#028、福島県郡山市にて

10月19日 土曜日 曇り

この街で何度か演奏したことはある。でも、ソロツアーで自分の意思で訪れるのは初めて。

今年の3月に福島在住のChanoさんに誘われてこのハコに出演。その際にスタッフのまっすぐな情熱に打たれたから、ぜひツアーでとお願いして実現した。

こういうのは正直に書いた方がいいと思う。

ソロツアーを始めて、いったいどれくらいの月日が流れたのか。たぶん20年以上だろう。今夜は過去一オーディエンスが少なかった。その数、10012人くらいか。

昔だったら、折れたと思う。でも、今はそうは思わない。第一義的に数が重要ではないことが身にしみているから。我らの仕事は浮き沈みの連続。だから、こんな日に最高到達点を叩きだせないのなら、引退した方がいいと思う。

それゆえ、いろいろ考えた。空回りもした。

到達したのは。それぞれのオーディエンスが望んでいる曲を演奏することだった。それはオレがオーディエンスに寄せたのではまったくなくて。彼らが望む曲を演奏することで、オレさえイケていれば、その日にしかない一体感が中空に浮かび上がると思ったから。

まぁ、見事なくらい最近演奏していない曲ばかりだった。汗。歌詞も手元にはない。そんなわけでほころびもあったけれど、思ったとおり、奇妙な一体感が中空に浮かんだ。というか、いい曲が埋もれてるってことをオーディエンスに教えてもらった感じかな。

これからのソロツアーでもその場でオーディエンスに聞きたい曲を尋ねてみるってのはアリだな、と思った。そこでダイスを転がすように、ライヴは思いがけない方向に行くと思うから。

とってもチャレンジングだったよ。アリーナを埋め尽くしたオーディエンスも音楽のスリルとみずみずしさを味わってくれたと思う。

ハコから福島のウイスキーとお菓子をプレゼントされたんだ。でもね、荷物が多すぎて、ハコに忘れてきた。最低だよね。そんなわけで眠れなかったから、さっきハコに「ごめんね!」って置き手紙を置いてきた。まったくもう。

それからMLIMMにって、ビフォードの写真とともに、志を託してくれた君。ほんとうにありがとう!長井のコンバインの状況、確かめて、いちばん意味があると思えることに役立てさせてもらいます。

でもって、郡山。次はアリーナを埋め尽くしちゃる!がるるー!

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#028、福島県郡山市にて への8件のコメント

  1. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんにちは。

    長井のコンバインについて触れてくださっているので、村田山に宛てて。

    地元のディーラーに中古モデルあたったのですが適切なモデルなく、コンバインを眠らせたままだから手放してもよいと言ってくれるご高齢のかたがいらっしゃらないかと夫の地元で探してもらったのですが、そちらもおらず、という状況でした。

    お役に立てないご報告になってしまい、申し訳ないです。良い方向に話が進んでいくよう、願っています。引き継ぎ、MLIMM通じ、少しでもお役に断てることがあれば必ず。

  2. 中澤 美穂 より:

    村田さん
    入力ミスお詫びします!
    誤 村田山→正 村田さん
    ご無礼いたしました!

  3. トムトム より:

    昨夜は東京から、
    千葉ANGAや横浜Thumbs upへ赴くぐらいの感覚で、郡山へトンボ返り参戦致しました。
    しかし1時間弱で到着してしまう新幹線、恐るべしです。。(笑)
    そして、駅前にこじんまりと、
    それでも若いスタッフさん達の情熱の感じられるハコに出逢えた事に感謝しています。

    個人的には、HWの存在を知った「1995」から、
    もう来年で30年なんだなぁとしみじみ思いながら楽しませていただいた
    過去最高にレアな公演を、洋さん、ありがとうございました!!

  4. なおこ より:

    オーディエンスの一人でした。何か聴きたい曲があればと委ねられた時、とっさに閃いた曲たちを振り返ってみると、いまの自分の心が分かるようで、得がたい経験でした。終演後、オーディエンス同志で、お互いのリクエストの良さを褒め合いました笑 これからもぜひ、名曲たちに光をあてていただけるとうれしいです。行くことができて本当によかったです。どんなときも全力の愛と希望と勇気をありがとうございました!今日のわたしは瑞々しいと思います。

  5. 村田孝 より:

    皆さんからのご厚意を寄せられているのに、経過報告も何もせずにおりました事ご容赦ください。(中澤さん、ごめんなさい!)

    高野さんとメールでやりとりしていまして11月10日に長井の塾での教え子であり現在彼の父親が経営する自動車修理工場で働くK君と、山形長井〜京丹後の大遠征を行うことに致しました。

    まだ詳細は詰めていませんが、安全を心がけてお伺いしてきたいと思っております。

    その後は高野さんからの折角のお申し出なのでHEATWAVEと鈴木酒造ファンの皆様の思いを象徴するマシンとして使わせていただくことを検討しております。

    レインボープラン市民農場の終焉に心を寄せていただいた山口さんとこの場での皆様の思いを無駄にしないようにしたいと思います。

    「終わる時に始まるもの、君が諦めた時に手にするもの」

    今がそこであり、それであると感じ心から感謝しております。ありがとうございます。

    また何かあれば報告させていただきます!

  6. チャロ より:

    むかーし仙台に三宅伸治さんのソロライブを観に行った時、観客はお店の関係者と思われる2~3人と私だけでした。何という勿体無いことなのか、本当にやってくれるのかなと戸惑いながら待っていると、現われた三宅さんは全然気にする様子もなく全力で歌って演奏してくれました、素晴らしい!感激!天にも昇る気持ち!で家に帰って”凄かった~”と父に発したら、”なんだお前その臭い、何を食ったんだ”と、”えっそんなに匂う””凄い臭いだ”ガーン、私はライブ前に”一人前500円もつ鍋”の張り紙に心誘われ、いつか食べたかったもつ鍋を食べたのでした。鍋にゲル状のものが入っていてそこに大量のにらを自分でどんどん入れて食べるという、今まで経験したことのない珍しさに味の良し悪しもわからないままに面白がって全部食べたのでした。あの狭いライブの場で私はきっと酷く臭い”もつ鍋女”として三宅さんから認識されたに違いない、と乙女心は天国から一気に地獄に落ちたのでした。そんなことを思い出してしまいました。ところで今回の山口さんのライブ、誰もが前から3番目以内確実という、羨ましい限りの穴場スポット、行きたかったのに行けなかった~とても可哀想な私でした。

  7. 中澤 美穂 より:

    村田さん
    こんばんは。お疲れさまです。ご報告ありがとうございます。高野さんとのお話、上手くまとまり、進んでいて本当によかったです。
    来月の大遠征、どうかお気をつけて。
    村田さんが紹介してくださった菅野さんの著書、読んでいます。疾走感ある文章のタッチが何だか山口さんに似ていませんか。不思議だなと思いながら読んでいます。

    山口さん、スタッフのかた
    僅かではありますが、コンバインの輸送費用に充てていただきたく、MLIMMに振り込みました。振込人付加情報にTEAMNAGAIと入力してあります。ご活用頂ければと思います。

  8. 村田孝 より:

    昨日、私たちの活動に対しご寄付をいただいたと山口さんから連絡をいただきました。早速団体の口座にお振込みいただき、ご寄付をいただいた方、山口さんに大変感謝致しております。誠にありがとうございます!
     
    そして更にこのコメント欄を読み進めていましたら、ここでもありがたいお申し出がある事を知りました。

    中澤様ありがとうございます!

    皆様からのご厚意が循環しながら善き事に向かうよう大切に使わせていただきます。

    今後ともよろしくお願いいたします!

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