北海道苫小牧市、魔界にて

11月21日 金曜日 曇り

茨城県大洗から北海道苫小牧までのフェリーは実に19時間かかる。door to doorで換算すれば、丸一日。飛行機なら、ほぼ世界じゅう何処にでも行ける。で、これが苦痛かと問われるなら、まるで逆。現代人が失ったファンタジーを取り戻すのにはちょうどいい。時速45キロの旅。

太平洋を航行するので、電波が通じない (ざまーみろ!) ネットも使えないので仕事のしようがない。あとは寝るしかない。日頃の睡眠不足を補うのに船の揺れは実によろしい。ビールを5本くらい飲んで、蚕棚みたいなベッドで眠りこけること、実に12時間。

僕らがようやく新幹線に乗ってツアーができるようになった頃(その前は常に機材車だった)食堂車があってね、あれが最後の風情だったのかなぁ。でも、フェリーにはまだあるよ。さっきご飯食べたけど、びっくりするくらいマズい。それがまたいい。風呂に入ったら、完全に和モノの刺青男が居るし。笑。寅さんだなぁ。ラウンジで一人将棋をしてるおっさんとかさぁ。あとは物理的な距離感が違うなぁ。

苫小牧。魔界にやってきました。オーナーのツルさんが病気だったので、心配してました。まだ本調子じゃないけど、魔界があるから僕はやってくるわけで、元気で居て欲しいです。こころから。かくいうオレだって、いつまでこうやって無茶な旅を続けられるのか分からないわけで、毎日、今日で最後だと思ってステージに上がります。猪木が云ってた「元気があれば何でもできる」ってのは真理だよ。元気じゃなきゃ、何にもできない。いや、ほんとうに。

ライヴ中に天井からひょっとこが落ちてくる、とか、電源落ちる、とか。相変わらずの魔界っぷりでしたが、もちろん全力でやりましたとも。みんな、元気でね。旅は続きます。さぁ、今日は札幌だ。

茨城あたりを爆走中。まだ、バンドのツアーの疲労が抜けてません。

茨城あたりを爆走中。まだ、バンドのツアーの疲労が抜けてません。

対向車から観たら、ただの危ない人だね。

対向車から観たら、ただの危ない人だね。

裏返るまで寝ました。

裏返るまで寝ました。

人には休息が必要だし、

人には休息が必要だし、

利用されるだけのオファーはバッサバッサと断ります。

利用されるだけのオファーはバッサバッサと断ります。

学ばないと、身の危険を感じてます。

学ばないと、身の危険を感じてます。

苫小牧です。オレにはまだやりたいことがあるし。

苫小牧です。オレにはまだやりたいことがあるし。

どうすか、この魔界の佇まい。

どうすか、この魔界の佇まい。

知床です。

知床です。

 

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北海道苫小牧市、魔界にて への2件のコメント

  1. 愛ぴょん より:

    「元気があれば何でもできる」本当ですね。
    元気で居てください。
    旅の安全を祈ります☆

  2. Nagatsuyu より:

    目が疲れを語ってる・・・やりたいこともあるでしょうが身体、無理なされないように。

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