Recording days #018

7月5日 金曜日 曇り

朝早くから音楽に取り組んで、かつてなかった音をゲットすると、思わず誰も見ていないのにガッツポーズをしたりする。

やったぜ。

テックのKが完璧にメンテしてくれたテレキャスターが極上のサウンドを奏でる。その上にちょっとだけ6120をふりかけのように弾いて、極上のアンサンブルを得る。明日には3曲めが仕上がるだろう。嬉しい。

レコーディングやミックスがないときは、仕事部屋はほとんど使わない。だから、使ってると部屋が生き生きしてくる。自宅に仕事場があると際限なく働いてしまうから、仕事場には階上から出勤という体で。コーヒーと野菜ジュースを魔法瓶に詰めて、いちおう、外に出られるような格好をして、出勤する。その方がいい。耳が疲れると、階上で書き物をしたりする。くっだらないけど、こういうこと大事。笑

昨日、飲み屋でエンジニアのF君がレザーマンのウイングマンってやつを見せてくれた。こういうの、もっとも弱い。即買い。男子は工具に弱いのだよ。これを持って、山の家に行こう。

 

これは買うよ。笑

 

閑話休題。

 

とってもとっても残念なお知らせ。

長年に渡って僕らをサポートしてくれた、数々の伝説をともに作ってきた金沢近江町の魔界、メロメロポッチが隣接する国道の拡張工事のため8月25日をもって、一旦閉店することになった。

金沢のバックストリートの文化はあの店から発信されてきた。あまり、昔の話は書きたくないから、知りたい人はこのblogの検索エンジンで探してくれたまえ。まぁ、ほんとうに、あまりにもいろんな思い出がある。ありすぎる。

でも、金沢ピープルたち、店主熊野もオレも。前を向いて進もう。自分にできることに全力を尽くして、一緒に素晴らしい未来を創ろう。

だから。最後の日に金沢が生んだ水生昆虫、杉野清隆とライヴをやることにした。いつだって、全力でやってきたから後悔は微塵もない。あるとするなら、昨年台風でコンサートを中止にしたこと。それゆえ「日本のあちこちにYOUR SONGSを届けに行く」にメロメロポッチでの演奏を収録できなかったこと。

ならば、最後の日に録るか?それも考えてみよう。いつだったか、トリオのHWで酸欠になりながら、ものすごいことになってたね。まぁ、あんな感じで最後の日も前を向いて演奏できたらと思うよ。多大なありがとうの気持ちを込めて。

それもまた人生。

ここに店主、熊野の挨拶がある。

 

grateful thanks so much !

メロメロポッチ(金沢市近江町)

2019年8月25日(日)
出演 : 山口洋/杉野清隆

18時30分 開場/19時 開演
予約、前売4000円(D別)
当日4500円(D別)

予約メール
morio-k@r.vodafone.ne.jp

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Recording days #018 への1件のコメント

  1. SHO より:

    あちこちのジャケットで気になり
    検索したら、閉店の報せ
    北陸の魔界、最後の夜、
    これは行かなあかんね。

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