日別アーカイブ: 2020年4月4日

変わっていく世界

4月4日 土曜日 晴れ 原稿を書き上げて、素晴らしき編集者によって、丁寧にフィニッシュされ、サイトにアップされるまで約10日。 そのくらいのラグがあることを念頭に置きつつ、エヴァーグリーンな仕上がりになることをこころがける。 昨日のラーメンの原稿にしろ、ずっと伝えておきたかったこのアイルランドの原稿にしろ。今を懸命に生きる人の力になるためなら、もう少しここをこう書けばよかったと思うことがたくさんある。 そのくらいに、事態は自分という視座から見ても急速に悪化しているってこと、、、、。もはや、政府にどうのこうのって、それは糠に釘なわけだから、グラスルーツだろうがなんだろうが、他者を思いやって、笑いを忘れずサバイヴする方法を共有したい。メンタルをやられてしまった友人たちもいるから、そろそろ音楽の出番か、とも思っている。 なんにせよ、「元に戻る」という発想は通用しない気がする。よくも悪くも、やがて立ち現れるであろう新しい世界をどのように良いものにするのか、闇の中から見つめておきたい。 繰り返すね。もう「元には戻れない」と思う。取り戻すのではなく、新しく創る。その前に強力な茨の道がある。でも、それも愉しんでいこうぜホトトギスって感じか。     これはほんとうに描きたかった世界。このご時世に描くのはなかなかにしんどかったけれど、描いておきたかった。飢饉と圧政を生き延びた、あの人たちから学ぶことはたくさんあると思う。ぜひぜひ、読んでください。 Irish Heartbeat / 源流を訪ねて(前編) Irish Heartbeat / 源流を訪ねて(後編)     はてさて。 震災を乗り越え、街の中で文化の発信基地として、たいせつな役割を果たしてきた、福島県いわき市のライヴハウスSONIC。苦境に立たされています。わたくす個人も、MY LIFE IS MY MESSAGEとしても全力で応援します。 まずはT-シャツ。これ、ネットで賛同して買いました。敢えてリンクはしません。みなさんで検索していわきやSONICのこと、もっと知ってほしいからです。 忘れらない光景。 震災後、いわきは線量が高く、若者は外で遊べなかったのです。そんなときインドアのライヴハウスは若者たちで溢れていました。(今とまったく真逆の状況)。亡くなった遠藤ミチロウさんが満員の若者たちに向かって福島弁で「セックス !」と叫ぶ。それに応える若者たち。美しかった。オレは日本の未来を見たのです。 あのとき、SONICがどれだけの若者のこころを救ったか。こんな場所をなくしちゃいけないと思うのです。どうぞ、よろしく! ついしん ビル・ウィザースさん、 C・W・ニコルさん。たくさんのインスピレーションをありがとう!

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