2月24日 月曜日 晴れ
ちょいと盛り上がってくれてありがとう。
Monoって知らない人のために説明しておくと、音がすべてセンターに集まっているので、聴覚上ステレオ音源に比べて10dBくらい大きく聴こえます。それゆえ、このフォーマットはシンプルな音楽に適しています。ロックンロールにジャストフィット。誰かが書いてくれてたけど、Dr.Feelgoodのデビュー盤なんて、これ以上ハマりようがないくらい。初めて聴いたのは高校1年だったかな。ラジオで鮎川さんがかけてくれたんだけど。ぶっ飛びました。そのお礼も本人にお伝えしました。「嬉しかぁ」って。笑。
ビートルズの初期作品ではメンバーがミキシングに立ち会っていたのはMono Mixのみなので、初期はMonoを聴くべしとされているってわけです。これね。ファンがシングル盤でプレゼントしてくれたんだけど、その音圧にのけ反りました。特にベースが。youtubeじゃわかりにくいと思うけど。
わたすの作品でMonoを採用したことはないけれど、ミキシング中はときどきMonoにして音像を確認します。なにがわかるかというと、ステレオにしたことによって、曖昧になっていたものが如実にわかります。「これは不要だ!」ってことがシンプルなフォーマットによって炙り出される感じ。
ビートルズを時系列で聴きかえす旅。今日は「サージャント・ペッパーズ」。1日中、家で鳴ってます。ランニング中は「ラバー・ソウル」。黎明期って、どんな文化でもたまらなく面白いっす。どうしってって、メソッドがないから、みんながパイオニアなわけです。そこがいい。
なんでもかんでも、金を出せば手に入る僕らは、こころの黎明期を失ってはいけないってことを教えてくれます。
一例として。
何度も書いてきたけれど、HWのすべての音楽は2011年製造のマックで創られています。これ、コンピュータ的に言って化石です。OSは10.8.6。もはやiPhoneとリンクしません。ネットにも繋がっていないし、英語だし、入っているのは音楽のソフトだけです。
という仕様のものを3つ保有しています。問題は周辺機器との相性が悪いことで、スタジオで録音したものをこのマックに取り込むことに苦労します。なにが起きても、対応できるように死滅していくハードディスクは複数保有しています。
一方、この原稿を書いているマックは最新のものです。音楽以外のコンピュータは最新です。
なぜに音楽のものだけ古いのか?それは2011年以上の技術を必要としていないのと、最新を追いかけると、みんなが同じ音になる(80年代のドラムサウンドしかり = 今聞くと、ちょっと恥ずかしくないすか?)傾向にあるからです。
実際、わたすのミックスを聴いて「古い」と感じる人はいないと思うのです。どこまで行っても「その人のセンス」が問われる仕事なんです。
実際、わたすのマックは超絶安定しています。音楽に特化されているし、ウイルスが入り込みようがないし、プラグインも充実していて、なんの問題もありません。HWを長年担当してくれているエンジニアの森岡さんがこのマックを監修してくれていて、彼のシステムとまったく同じものがコピーされています。
つい最近、アルバム制作のためにもう一台2011年の程度のいいマックを買い、森岡さんに手を入れてもらいました。彼はソニー録音部の最後の生き残りで、「いい音」ってことの意味を僕に教えてくれた人です。
このやり方が正しいのかどうかわからないし、その道の雑誌をたまに読むと、こんなシステムを使ってる人はいないのです。だから何?ってくらいの気概は必要かな。
ほんとうは僕らもアナログでやりたい。でも、もはやテープがないんです。
どんなクリエイターも「いつだって黎明期」ってくらいの覚悟でいきたいものです。
だって、ほんとに「コンプライアンス」なんてクソじゃん?ただの企業のエクスキューズじゃん。「マイナンバー」なんてクソすぎて言及もしたくない。番号で国民を管理して、年貢のとりっぱぐれをなくすっつーだけのことで。
ふざけんなよ。ってくらいの気概は持たなきゃね。特にこんな「死して尸」な連中はさ。
はい。行けるところまで行きます。
いえーっ、ダウンバイジェティ-!
いえーっ、ダウンバイジェティ-!
山口さん
お疲れ様です。
Fuckin’コンプライアンスですね。
中小企業がその気概を持っていければ
良い世の中になると思います。
ビートルズはモノで聴いてこそ本当のビートルズだとガチファンは言う。
かのジョージマーティンもサージェントペッパーはモノで聴かないと体験した事にならないと言ってたと言う。
確かに擬似ステレオは演奏左。歌は右。から聴こえる通称泣き別れMIXは気持ち悪い。
しかしモノで聴くのはかなりハードルが高い。なんせ値段も高いトホホ。
モノラルといえば以前ヒロシさんが良いと言ったBluetoothスピーカーもモノラルではなかったかな?
僕は使ってないけど、カミさんにプレゼントして今でも愛用してますよ。
僕も使ってみようかな。
理屈なんか考えずモノラルというのはずっとステレオより下に見ていたので見識を改めたいなって思いました。
今回の日記ですでにそうなのか〜とは思っているんですけどね。
ホワイトアルバムまではモノ盤聴いてると楽しいですね。それ以降は南米盤などでモノ盤は存在しますが単なるダウンミックスでした。しかしレットイットビーは地味なかんじでよかったです。シングルですとやはりペーパーバックライターですね。ベースの音量がここまで出てるのはこのシングルが最初ではないでしょうか。
山口さんのおっしゃること、よくわかります。
A Hard Day’s Nightのジャーン!は、どのバージョンのstereo mixよりも
オリジナルのmono mixがいちばん「広がって」「飛び出してくる」感じで気持ちイイですね。
魔訶不思議極まりないのですが、エンジニアリングと編曲が最高に上手く組み合わさったのでしょう。
私が聴いているのは09年Mono BoxのCDですが、アナログ盤だともっと凄いのかな?
ところで、山口さんがリンクしてくださったDr. FeelgoodのShe Does It Rightですが、06年に制作されたstereo mixのようです。
2分35秒~エンディングあたり、2時方向からオーバーダブされたウィルコのギターが聴こえます。
きちんとクレジットされていないので判り難いですが、こちらがオリジナルのmono mixだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=xvcy5r47SPU
Down By The Jettyもmonoとstereoの聴き比べが楽しい盤の1つですね!
マニアの揚げ足取りみたいに見えてしまったら本当にごめんなさいです。
シンプルなロックンロールとmono mixのジャストフィットを伝えているのだから、
補足したほうが喜んでもらえるかなと思いまして。大変失礼いたしました。。。
20歳の時にバンド仲間から買ったシーケンサー、ヤマハRY10がとうとう動かなくなった。30年以上、宅録のドラムとベースの打ち込みで使っていたもので、今からDTMを覚える気力もなく笑、中古のQY100を探す日々。これすら2000年発売すけど。確かに3台くらい欲しい気分です。