簡素に生きる

7月23日　木曜日　曇り

ひとことで云えば、簡素に生きたい。老人になっても、生きていたなら、清貧がいい。

独りで生きるってことは、たかだか宅急便を受け取ることですら、ストレスなのですよ。ほんとうはルール違反だと思うけれど、とある2社（というより担当者）はとっても融通がきくので、いつも電話をくれて、不在でも、とある場所に置いてくれる。もう1社は、例のコンプライアンスってやつで、どーにもなりまっしぇん。コンプライアンスってやつは、非常時におけるただのエクスキューズです。

で、何とかポイントカードの類いは一切持ちたくない。特にTと名のつくものはほんとうにうっとうしい。あちこちで勘定のたび、店員が「T」と発した瞬間に「結構です」。まったく「T」のおかげで、どれだけ時間と労力を使っていることやら。店員は悪くないよ。マニュアルだもんね。オレが嫌いなのはTのやり方。それがいいサーヴィスと思う人も居るだろうし、オレにはまるで不要。だから、誘わないで欲しいだけ。オレはTには行かない。

先日、携帯を洗濯してしまった。とっても急いでいたので、嫌な予感を感じながらも、近所の携帯屋に行って、ほとんど娘みたいな年頃の店員とやり取りしなきゃいけなくなった。するってーと、どーよ。あの「T」がオレに配布された。何でだよ、オレは電話が欲しいだけなのに。「不要だ !」と告げても、受け取らなきゃ、新しいiPhoneは手に入らない。意味がわからん。あんたら、Tとどれだけ利益を分けあってんだか。おまけに、頼んでもいないサービスが勝手についてくる。「何とか放題」「何とかパック」。だ・か・ら、不要だって云ってんだろ !!!!!!! 怒。しかし、相手の娘はマニュアル通りに対応しているだけだからして、キレたところで意味はない。しかも「何とか放題」や「何とかパック」は30日無料とな。それは30日以内に自分で解約しなきゃいけないっつー意味である。もう一回書くぞ。

オレは大至急、電話が必要なだけだ。台風で飛行機が飛ばなくなる前に電話をゲットして福岡に行きたいだけだよ。

新しい電話になるたびに、過去の「何とかパック」の名称は変更されていて、もう何が何だか訳が分からん。ほとんどイジメとしか思えん。孫さん、オレ、もうあんたを応援すんのやめたくなってきたよ。結局、金の亡者じゃん。ってか、本気で電話を捨てたくなってきたよ。

簡素に生きたい。アゲイン。

旅先の福岡。ヤイコちゃんの楽屋で彼女の素晴らしい音楽を漏れ聞いているとき。Tカードからの電話。「チャージに関するご案内です」。もうね、降参。あんたらのシステマチックなT攻撃、勝てないよ。でも、どこかで一日費やして、すべての使わないサービスを解約してやる。オレの人生にTは一切必要ないことを証明する。がるる!!!!!!!

ツアーのために楽器を整備。こういう道具は一切オレを裏切らないから好き。だいいち、余計なこと喋んないし。