日別アーカイブ: 2019年1月2日

投影

1月2日 水曜日 晴れ 運転、演奏、運動、読書、スマートフォン、コンピュータ、それにストレス。 何をやってもこの首には悪影響にしかならず。壊さないようにだましだまし、向き合いながら、少しづつ鍛える。その塩梅が難しい。春にステージに復帰するまでには完全に治したいと願っているのだが、ほんとうに難しい。病院に真面目に通っても、手術以外良くなる方法はないのだから、あとは自分でどうにかするしかない。 重力から頭の重さが解放されたとき、すっと楽になる。牽引されたとき、自分の首にあったタオル枕でねているとき。そうか。ならばリビングの床に寝たまま、天井に投影したら、映画を痛みなく観れるかも。名案だった。素晴らしい!痛みがないから、リラックスしてストーリーに入っていける。 だから難しい映画はやめた。封切りのとき、何度も観た「ニューシネマ・パラダイス」、それに「シング・ストリート」。何十年ぶりに同じものを観ると、自分が記憶を無意識のうちに書き換えていることがよくわかる。それを「過去の創造」と呼んでいるのだけれど、悪いことだとは思わない。それゆえ、今を書き遺しておくことはたいせつだなぁとも思うけど。 シーンも色合いも、ストーリーでさえも。記憶とは違っていた。そして感銘を受ける場所もおそらく違う。加齢とともに、定期的に観てきたのは「インディアン・ランナー」と「イージーライダー」だけだけれど、このファンタジーあふれる映画も加えていいかもなぁ。感涙が止まらなかったよ。たぶん、愛が通底してるからだろうなぁ。 アラン・タネールの「光年の彼方」。知ってる?好きだったなぁ。もう一度観てみたいなぁ。 投影されることは、テレビの画面とはだいぶ違う。そこに空気がある。それが自分にとってたいせつなことなんだね。自分の考えを委ねるだけの余白があるんだよねー。投影って。 ついしん ロバート・プラントの今が素晴らしい。彼がジェイソン・ボーナムに語った言葉。 “僕は君の父親を愛しすぎていた。君を軽んじてるわけじゃない。君は僕らの誰より曲を知っているし、君のようにプレイできる人はいまこの世界にいない。でも、同じじゃないんだ。僕はそういうふりはできない。ジューク・ボックスにはなれないよ” こんな人で僕はありたい。今を生きてるなぁ、この人。        

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