1月20日 土曜日 晴れ
そろそろアルバム「Your Songs」についてのプロモーション活動も終盤。たくさん、発言や出演の機会を作ってくれて、がんばってくれたスタッフや関係者のみなさんにこころより感謝を。ほんとうにありがとう!
もとからプロモーションが苦手で、それゆえバンドの可能性を自ら狭めていたフシもあり、50の齢をすぎて、一念発起。レーベルと「いまさら」契約したのも、僕らが心血注いで創ってきた音楽を、もう一度たくさんの人に届ける「努力」をするためでした。
銀次さんのラジオ、貴ちゃんのラジオ、ジョーくんのインタビュー。インタビュイー以前に、インタビュアーのパーソナリティーがそれぞれに僕の個性を引き出してくれています。以前は自分が出演した番組なんて、聴いたこともなかった(すいません!)けれど、それぞれの幾重にも重なった愛にこころを動かされます。
とくにラジオは表現者としての立場ではなく、1リスナーの耳として客観的に自分たちの音楽を受け取ることができる貴重な場所です。オンエアをライヴで聴いて、ああいい曲とか、演奏だとか、、、。そう思えたとき、創作にまつわるすべての苦労が報われるのです。
僕らが腐心して音楽を創っているように、番組を運営している人たちも、それぞれの状況の中で、音楽に愛を注いでくれています。僕らを育ててくれた音楽に「恩返し」してくれているのだと。彼らにとってのガソリンはみなさんからのリアクションなのです。何かを受けとってくれたなら、彼らにリアクションを返してくれたら嬉しいです。その気持ちはいつか美しい円環を描くと僕は信じています。
昨日の「不倫」の一件。どうしても気になって、彼の発言をすべて聞きました。彼は発言の最後にこの国の高齢化について、介護について、一石を投じるような素晴らしい発言をしていました。にも関わらず、そのことは報道されない。とても哀しい。
僕はこれからも自分の目で見たことしか信じません。その中から歌を紡いで、素晴らしいバンドとブチかまし、信頼できるスタッフとともにこころを込めて伝えていきたいと思っています。どうぞ、ヨロシク。
では、飲みに行ってきます。しゅるしゅるしゅるー!
会見の最後。そのことを伝えるためにあの方は記者の前に勇気をもって出てこられたのでしょうね。全文記事を紹介してくださっている方がいて、知りました。伝わるところには伝わっている。弱っている人を決定的に追い込んだ人々には自分のしたことを考えてほしい。そう難しいことではないはず…です。
ここのところ、言葉の暴力に対してどうバランスを取ればいいのか、自分の意識よりも深く崩されていることに気がついてずっと考えていて、結局は連鎖を自分で止めることしかないと当たり前のようなところに行きついて。そうするとやはり同じように考え、そしてもう一歩踏み込んでいる人と話す機会があり、救われる思いでした。
負の連鎖はとめるけど、受け取った愛は連環させる、のですね。何度も聞いたメッセージだな…。
ラジオ後半戦。まだ続いているのだなぁと驚きをもっていたのですが、ほんとにパーソナリティの個性によって違った話が聞け、最初の勢いから落ち着いた感じも愉しんでます。銀次さんとのお話は最後にとってあるので、そのうちゆっくり。
洋さん、いつもありがとうございます。