処理能力

11月23日 水曜日 雨 

 この時代にインディペンダントな生き方をするってことは、驚異的なものごとの処理能力が必要。ジャンルも一切関係ない。オールラウンドに気がついて、常に全体を見渡し、やれることを順序立てて計算し、前もってやれることはやっておく。その上でおきた突発的なことには即座に対処。なにかのイベントが終わったなら、一気に事務処理を終わらせて次のことに向かう。

 クルマやバイクを無心に洗っているときはいつもその状態。頭を切り替えたいとき。

 処理能力が落ちたとは思わないけれど、体力は残念ながら落ちた。なので、稀に積み残しが出る。これはもう仕方がないのだと諦める。これ以上、全力を尽くして身体を壊しても意味がないから。

 それでも物事は処理できる人間のところにやってくる。不思議なもので、できない人間のところには行かない。それは摂理なんだと思う。おまけに人が苦しんでいるのを見たら、放っておけない悪いタチがある。いろんな相談事もやってくる。

 ミュージシャンたるもの、音楽だけやって、あとはクズ。それが一番格好いいに決まってるけど、この時代、そんなやつはほぼ生き残れない。

 プロになる前、かなり肉体労働寄りの式典屋でバイトをしていた。そこにAさんってミュージシャンの先輩がいてね。同じキツい仕事をしているはずなのに、仕事が終わっても彼はピンピンしてる。身体は俺より小さいし、体力がそんなにあるとも思えない。なにかがおかしい。

 オレはAさんの観察を始めた。そして気づいた。重たいものを持つときに必ずAさんが「せーの!」と掛け声を出していることに。見破ったオレにAさんは「おまえすごいね!」と言ったのだけれど。笑。

 いろんな生き方があっていいと思うんだ。Aさんの処世術、すごいな、と思うけど、オレはやらないし、もちろん怒ってもいない。そういうことも含め、時流や、世間体に流されず、自らの「独特な」生き方で切り抜けようとすれば、LIFEは面白くなるはずなんだよね。

 ここまでくると、教科書なんてあるわけないし。自分で薮を切り拓いていくしかないんだけど、それが面白いんじゃんね。笑。ほんとだよ。えっとね、宇宙に懸けてまっすぐに生きる。そんだけだよ。

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処理能力 への2件のコメント

  1. ふなちゃん より:

    「物事は処理できる人間の所にしか行かない」
    このことばをお守りに、また、お仕事頑張れそうです
    焦らず奢らずクサらず

  2. ポレポレジャスミン より:

    悩んでいることがあったのですが、今日のブログで心の中で何かが変わりました。
    特に「宇宙に懸けてまっすぐに生きる」ってところがグッと来ました。
    自分の中の心の宇宙にも問いかけてみようと思います。

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