2月12日 火曜日 曇り
福島がとんでもないことになって、居ても立っても居られず、なにができるかわからないけれど、俺が住んでる町の連中とともに、福島と関わり始めた。
初期の頃には店やってる連中と炊き出しに行って、福島のリクエストで俺の歌じゃなくて、美空ひばりさんのフイルムコンサートをやったりした。
まぁ、とにかく思いつくことはなんでもやった。大変な日々だったけれど、なんだかとっても生きてる実感だけはあった。自分のためではない何かのためにひとつになれるとき、あとでそれが自分のためだったと教えてもらえることがある。
MY LIFE IS MY MESSAGEと細々と続けていく上で(10年目まではなんとか続けたいと思ってる)福島のことを自分の目で見てなきゃ続けられないから、ときどきひょっこりひとりででかける。
そのことを気にかけてくれた福島の重鎮が今度はどえらいたくさんお土産を抱えて、俺が住んでる町を訪ねてくれた。
町のアホどもがわらわらと集まってきて、いい夜だった。8年も経過すると、こうやってお互いが元気な顔を見せて、元気に酒を飲む。それだけでも十分にいいのだってことを教えられる。
毎年MY LIFE IS MY MESSAGEを開催すること、うんうん唸ってたけど、なんだか肩の荷が下りたというか、単純に音を奏でる歓びを思う存分ステージで表現すればいいのだってことを重鎮から教えてもらった。
で、日本酒でベロベロになってたら、ずっと僕らに風を送ってくれてる日本の最南端、石垣島の重鎮から電話がかかってきて、今年も311のためにコンサートをやってくれると連絡があった。こころの中で、確かになにかが繋がった。
いい夜だったよ。
福島のじじばばの前でひばりさんを歌う。前日、僕と加藤和也は福島の重鎮と飲みすぎて(飲まされすぎて 笑)ステージ裏のトイレで吐いてた。
山口さんが奏でるひばりさん。
ものすごく心揺さぶられます。
MY LIFE IS MY MESSAGE。続けてくださり、ありがとうございます。昨年の下北沢での冒頭のスクリーンがとても印象的でした。勿論、4人の奏でる音と共に言葉が織り成すステージが今でも心に残っています。
ひばりさんの曲。いつの間にか、洋さんの曲になっている。凄い! ロックンロール!
時々ふと思い出しては、たいして何もできない自分がいて、でもまた少し経つと少し忘れて…
イベントとか行けないので、少しでも何か関われるかと、グッズを買ったりもしました。
山口さんのブログは、そんな僕に時々福島のことを伝えてくれます。有り難いです。