12月3日 火曜日 晴れ
ツアー後半戦に向けて、都内某スタジオでリハーサル始まりました。
バンドで演奏することの素晴らしさ、続けることの難しさのほかに、プロ中のプロであるスタッフたちと「また」一緒にひとつの目標に向かって仕事ができることがどれだけ嬉しいか。バンドだけであの音が成り立っているのではないのです。スタッフたちのプロフェッショナルの仕事がなければ、ライヴはまったく成り立ちません。
今日は照明のザリー・柏木を紹介します。僕よりひとつ年上。
なんてったってザリー。命名したのはわたくし。出会った頃ザリガニチックだったので、ザリー。HW近辺でのみ「ザリーさん」と呼ばれています。彼の照明は「ザリガニ光線」とも呼ばれます。
マネージャー、事務所スタッフ、たくさんの人が入れ替わりました。でも、照明だけはデビューから29年、ずっとザリー一筋。彼以外の人間がHWの照明をやるのは不可能です。
僕らは演奏のサイズがまったく決まっていないので、空気が読めない人は照明なんてできないのです。でも、そこはザリー。どんなに無茶な演奏をしてもバシっと合わせてくる。そんな時、ステージに立っていて、ほんとに愛を感じるっすよ。
若い頃はお互いやんちゃで、中目黒から渋谷まで演奏しながら(もちろん酔っ払い)帰ったなんてこともあります。でも見かけによらずザリーは優しい。機材の積み込みもいつも最後まで手伝ってくれるし、打ち上げだって、絶対寝るのに、最後までいます。下品極まりないNY産の金のネックレスがトレードマークだったザリーが結婚し、娘が生まれ、今や高校生。清志郎さん、CHARさん、最近ではミスチルの12人の照明チームをまとめています。
でも、スタジオに来たらやっぱりザリー。彼が入ってくるだけで空気が和む。
ここからの3本、ザリーがザリガニ光線で帯同します。照明にぐっときたなら、帰りしな、このザリガニ顔にサムズアップしてください。ザリー、お互い力尽きるまで、よろしくね!
ついしん
アルバム、届いてるみたいだね。嬉しいっす。
昨日、Blink届きました。
やはり名盤!
仕事帰りの車内で、君を超えての「昨日の夕暮れを怒りで埋め尽くしちゃだめさ 明日の夜空を諦めで塗りつぶしちゃだめさ」の歌詞にグッとくるものがありました。
NYで山口さんがラジオから流れるワイルドサイドを歩けを毎日聞いていたように、仕事帰りには君を超えてを聴くのがルーティーンになりそうです。
本日、到着!
皆様の到着の報が続く中、不安がよぎる。
オープン ザ ポスト!
光輝くプチプチがありました。
自筆の宛名書き!
インクの香るパッケージ!
待ちわびた、My roomでON AIR解禁です。
本当、ありがとうございました。
Blink、受け取りました。
一聴した感想は、「とても聴きやすい」です。
曲のタイトルの中にも、今までの山口さんだったら絶対につけそうにないものもあって、良い意味で軽やかな感じがします。
山口さんがこのアルバムについて仰っていた、「ストーンズの『女たち』『エモーショナル・レスキュー』のイメージ」ということが理解できました。
ひょっとしたら、山口さんのアルバムの中で1番好きになる予感がします。
いずれにせよ、最新作が1番好きと言えるミュージシャンに出会えたことに感謝です。
山口さん、ありがとう。