭」。住んでいた頃はなんとも思っていなかったのですが、ずっと、あのなんでもないスタイルを庶民のために貫いているところが、憎きオシャレラーメン屋との違いです。ラーメンはおやつであって、主食ではありません!値段は限りなくワンコインに近く!それが博多んもんの意地です。 もし時間があったら、箱崎の「一楽」まで。ここは僕らの学生時代の味と雰囲気がまだ残っています。もうほんとうに絶滅危惧種です。うどんは「みやけうどん」で。行けばわかります。怖いって場合は入って安心「資さん」へ。これは北九州生まれの素晴らしいチェーンです。 焼き鳥は高宮の「かず」へ。僕が貧乏時代に毎日2000円以下で絶品焼き鳥を焼いてくれた恩人の店です。ぜひ行ってほしいけれど、もう僕のことは覚えてないと思うので、名前を出す野暮はなしでお願いします。ジュークジョイントではHWの恩人であり、鮎川さんの親友でもある故松本康さんが遺した素晴らしいレコードを聞くことができます。昼間に小腹がすいたら「風街」へ。喫茶「貘(ばく)」は画学生だった僕らの溜まり場です。アートに理解があります。 屋台はクソみたいな店もあるので、嗅覚をきかせて入ってください。風情は最高だよ。もう僕のおすすめの店はありません。地元の人に取材してみて。隣に座った人とともだちになれるのはいいっすよ。 愛宕神社は「灯り」を書いた場所で、油山の夜景も捨てがたい。イメージの中ではこの二箇所が混じっています。それから東区の少年たちが初めてチャリで冒険する志賀の島。ぜひ、展望台まで行ってください。博多湾を含め、福岡が一望できます。海の中道、雁の巣あたりもHWエリアです。中央区から船でも行けます。東区マニアなら、立花山、三日月山に登山もありです。子供のころの遊び場です。 お土産は近くの中島商店でめんたいを。今、いちばんヒップです。僕が育った町にあります。渡辺圭一の一推しです。たしかに美味かった! もうね、古くていい福岡はほとんど残っていないのです。ぜひぜひ愉しんでください。質問など、遠慮なく!明日は京都情報にしようかな。笑。 なんつっても里帰りしたHW。一回体験してほしいな。  

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