3月30日 月曜日 曇り
昨夜、悩んだ末に決断しました。
4/1大阪・Knave、4/8横浜・サムズアップ。2公演を中止にさせていただきます。4/3豊橋・ハウスオブクレイジーは現在コンタクトを取っているところです。
払い戻しについてはリンク先の会場HPをごらんください。
ほんとうに申し訳ありません!
一人のミュージシャンとして、今何ができるのか。
状況を見て、ツアー・マネージャーと熟考し、ソロ・ツアーは現地の意見を聞いた上で、ハコのみなさん、主催者のみなさんが開催を望むのであればライヴは中止にせず、全力でそれに向き合うというスタンスを貫いてきました。
そんな中で、世界の状況の変化を見るにつけ、日本が武漢やNY、あるいはヨーロッパの大都市のようになっていないのは、単に奇跡的なことに過ぎず、政府の対応と発表がベストだとは到底思えず、確実にパンデミックの危機にさらされていると思っています。
僕がステージに立つことで、オーディエンスやハコのみなさんを危険にさらしていること。自分が移動することで感染源になり得ること。ライヴを重ねるたびにその想いは強くなり、正直に言って、音楽を楽しめないようになってきました。
ライヴハウス。その名前だけで槍玉にあげられ、キャンセルだらけになり、集客も激減している状況で、ハコのみなさんがどれだけ開催に向けて、努力をしているか、わかっているつもりなのでほんとうにこころ苦しいです。
でも、ライヴは、人を楽しませ感動を与え励ますもの。エンターテイメントは、人の命を危険に晒してまでやるべきではないと思います。志村けんさんも亡くなったらみんなを笑わせられない。バカ殿がコロナで命を落とすなんて、考えられないです。子どものころ、彼のギャグがどれだけ子どもたちを夢中にさせてくれたことか。
今は痛みをわかちあい、耐えるときだと思います。
今回、このようなことになって、日本全国のハコがどれだけ僕らミュージシャンにとってたいせつな場所なのか、あらためて知ることになりました。
このまま指をくわえてみているだけではなく、何ができるのか考えて、行動していきます。
音楽には力があるんだと伝えるために、また音楽をこころから愉しめる日まで、一緒に生き延びましょう。
命あってこそ。
ご理解いただけると、嬉しいです。
2020年3月30日
山口洋(HEATWAVE)
山口さん、
こんにちは。
私は若い頃、いろいろ問題を抱えていて、あまり音楽に興味を持てずにいました。でも、自分の境遇に失望していた二十歳の頃、30年近く前になります、たまたまケーブルテレビで出会った山口さんの音楽は、ビートルズも、ローリングストーンズも、何も響かなかった私に、初めて音楽の素晴らしさを教えてくれました。本当に、自分のための歌のように思えて。ごめんなさい。皆のための歌なのに。
それから今まで四半世紀もの間、私を勇気づけてくれています。バブルがはじけた後も、2つの震災の後も、リーマンショックのときも、そして今も、こうして生きる力をもらっています。家族もいます。
ただ、実はライブというものは、恥ずかしながら、47になるまで行ったことがありませんでした。なんとなくああいう場所に入りづらかったんです。でも、2年前、私が住む横浜、サムズアップに山口さんが来ると知って、初めて行ってみようと思ったんです。人生初ライブです。衝撃でした。カウンター席にいましたが、目が離せませんでした。こんな年になって、あんな感情が湧いてくるなんて奇跡だと感じます。
それ以来、横浜サムズアップ、毎回楽しみにしていましたが、今回ばかりは迷っていました。もし、開催するなら行きたい、でも・・感染するわけには行かない、感染させるわけにはいかない、と。
だから、いつかコロナが収束したら、また横浜に来てください。絶対に行きたいです。待ってますよ!!!
みなさまの逡巡、心中、お察しします。
生き延びるために、栄養とってくださいねー!笑
勇気のいる決断、尊重します。自分が勤めている田舎の会社は映画館とライブハウスで成り立っています。トータルで売上は前年の30%を切るくらい。何とか生き延びたいです
洋さん大変なことになってきましたね。志村さんショックです。また帰って来るだろうなと思ってました。ほんとにコロナは怖いな志村さんが教えてくれたような気がします。まだまだ終息しなそうですがみんなで頑張りましょう!絶対負けないぞ!洋さんもお体ご自愛くださいね。早くライブ行きたいですー‼️
逡巡されてのご決断、100%理解します。私自身も横浜公演に行くつもりで、ライブの現場に足を運ぶことが自分の大切な音楽を守る事だと思ってきましたが、ここ数日の状況を見るにつけ、自分がウィルスの媒介者になるリスクを考えてしまい、素直にライブを楽しめないのではないかと思うようになっていました。
今、コロナウィルスという共通の敵の前で全ての人類が立ち尽くしています。奇妙な形で出来上がってしまったかりそめの平等。きっと、僕らは試されているのだと思います。かりそめではなく、全ての人たちが力を併せてこれを乗り越えられるかどうかを…。
いや、絶対に乗り越えなくては。志村けんさんの魂に誓って…。
その時に見える新しい地平を見るために、今は静かに耐え、力を蓄えましょう。
山口さんもどうかご自愛のほどを。
たくさん逡巡あってのご判断かと推察します。まずはこのたびのご判断に敬意を表します。わたしもknaveは気合いを入れて整理番号1番入手してましたが、もちろん、残念ですが、こればかりは仕方ありません。先日、拾得、無理してでも行っておいてよかったです。落ち着かれたら、また勇気を与えて下さるお歌声、お聴かせくださいませ。その日が来るのを楽しみにしております。
ヒロシさんが、単なる同調ムードや保身のための「自粛」には逆らって、ライブをやり続けてこられたのは、そういう時こそ音楽の力が必要、アーティストとしての役目を果そう、ライブハウスを支えようという思いからだったと思います。
それは絶対に、政治家や経済人にはできない仕事だから。
でも、命が危険に瀕する危険水域に至ったら、その役割を果たすべきは、アーティストではなく、政治家や経済人ですよね。
経済は経世済民、お金儲けの道具ではなく、民を救うのが本分。
国の無責任の結果を、アーティストやライブハウスが負わされるのは、間違いです。
ここまでのライブ開催、そして中止のご決断、ほんとうにおつかれさまです。現実の状況の変化を見据えながら、実戦と深慮を尽くして出された、最善の答えだと思います。
きっとすでに多くのかたが参加されたと思いますが、ライブハウスを守るための10万筆署名、今夜がリミットですね。
名前を書くだけ、数秒でできますので、よろしければぜひ。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdoS3wgiYphbbmU-c-qnf65nj4oHhknV6LVY3BPpVYoMa6-XA/viewform
アーティストとライブハウスとファンと、みんなでできることを模索していきたいですね!
knave、もしリクエストを募ってくれるのなら曲は決めていました。
Sweet Revolution(No.2020)。
今この時にこの歌を聴きたかったです。
でも「だいじょうぶだぁ~。」って復帰してくれると信じてた志村けんさんが逝ってしまった。信じられなかった。オレは小学校の頃土曜の夜8時が楽しみで仕方なかった。発症して僅か十日ばかりで逝ってしまうなんて。切なすぎるよ。
でもだからこそ彼はこの国の危機を身をもって知らせてくれたように思います。
だからこれはベストの選択です。
洋さんもどうぞお気をつけて。
今はCDで十分です。
また来てください。いつでも待っとーけんね。
上記の署名、ヒロシさんも賛同人になってらっしゃったんですね。
期限が明日31日13時まで延びたようです↓
https://twitter.com/save_our_space_/status/1244532101879197696?s=21
そうです。私が変なおばさんです。
命あってこそ。私も音楽の力を信じてます。
当たり前の日常がどれだけ尊いことだったか。
私も今はCDで十分です。誰一人大切な人を失いたくないです。皆さん、生き残ってライヴで乾杯しましょうね!
ヒロシさん
みんなが元気でいれば、またいつでも会えます。
世界が穏やかになったらまた聴かせてください。
山口さんの決断、理解できます!私も数日前までは大阪のライブに行く気満々でしたが、日に日に状況が変わり自問自答、今日の志村けんさんの訃報で、かなり衝撃を受けて、コロナが身近で危険なものであることを思い知らされました。
今は耐えて、心から音楽を愉しめる日まで。
正しい情報を分別して、他の人への思いやりを持って。
今よりもっと良い方法があるはずですよね。
今自分にできることを考えていきたいです。
そして、また大阪へもライブをしに来て下さいね!お待ちしております!
今回の出来事で、ライブはあって当たり前のものだと思ったていたことを考えさせられた。
一夜、一夜、奇跡の積み重ねがあってのライブやったんですね。
SNS通してだけど、ライブハウスの開催へ向けての頑張り、配慮を見せてもらいました。
ライブハウスの方へ足を向けて寝れないよ。
前向き、前向き、絶対、この闇も晴れるさ!
ライブハウスで!Gretschで!宇宙へ誘ってくだされ!
それまでは、新しいの(CDかな?)待つ! 楽しみに頑張ります。
music have the power
people have the power
3月はいくつも行きたいライブが中止になり、そんな中、行けた先日の拾得。久しぶりに生の音楽を聴けて、やっぱライブは楽しくて好きと再認識でした。私にとってライブは日常的にあるもので、でも、そんな日常は当たり前じゃないんだなぁ、とても幸せで恵まれていることなんだなぁとも思いました。
そんな風に改めて感じる機会にはなりました。でも、早くピークを越して、少しずつ不安が減る日々になります様に。ライブを心底楽しめる時が少しでも早く来ます様に。