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これからどう生きるか

2月25日 水曜日 雨   これからどう生きるか、は常に頭の片隅にある。  それはネガティヴな意味ではなくて、命が限りある資源だと考えるなら、予想的な逆算も必要で、できるうちにやっておかなきゃならないことを、守りではなく、能動的に進めていきたいという気持ち。  暮らす場所だったり、食べるものだったり、すべてに言えることだけど、選択肢は実は無限大にある。それゆえ、移動するときもいつもアンテナは研いでおく。見落とさないようにね。ただし、もはや外国にエコノミーで行く元気はない。たぶん、隣国でも、渡った瞬間に浦島太郎だろう。JAPANがどれだけ経済的に後進になったか思い知るのは間違いない。  平野歩夢選手がたしか13か14歳の頃、X-GAMESで2位になった滑りを生で見ていた。とてもじゃないけど、人間業とは思えなかった。大会が終わったら、ハーフパイプは一般に開放される。だから、同じものを滑ってみたことがある。ただ滑るだけでも恐ろしい。リップなんて直角だし。そこから7メートルも飛び出すってことがいかにクレイジーなことなのか、やってみるとよくわかる。もちろんオレにはできないし、できる才能があったとしてもやらないと思う。あれは雪ではなく、氷の塊だし、着地に失敗してリップに身体を打ちつけたなら、即生命に関わることになる。  それゆえ、彼らが命をかけて飛んでいるのをポテトチップを食いながら見る気にならないし、国を代表して闘ってほしくないし、政治家がグリーン車をタダで乗るのなら、エコノミーに彼らを乗せてる時点でなんて民度が低いんだろうと思う。カネの使い方が間違ってる。  スノーボードは歴史の浅さゆえ、 チャラいスポーツだと認識されている部分がある。それゆえ、彼らは伝統として、そのスポーツの素晴らしさを伝えるために身体を張っている。自分が一番になることより、そのスポーツの素晴らしさを国境を超えて広めようとしている。そんな意味ではジェイク・バートンという人物は素敵な人だった。JAPANにも国産で唯一現存しているOGASAKAってメーカーが長野にある。オレの最初のスキーもOGASAKAだったな。一周して、次にボードを買うならMade in 長野がいいな、と思う。  これからどう生きるかって、そういうことの積み重ねだと思う。

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