故郷にて

7月27日 土曜日 晴れ

すっかり勝手知らぬ街になってしまった故郷にて。

早起きして、墓参りに行く。彼らに線香をあげるのは俺だけだろうと思っていたら、変わらずずっとお参りしてくれる人がいて、ほんとうにありがたく思う。

いい時間

同級生が久保田スラッガーにいる。野球が好きでもなかなか敷居をまたげない名店。ともだちに人生最後のグローブを選んでもらった。名手、辻さんのもの、我らがライオンズ、基選手のグローブ。もはや博物館入りの逸品を触らせてもらった。こりゃ、楽器だね。

なんにせよ、小学校のときお互いピッチャーだったけれど、俺は体が細くで早々と中学でドロップアウト。彼はそれをプロフェッショナルとしてやっているのだから、まじリスペクト。愉しい時間だった。

名店ここにあり。

名手辻さんのグローブ。

我らがライオンズ、基さんのグローブ。

俺の人生最後のグローブと同級生。

故郷に体をなじませようと、よく食ってた、わずかに生き残る当時のラーメン屋へ。490円。そうだよ、ワンコインで食えるのが俺たちの知ってる博多のラーメンだよ。これについて、近いうちにインスタにアップするね。

ホテルに戻って、フェス用に苦手な譜面を書きまくる。でも、曲の成り立ちがあらためて勉強になるよ。

譜面かきかき

さぁ、明日は福岡でライヴ。遠慮せず、来なされ。新しい曲、聴きにきてね。

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故郷にて への3件のコメント

  1. 古波蔵エリオット より:

    8月末で、親父の生きた人生の長さを超える予定です。
    晩年によく聴いていたカセットテープは『舟歌』に『鉄砲節』、そして、何が琴線に触れたのか、『ランバザ』(ランバダの誤記かと)と手書きされたインデックス。
    そんな親父とふたり、海釣りに向かうドライブの車中に、エアチェックしたジャズのカセットを持ち込む、中1のマセガキ。アドリブ・パートが始まった途端、「デタラメだ!」とひと言、ストップボタンを押す親父。
    私事を延々と失礼いたしました。

    そんな音楽環境に育ちつつ、生きてきた50年。そのうちのここ8年を洋さん、HWの音楽とともに歩んでこられたことが本当に幸せで、感謝しています。
    「親父代わり」と思える、幾人かの人との出会いが今の自分を支えてくれています。そして「その存在に憧れ、たくさんの教えをもらう兄貴のよう」と思える洋さん。その洋さんが兄弟のように想う長谷川さんの遺してくださったものは、洋さんの音楽を通じ、また、生き方や言葉から溢れ出て、私たちへ届けられ、円環しつづけていると思っています。

    西からの残照が射し込む佐賀・浪漫座で、そんなことを思いました。
    木の温もりの中から、遠い声、聞こえました。

  2. RF22 より:

    夏、一年ぶりに帰福します。
    ここ数年は、親父と娘が仲良しなので娘の予定に合わせて帰っています。今回、久しぶりに友人全員揃って飲みに行けそうなので、楽しみです。
    確かに、ラーメンは替麺して500円くらいですね。
    あー、ラーメン食べたくなってきた。

  3. 風にハモ太郎 より:

    「譜面かきかき」の楽譜題名が気になります。
    SA・SU・RAI?え・・・?
    もしも本当なら、現場にいたら、座り●ョン×ンですわ。
    「北のまほろばを行く」、山口さんの字ですよね。
    素晴らしいレタリング(いや直筆)。
    縦字ならもっと良かったのに。

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