良きものを直して使うこと

8月26日 月曜日 晴れ 

 「労働」と「運動」は決定的に違うって、ファーマーが言ってたけど、ほんとうにその通りで。一年間放置された力仕事が溜まりに溜まっていて、昨日は残りの草刈り、木を伐採して道を拓き、すべての窓ガラスをきれいにし、屋根の修復をしました。書けば、これだけだけど。笑。

 総合的な人としてのスキルがなければ、山の生活は難しい。自分がアクションを起こさなければ、なにひとつ前に進まないから。気にすべきは天気の動向、次に食料状況。それらを鑑みて、まだ太陽が昇らないうちから、天気を逆算しながらら、本日のやるべき作業をフレキシブルに。

 合間に作曲、運動をして、さすがにおじさん力尽きます。それでも、家が息を吹き返していくのは嬉しいです。

 母親が使っていた出刃と柳刃を見つけたんす。使っていたのは覚えてるけど、死んで20年経っているからして、半端じゃないサビ具合。捨てるのは簡単だけど、鋼入りの包丁は一生モノ。彼女は彫刻をやってたので、刃物屋さんと取引があって、いい包丁を使ってたんです。

 なので、再生を決意。とはいえ、やったことがないので、麓でヤスリと砥石を吟味して買ってきて、少しづつ前に進む。ほんとうはグラインダーがあると速いんだろうけど。最初に激しく削りすぎるっつー失敗はしたけど、日に日に包丁らしくなってきたところ。笑。

 そうそう。ちゃんとした彫刻用の彫刻刀もたくさんあるんです。たぶん、ぜんぶ研がなきゃダメだけど、おそらく使えます。わたすが彫刻家になることはないので、使ってもらえる方に差し上げたいのですが、そもそもニーズあるのかな?

 いつものアドレスにメールをもらえれば済む話なんだけど、あいにくノートPCにそのアドレスを入れずに山に来たので、とりあえずコメント欄にご所望の方はご意見をば。

 もうひとつ。この家、熊本地震でぶっ壊れる前はものすごくちゃんとした建具で出来てたんす。いまどき、びっくりするくらいの建具です。サッシではなく、職人さんが手作りしたやつです。サイズもでかいし、二重ガラスだし、寒冷地仕様。同じサイズの障子もフルセットあります。雨戸はだいぶヤレてるので、使えないかもだけど。

 でも地震で家自体が傾き、使えなくなって、安物のサッシに入れ替えるしかなくなったんす。(元に戻すにはアンビリーバブルな金額がかかったのです)

 それゆえ、建具はほぼ全部キープしてあります。捨てるに捨てられず。これから変わった家を新築する人とか、古民家再生などにはとってもいいと思うんす。

 これも意味のあることに使ってもらえるなら、差し上げたいと思っています。これも、とりあえずコメント欄に。

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良きものを直して使うこと への2件のコメント

  1. Sayumi より:

    山口さんのお母様が使っていた彫刻刀を譲り受けるなんて責任重大過ぎて、、!すみません、彫刻なんて小学校の版画でやったのが最後なので全然名乗り出るつもりはないのですが笑
    良きところに旅立つことをみもっています(*^o^*)
    どなたかが、その彫刻刀を使って作った作品をいつかみてみたいです。

  2. hayase より:

    お母様の包丁が綺麗に甦っていくの楽しみです!

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