難局

3月29日 日曜日 雨

難しい局面に入ったな、と思う。

ロックダウンしても感染拡大を止められなかった世界の大都市から学ぶべきことは、今、爆発寸前というどうなるかわからない手探りの状態の中で、期限を決めて、できるだけ早急に積極的に都市機能をロックダウンした方がいいのではということ。

もちろん経済的には多大な影響があるけれど、それでも感染が拡大して、病床が足りなくなり、人々が恐怖に震える生活を強いられるよりはいいのではないか、と思う。

昨日のアイルランド方式を今一度、コピー&ペースト。

いわく、家にとどまって、ウイルス感染の可能性を減らそう。自分のためではない、がポイント。ほとんどの人にとって、これはひどい風邪なんだけど、媒介になってはいけない。が大事なポイント。高齢者や、すでに病気を持っている人に移す可能性を限りなく減らそう、がポイントなんだな

それを自分の役目に落とし込んで考える。SNSなどを通じて、家にいることしかできない人たちに娯楽を提供することはできる。現在、開催する方向で進んでいるソロライヴに関しては各会場と今一度話し合って、会場の希望も聞いた上で、開催の是非を判断する。開催にあたってはできうる最大の努力をする。

そんなところ、か。

経営が苦しくなっているライヴハウスなどにはできる支援の方法を考えてみる。

日々、状況が変化して、正直、たかがミュージシャン、アーティストとしてもモチベーションを保つのは難しい。けれど、これもまた人体実験。積極的にやれることをやってみるので、参考にされたし。

都会を離れるったって、自分が保菌者だったなら、それを拡散する可能性があるわけだしね。近所のスーパーくらいしか行かないけど、もう少しマシな表情で人と接したいよ。そういうの大事だと思うよ。レジの人に「おつかれさまです」って会釈するだけでもいいと思うし。ほんと、ここはピースフルな場所って言われてるんだけど、こころの殺伐は避けたいし、バッドなヴァイブスを撒き散らしたくない。

なにはともあれ、笑いを忘れず、生き延びよう。

美味しいもの喰って、太ろう。笑。

お金は意味あるところに積極的に落とそう。

テレビやSNSは少し減らして、本でも読もうよ。おすすめはうーん、ウォールデンの「森の生活」。カポーティーの「遠い声、遠い部屋」。あるいはブコウスキーの一連のやぶれかぶれ本。ルポものなら、ハンター・トンプソンかな。

音楽はね。最近のソロライヴのBGMに使ってるけど、ハリー・ニルソンの新譜が素晴らしいよ。

YouTube Preview Image

 

昨日、寅さん観たけど、最高だったよ。寅さん、生きてたら、なんていうかな。笑。

 

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難局 への5件のコメント

  1. 萩原晋也 より:

    ご存知だと思いますが
    田島貴男さんは有料でインスタライブを行うとのこと。
    https://originallove.zaiko.io/e/hikigatari2020

    先日、無料のものを観ましたが結構ライブ感があり
    良かったです。

    自分だけの事にならないから
    行動に迷いというか普通は自粛するんです。
    それでも仕事はみんなやってると思うんだけど。
    ライブや飲みにいくことなどは娯楽なので
    極力控えてくださいと。

    客は自粛しか道はないのかな?
    やはり覚悟して行動するだけだろな。

  2. 放射線1号 より:

    久々に本を読もうと思って、手に取ったのがブコウスキーの町でいちばんの美女でした(笑)

  3. のえりあむ(奈良) より:

    京都公演、大阪公演に参加予定でしたが、高齢の親と同居しているため、万が一のことを考え、不参加とさせていただきました。
    山口さんのソロライブは自分の生活に欠かせないものになっています。ライブを見て心を充電して、次のライブまでの生活を頑張る。なので、不参加は大変辛いものでしたが、アイルランド方式を読んで、自分の決断が間違っていなかったと安心しました。
    ウイルスが無事に終息し、BLIND PILOT号で宇宙に行ける日を心待ちにしています。

  4. ヨコチン より:

    難しいですね。
    でも、日々刻々と変わる局面を見ながら、ウチの国の場合「お上」がかなり頼りないというか信用出来ないので半ば仕方なく自分で考える作業はそんなに辛いものでもなかったりします。そういや今までもそうやってきたよなあ、って既視感がある。
    今回は自分が保菌者である可能性があり、場合によってはそれが他人のいのちに関わるので、それは大前提で踏まえねばならない事ですが。
    当たり前なんだけど、今のところ、国内でも地域によって状況ってかなり違うと思うんですよね、人の多い大都市はかなりヤバそうだけど、僕の住んでいる田舎は平和です。だからまだ、その地域々々の実情に合わせた行動を取るべきなのかな、と。ライブだってそうあるべきで、規模や客層に大きな違いがあるのだから、その辺は全か無かではなくバリアブルに考える余地あるのかなって思います。
    まあ今日の時点での考えですけど。3日後はまた状況が変わっているのでしょうし。

    長々と失礼しました。

  5. らんとむ より:

    今は、一駅隣に住む両親に顔出す事にも、躊躇いが…。
    あまりにも静かな大嵐の中、明日も出勤です。

のえりあむ(奈良) への返信 コメントをキャンセル

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